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sms
口説き文句(マジシン)

「お前のすべてが好きだよ」
顔も体も声も髪の毛の先まで、全部愛してる。

こういう言葉をもらえるのは、凄く幸せなことなんだろう。



年齢差を超えた付き合い(マジシン)

「お前なんて嫌いだ! このクソ親父!」
知ってるよ。
でも好きなくせに。



破壊神降臨(シンタロー、マジック、キンタロー)

「死ねッ! 眼魔砲!」
「はっはっは! まだまだシンちゃんに殺られたりしないぞ! 眼魔砲!」
どかーん
「また親子喧嘩か」
テロリストよりもタチの悪い伯父と従兄弟に今日もため息。



掃いて捨てるほど(マジシン)

青い両眼を見据えて、「なんでそれほど俺に執着するんだ」って言った。
すると相手はすうと目を細め、
「別にお前じゃなくてもいいんだよ。私を慕う人間は腐るほどいるからね」
それを聞いて胸の辺りがずうんと重くなった。
自分で聞いておいてなんだけど、これが悲しいってことなんだと思う。
「でも、誰と寝たって最終的に行き着くのはお前だよ」
嬉しいのか悲しいのかわからなくなる答えをありがとう。
畜生、どうして俺はアンタなんかが好きなんだよ。
こんなに苦しいのにちっともわかっちゃくれなくて、
俺の感情なんて二の次にするこんな奴に。
どうして俺はアンタなんかに惚れちゃったんだろう。



このスケベ(マジシン)

「んぅっ…さ、さわんな……ぁっ」
「セクハラはパパの生き甲斐だよ」
「こ、このスケベ!」

登場が派手すぎます(マジックとシンタロー)

「シンちゃんパパだよ~!」
「帰れ!!」



意地を張る(シンタローとマジック)

俺一人で大丈夫、なんて意地を張っていても
そんなこと見抜かれているわけで
「おいで、シンタロー」
その声で呼ばれたら、俺はアンタに縋るしかないじゃないか



嫌よ嫌よも好きの内(マジシン)

「お前なんて嫌いだ! 大ッ嫌いだ!」
「嘘つきなシンちゃん。ホントはパパのことが好きで好きでたまらないくせに」
「アァ? なに勝手に妄想してんだよ! 俺はお前なんて大嫌いだ!」
妄想は個人の自由だよ、というのは置いておく。
「―――そう。」
雰囲気をガラリと変えて、ひとこと告げると
シンタローが「う、」とひるんだ。
「なら、いいよ。私もお前のことを嫌いになる。今からお前なんて嫌いになるよ」
たちまち表情が曇って、流麗な眉も情けなく下がって
後悔してます、と全身が言わんばかり。
シンちゃん。君は本当にバカだ。
パパがお前を嫌いになるなんて有り得ない。
あの島でお前を殺そうとしていた時でさえ、私はお前を愛していたのだから。



ご機嫌いかが?(マジックとシンタロー)

「ご機嫌いかがかな? マイスウィートハニー」
「お前の出現で一気に急降下だ」



こたつと猫とみかん(マジック)

「ここにシンちゃんがいれば言うことなしなんだけどなぁ」



抱きしめたいのはあなただけ(マジシン)

「シンちゃん、大好き」


領収書は忘れずに(ハーレムとシンタロー)

『夕飯の材料を買ってきて』
マジックからの呼び出し内容はそんなもの。
嫌だと叫びたかったけれど、上官命令は絶対だから逆らえない。
「おい、ちょろちょろすんじゃねーよ。迷子になったら捨てて帰るぞ!」
片手にメモ
右手に黒髪の甥っ子
「ハーレムぅ、あれ買ってよぉ~」
「ったく、しゃーねーな。持って来い」
お使いも楽じゃない。



春(マジックとハーレム)

「1歳のお誕生日おめでとうシンちゃんッ! さっそくお餅を背負ってもらうよ~」
「なんで餅…? しかもでけぇな。」
「日本では1歳の誕生日を迎えると一升餅を背負って歩かせるんだよ。
大きくなったもんだね~って、みんなでお祝いするのさ!」
「ふーん。幼児虐待かと思ったぜ。」
「それからお金と筆、そろばん…と、お米を並べるんだって。
選ぶものによってその子は将来どんな人に育つか占うらしいよ。
シンタローはどれを選ぶだろうねぇ(わくわく)」
「そりゃいいけどよ、兄貴。シンタローが餅につぶされて泣いてるぜ。」
「ああっ! ゴメンねシンちゃん! よしよし。
何歩歩けたのかな? 距離からして7歩くらい? がんばったねぇ!」
「…つきあってらんねぇな。がんばれよ、シンタロー。」

背(シンタロー→マジック)

まだまだアンタには追いつけない、背中しか見えない
だけど絶対に並んで歩けるようになってみせるから
首洗って待ってろよ、クソ親父



片方だけ(シンタロー→コタロー)

ふたつもあるのなら、ひとつは俺に頂戴。
いらないいらないと泣くくらいなら、俺に頂戴。
あの人と同じ色のその瞳。
片目だけでいいからその秘石眼を俺にも分けて頂戴。



変。(シンタロー→マジック)

「アンタを一文字で表すとしたら、これほどぴったりの漢字はないな。」



ぬいぐるみ(コタロー)

「ずっと一緒だったんだ。」



追跡(マジック→シンタロー)

「逃げられると思ったら大間違いだよ。」



記念日(マジックとシンタロー)

「今日はシンちゃんとパパの出会いの日~!」
「ああ…誕生日以外にもこんな日があるなんて…」
自慢のコレクション(シンタローとマジック)

「捨てろッ! 全部廃棄処分だ!!」
「わぁぁぁ! 愛しのシンタロープレミアムエディションは捨てないでぇぇ!」
「お前本気でどっか行け!」



電話(マジック→シンタロー)

「たまには電話くらいしてよ。パパ心配。」



阿吽(あうん)(マジシン?)

「親父。」
「な~に? シンちゃんのお願いならパパなんでも聞いてあげるよッ!」
呼ぶと奴はそれは嬉しそうに振り返る。
体全体が溶けちまいそうな勢いだ。

「父さん。」
「何? シンタロー。」
呼ぶだけで。
それだけのことなのに、すぐに素行が崩れる。

「………パパ?」
「ちょっと待ってね(鼻血)」
レースのついた真っ白なハンカチを取り出して鼻を押さえるその姿。
情けない。



沈黙者(マジック)

「守ってくれる人はいない。だから僕が弟達を守らなきゃ。」
唯一僕らを守ってくれた人はもうこの世界にはいない。
本当は誰かに守ってほしいけど、僕はライオンの子だから弟達を守らなくちゃいけない。
だから弱音を吐くわけにはいかないんだ。強くならなきゃ、生き残れないから。

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sms
静寂(マジシン)

アンタがいない、それだけで。
イラついて、仕事にも手がつかなくて、そのへんにある物に当り散らしたくなる。
普段なら騒がしくて、とうに眼魔砲のふたつみっつはぶっぱなしてる頃なのに。
もっと腹が立つのが、そんなことでムカついてる俺自身。
もう末期症状だろ、コレ…

出会い(マジックとシンタロー)

「病院の新生児室。」
「俺は覚えてねぇけどな。」



椅子(グンマ、シンタロー、キンタロー)

「わぁー、これ、シンちゃんと僕の椅子だよ!」
「懐かしいなあ。ガキの頃、親父が二人おそろいで、って買ったんだっけ。」
「座ると”ぷきゅっ♪”って音が鳴るんだよー。でも古いからもう鳴らないね。」
「おそろい…子供の頃か…俺には無縁のものだな(欝)」
「き、キンタロー!」
「話題が悪かったねぇ…そうだ!!
キンちゃんもこれから何かをおそろいにすればいいよ!」
「…何をおそろいにするんだ? 服は無理だぞ。
シンタローは血しぶきを浴びてもわからないように、
いつも真っ赤なブレザーを着用しているのだからな。」
「誰の血しぶきを浴びるっつーんだよ。マジックの鼻血かァ?」
「それも含めてだが、お前は伯父貴をめこめこにノシてしまうだろう?
その時の返り血だ。」
「あんだとコラ。事実なだけに反論が思いつかねぇぞチクショー。」
「ケンカは人様の迷惑にならないところでやってよね。
ともかく、おそろいにするものを考えようよ!」
「おいおいグンマ、ガキじゃあるまいし…」
「…俺の子供時代を奪ったのは誰だったか…」
「悪かった。俺が悪かった。もう何も言ってくれるな、キンタロー。」
「ねぇねぇシンちゃんキンちゃん! おそろいのパジャマなんてどう!?」
「いたたたたたたたたたたたた。三十路近い男どもが何を。」
「なんて素敵なんだ。ぜひそうしよう。」
「もう好きにしろよお前ら!」
―――後日、おとーさまお手製のアヒルパジャマ(色違い)が僕達三人の元に届いた。



三色限定(マジック)

マジック前総帥は頭を悩ませていた。
真剣な表情とは裏腹に、悩んでいる内容は実にくだらないものだった。
「3色…」
考えるときに顎を手にやるのはマジックのくせだ。
眉間にしわを寄せ、覇王と恐れられた彼は頭を抱える。
「無難に三原色、赤・黄・青でいくか…
それとも意表をついてライラック、オフホワイト、エメラルドグリーンにしようか…
いやいや、それぞれに似合う色にしなくては。
シンちゃんは黒髪が映える白、グンちゃんならピンク、キンちゃんは…」
ミシンを目の前に置き、裁縫箱を片手にため息をつくナイスミドル。
その横では布を注文するために、
辞書並みの厚さのカタログをめくっている秘書達の姿があった。
ヒナタ(マジックとシンタロー)

「シンちゃん! 今日は天気がいいから、パパとひなたぼっこしようよ!」
「嫌だ。」
「今ならパパの膝枕つきだよ~。」
「いらねぇよ。邪魔だからどっか行け。」
「眼魔砲☆」

づどむ。

「て、テメェ……」
「さあ行こうかシンちゃん! 愛してるよー。」
「愛してるなら手加減しろよ…」



絵本(マジックとシンタロー)

「シンちゃ~ん! 寝る前にご本読んでぇ!」
「とうとう頭まで腐ったかテメェは。いやもともとか。」
「エヘへ。パパ、シンちゃんに甘えたくなる病にかかったんだよー!」
「俺の視界から消えろ。もう二度とその姿をさらすな。」
「シンちゃんひどいよぉぉ! ハンカチかみしめパパ泣いちゃうッ!」
「泣け泣けわめけ。そして死ねッ。」



ガラクタ(マジック)

「役に立たない人間はガラクタ以下だよ。存在そのものが罪だ」



カオス(マジック→シンタロー。マジシン)

自分でもおかしくなるくらい心の中はぐちゃぐちゃで、
何が詰め込まれているのかわからないくらい、混沌とした私の感情。
誰かを求めて、求めるくせに内に踏み込まれることを拒絶して。
私自身どうしたらいいのかわからない。
だけど君が死ぬほど好きなのはわかってる。
私にはそれだけなんだよ、それが私の生きている意味そのものなんだ。
わがままなパパでごめんね、ダーリン。



崩壊(マジック→シンタロー)

「強がってばかりじゃ、いつかは壊れてしまうよ」



コラッ!(マジック→ハーレム)

「タマネギを残すんじゃありません!!」



生意気(マジシン風味)

「生意気なお前の泣き顔が好きだよ。
私だけにしか見せないその表情が好き。」



キライ(マジック→シンタロー)

ねえ、シンタローは知ってるかな。
お前が私に投げつける言葉の痛みを。
「このクソ親父!!」とか「テメェは引っ込んでろ!」ってよく言うよね。
どんなこと言われても笑顔で返すか、わざとらしくハンカチ噛んでみせるけど。
本音を言うと、すごく辛いんだよ。
やっぱりシンちゃんはパパのこと嫌いなのかなって。
どんなに償いをしても赦してはもえらえないのかなって。
すっごくすっごく悲しくなって、時々なんだけど、泣いちゃう。
シンタロー、お願いだよ。パパは被害妄想激しいんだからさ。
もう少しでいいから、ほんのちょっとでいいから、やさしくしてよ。



痛くて(シンタロー→マジック)

「あの言葉が俺の心臓を引き裂く」

『私はおまえの父ではない』

「誰のどんな言葉や態度よりも、アンタのそのひとことが痛かった」



生きろ(マジック→シンタロー)

「傷つかない生はないよ
私たちは生きている限り、どこかで誰かを傷つけ
同時に傷つけられているのだから
何も犠牲にせずに生き続けることなどできはしないんだ
どんなに辛くても苦しくても、それでもお前は生きなさい」


止まらない(マジック→シンタロー)

「私を止められるのは、シンタロー。お前だけだよ。
早くパパの元に帰っておいで。」



裏切り(マジック。マジシン)

「パパが他の人を好きになったら、シンちゃんきっと死んじゃうね。」





静寂(マジシン)

アンタがいない、それだけで。
イラついて、仕事にも手がつかなくて、そのへんにある物に当り散らしたくなる。
普段なら騒がしくて、とうに眼魔砲のふたつみっつはぶっぱなしてる頃なのに。
もっと腹が立つのが、そんなことでムカついてる俺自身。
もう末期症状だろ、コレ…



深(マジック→ジャン)

どこまでも、深く、深く。ゆっくりと君に溺れてゆく。



出会い(マジックとシンタロー)

「病院の新生児室。」
「俺は覚えてねぇけどな。」



椅子(グンマ、シンタロー、キンタロー)

「わぁー、これ、シンちゃんと僕の椅子だよ!」
「懐かしいなあ。ガキの頃、親父が二人おそろいで、って買ったんだっけ。」
「座ると”ぷきゅっ♪”って音が鳴るんだよー。でも古いからもう鳴らないね。」
「おそろい…子供の頃か…俺には無縁のものだな(欝)」
「き、キンタロー!」
「話題が悪かったねぇ…そうだ!!
キンちゃんもこれから何かをおそろいにすればいいよ!」
「…何をおそろいにするんだ? 服は無理だぞ。
シンタローは血しぶきを浴びてもわからないように、
いつも真っ赤なブレザーを着用しているのだからな。」
「誰の血しぶきを浴びるっつーんだよ。マジックの鼻血かァ?」
「それも含めてだが、お前は伯父貴をめこめこにノシてしまうだろう?
その時の返り血だ。」
「あんだとコラ。事実なだけに反論が思いつかねぇぞチクショー。」
「ケンカは人様の迷惑にならないところでやってよね。
ともかく、おそろいにするものを考えようよ!」
「おいおいグンマ、ガキじゃあるまいし…」
「…俺の子供時代を奪ったのは誰だったか…」
「悪かった。俺が悪かった。もう何も言ってくれるな、キンタロー。」
「ねぇねぇシンちゃんキンちゃん! おそろいのパジャマなんてどう!?」
「いたたたたたたたたたたたた。三十路近い男どもが何を。」
「なんて素敵なんだ。ぜひそうしよう。」
「もう好きにしろよお前ら!」
―――後日、おとーさまお手製のアヒルパジャマ(色違い)が僕達三人の元に届いた。



三色限定(マジック)

マジック前総帥は頭を悩ませていた。
真剣な表情とは裏腹に、悩んでいる内容は実にくだらないものだった。
「3色…」
考えるときに顎を手にやるのはマジックのくせだ。
眉間にしわを寄せ、覇王と恐れられた彼は頭を抱える。
「無難に三原色、赤・黄・青でいくか…
それとも意表をついてライラック、オフホワイト、エメラルドグリーンにしようか…
いやいや、それぞれに似合う色にしなくては。
シンちゃんは黒髪が映える白、グンちゃんならピンク、キンちゃんは…」
ミシンを目の前に置き、裁縫箱を片手にため息をつくナイスミドル。
その横では布を注文するために、
辞書並みの厚さのカタログをめくっている秘書達の姿があった。



なくしたもの(サービス→キンタロー)

君を見ると  なくしてしまったあの人を思い出す  想い出す
君は何も悪くはないのに  その存在が
私を  さらなる悲哀の深みへと  唯  導く



影(シンタロー)

「それ、俺のことか?」



ヒナタ(マジックとシンタロー)

「シンちゃん! 今日は天気がいいから、パパとひなたぼっこしようよ!」
「嫌だ。」
「今ならパパの膝枕つきだよ~。」
「いらねぇよ。邪魔だからどっか行け。」
「眼魔砲☆」

づどむ。

「て、テメェ……」
「さあ行こうかシンちゃん! 愛してるよー。」
「愛してるなら手加減しろよ…」



絵本(マジックとシンタロー)

「シンちゃ~ん! 寝る前にご本読んでぇ!」
「とうとう頭まで腐ったかテメェは。いやもともとか。」
「エヘへ。パパ、シンちゃんに甘えたくなる病にかかったんだよー!」
「俺の視界から消えろ。もう二度とその姿をさらすな。」
「シンちゃんひどいよぉぉ! ハンカチかみしめパパ泣いちゃうッ!」
「泣け泣けわめけ。そして死ねッ。」



ガラクタ(マジック)

「役に立たない人間はガラクタ以下だよ。存在そのものが罪だ」



カオス(マジック→シンタロー。マジシン)

自分でもおかしくなるくらい心の中はぐちゃぐちゃで、
何が詰め込まれているのかわからないくらい、混沌とした私の感情。
誰かを求めて、求めるくせに内に踏み込まれることを拒絶して。
私自身どうしたらいいのかわからない。
だけど君が死ぬほど好きなのはわかってる。
私にはそれだけなんだよ、それが私の生きている意味そのものなんだ。
わがままなパパでごめんね、ダーリン。



崩壊(マジック→シンタロー)

「強がってばかりじゃ、いつかは壊れてしまうよ」



コラッ!(マジック→ハーレム)

「タマネギを残すんじゃありません!!」



生意気(マジシン風味)

「生意気なお前の泣き顔が好きだよ。
私だけにしか見せないその表情が好き。」



キライ(マジック→シンタロー)

ねえ、シンタローは知ってるかな。
お前が私に投げつける言葉の痛みを。
「このクソ親父!!」とか「テメェは引っ込んでろ!」ってよく言うよね。
どんなこと言われても笑顔で返すか、わざとらしくハンカチ噛んでみせるけど。
本音を言うと、すごく辛いんだよ。
やっぱりシンちゃんはパパのこと嫌いなのかなって。
どんなに償いをしても赦してはもえらえないのかなって。
すっごくすっごく悲しくなって、時々なんだけど、泣いちゃう。
シンタロー、お願いだよ。パパは被害妄想激しいんだからさ。
もう少しでいいから、ほんのちょっとでいいから、やさしくしてよ。



痛くて(シンタロー→マジック)

「あの言葉が俺の心臓を引き裂く」

『私はおまえの父ではない』

「誰のどんな言葉や態度よりも、アンタのそのひとことが痛かった」



生きろ(マジック→シンタロー)

「傷つかない生はないよ
私たちは生きている限り、どこかで誰かを傷つけ
同時に傷つけられているのだから
何も犠牲にせずに生き続けることなどできはしないんだ
どんなに辛くても苦しくても、それでもお前は生きなさい」



虹(グンマ)

「お日様と雨からのプレゼントだよ。」



ステーション(マジックと秘書ズ)

「一度でいいから電車に乗ってみたいなァ…」
『だめです。』
「なら、電車がホームに入ってくるのを待つだけでいいから! ね? ね?」
『だめなものはだめです。私たちの身にもなってください。』
「ちぇ。」



ホクロ(ハレ高)

「そこ、舐めてみてもいいか?」
「それだけで終わらないから嫌です。アンタ全ッ然TPOを考えませんし。」



止まらない(マジック→シンタロー)

「私を止められるのは、シンタロー。お前だけだよ。
早くパパの元に帰っておいで。」



裏切り(マジック。マジシン)

「パパが他の人を好きになったら、シンちゃんきっと死んじゃうね。」



散歩(グンマとコタロー)

「コタローちゃんっ♪ 一緒にお散歩に行かない?」
「行くー……ちょっと待った。背中に背負ったその網かごは何?」
「散歩ついでに、山菜取りに行こうかと思って。
わらびやぜんまいがおいしい時期だからね!」
「変なところで庶民くさい家だよ…」



アンテナ(キンタローとシンタロー)

「ハーレムが戻ってきそうな予感がする。」
「不吉なこと言うんじゃねぇ。」
「何を言う。喜ばしいことこの上ないじゃないか。
……通信が入ったな。―――ハーレムが帰ってくるそうだぞ。」
「お前時々人間じゃねぇような気がするよ。」



四重奏(四兄弟)

『みなが互いをそれぞれの形で愛していた
そのことを互いに理解できなかっただけ』



夏休み(グンマ、シンタロー、マジック、キンタロー)

「シンちゃーん、夏休みはどこ行くー?」
「総帥にそんなものはない。」
「パパの時にはあったけど。」
「お前は黙ってろよ。」
「長野に行こうよぉ。軽井沢の別荘で避暑!」
「それから群馬でだるまでも買って帰ろうか。ね?」
「わーい、おとーさま名案!」
「マジック伯父貴、俺は群馬名物焼きまんじゅうを食べたい。」
「うんうん、いいよ~。私も食べてみたかったんだよねぇ。
あ、ついでに前橋の知り合いにもちょっと挨拶しておきたいな。」
「ならばそれも含めて、俺が予定を立てておこう。叔父貴達にも一応連絡しておく。」
「俺の言ったこと一切無視かよ。」
「無視などしていない。キビキビ働け、シンタロー。夏休みは日本で過ごすぞ。」
「だぁ~からそんな暇ねぇって…」
「ないなら作ればいい。今から身を粉にして働けば一週間くらいは休める。」
「シンちゃんがんばって~!」
「パパも影ながら応援するよ!
これから講演会あるから、お仕事手伝ってあげられないからね。」
「おめェらみんな鬼だアァ――――――――――――――――ッッッ!!!」



ある朝目が覚めると(キンハレ)

隣でハーレムが寝ていた。
勝手に入ってくるのは構わないが(むしろ歓迎すべきことだ)
彼の気配に気づけなかった自分が憎い。
きっとハーレムへの愛情が足りないせいだ。俺はまだまだ未熟だな。
シンタローなんて、寝ていても半径20メートル以内に
マジック伯父貴がいるのに気づくほどだというのに。
あれが世間で言うところの、『愛のなせる業』なんだろう。
今度シンタローに極意を聞いてみようと思う。



手と手(マジックとコタロー)

つないだ手をゆるく前後に振りながら、二人で歩く。
時々くっついたり離れたりしながら。
沈黙が苦しくなくなったのはいつだったかな。
「今日のお夕飯はすき焼きだよー」
頭上から降ってくるパパの声。
何の気なしに僕は左手に持った袋をちらりと見た。
中に入っているのはネギとしいたけと卵。ひとつだけだよ、と買ってもらったお菓子。
ちなみにお菓子はみんなで仲良く分けなくちゃいけないらしい。
「パパぁ、お腹空いたー」
「帰ったらすぐに支度するから、もうちょっと我慢してなさいね。
それから夕飯前に甘いものを食べちゃだめだよ」
僕らどこから見ても立派な親子だよね?
それから後も、やっぱり僕らは手を前後に振りながら帰った。



恋心(マジック→シンタロー)

甘えてきたかと思えば、いきなり冷たい態度をとったり、
笑っていたかと思えば、突然怒り出したり。
私の日常は全部君の気まぐれに支配されているといっても過言じゃない。
猫よりもタチが悪い君を相手にできるのはパパだけだよ。



おかえり(マジックとシンタロー)

「おかえり。」
「…ただいま。」
何処にいてもお前の帰る場所は私しかないのだから。





sms
好き(マジシン)

「シンタローがいない世界なんて考えられないよ。そんなものいらないね。
価値がまったくないと思うよ。君がいないなら」
そんな台詞を平然と吐けるアンタがちょっとうらやましくもあり
イカれてる、頭わいてんじゃねぇの、とも思う
ちくしょう。アンタが死ぬほど好きだ、俺。



生まれる前(マジシン)

「アンタの過去が知りたい。」
(でも本当は知りたくない)
「だってアンタは俺のことを最初から知ってるんだ。」
(知っても過去には入り込めないから)
「それってズルくない?」
(嫉妬でこの身は焼き焦がれそうなのに)

「悔しいから俺でアンタをいっぱいにしてやる。
思い出とかそんなもの二度と思い起こせないように。」

上を向いて(マジシン)

アンタとのキスは切なくて
触れたぬくもりが離れていくのがひどく苦しい



キラキラヒカル(マジック)

僕らの目と同じ色の青空と。
薫る若草のにおい。
光を受け、きらきら光る金の髪。
発せられては溶け消える笑い声。
あの日僕らは幸せだった。



デジャヴ(マジック)

「私を棄てるのは私が愛したものばかり」


刹那(マジック)

それは刹那の出来事でした
あっと思う間もなくあの子は私の前に立ちはだかり、力強く私にしがみつきました
向かい来る青い光から私をかばうかのように、強く、強く
それを認識できた次の瞬間には激しい爆音が響き
私のすぐ傍にあった温もりは離れていったのです

どうしてかわかりませんでした
あの子はあんなにも私を憎んでいたはずなのに
なぜ、私をかばったりしたのか

もうもうと立ち込める煙があらかた晴れて、うずくまるひとつの影に私は安堵しました
しかし、愛しい黒髪のあの子はどこにもおらず
変わりに青の力を宿した青年がそこにいただけでした



大好き!(マジシン)

「だぁぁぁぁっ、うるせー!! 何回言ったら気が済むんだ!」
「何回言ったって足りないさ!
パパのシンちゃんへの愛は山中に湧き出る泉のごとくだよ!」


人形(マジックとシンタロー)

「新作人形、騎士シンタロー! パパのピンチには颯爽と現れて…」
「眼魔砲。」

ちゅどぉぉぉぉんっっ!

「ああっ! 作るのに2日も費やしたのに! パパ泣いちゃうぞー!」
「泣きてぇのはこっちだ。」
母さん…こんなヤツのどこが良かったんですか。
あなたの感性とかその他もろもろを疑います。
俺はなんだかもうくじけてしまいそうなので、早くこのバカを迎えに来てください。



闇(マジック)

真っ暗な道
手をつないでいてくれる人も
引き止めてくれる人も
誰もいなくて
ただひとり、闇の奥へと突き進む



もしも(マジシン)

「ねえ、」
「もしもお前が誰かのもとへ逃げたら、」
「もしも私から去っていくというのなら、」
「私は絶対にお前を殺すよ」


親子(マジシン)

「『生まれてこなければ良かった』
そんなふうに感傷的に考えてた頃もあったけど…
だけど今は、生まれてきて良かったと思えるんだ。
私にはかわいい弟達や子供達がいる。
そして、かけがえのない存在=シンちゃんに会えたことを運命とか神に感謝!」
「…アンタみたいな人間でも運命や神を信じてるんだな…」

smc



何の感情も映さない目で僕を見下ろしている人。
疎ましいとも愛しいとも思わない、
僕の存在などどうでもいいのではないかと思わせる雰囲気が怖かった。
決して無関心なわけではないはずなのに、僕のことになると興味も関心も失ったように
表情を露にしないで接してくるこの人が今でも恐ろしい。


「お前が生まれるまで、」


一言も発することなく見下ろしていた人が、思いついたように口を開いた。


「私は独りだったよ」


その目は僕を見つめたまま一時として逸らされることはない。
そして目を合わせた僕自身にも視線を外すことを許さない。
目を逸らすことすら必要のない強さ。たった二つの目が僕のすべてを支配する。

逃げ出したいのに動けない。無意識に発せられる威圧感が体を縛りつけた。


「……どうして? パパの傍にはお兄ちゃんがいたじゃない」


やっとのことで声を絞り出せば、目の前の人は困ったように目を細めた。

別に困るようなことは言っていない。
本当に僕なんかいなくても、この人にはお兄ちゃんがいれば事足りていた。
この人はいつもお兄ちゃんばかりを見ていたし、
僕のことなど気にかけている様子はなかった。
たとえ兄がいなくても獅子舞や美貌の叔父がいるのだから、独りではないはずなのに。


それなのに、僕が生まれるまで独りだったと言う。




「そうじゃなくてね」
「………」


何かを考える時には片手を顎の下に添え、首を傾げる。
その様はお兄ちゃんによく似ていた。
血の繋がらない兄のほうが僕なんかよりこの人によく似ていると思った。


「私と同じ子が生まれたでしょ」
「…それって僕のこと…?」
「そう。お前も私と同じように両目に秘石眼を宿して生まれた」


ゆっくりと手が伸びて、冷たい指先が僕の目尻を撫でる。
目の形を確かめるように僕の目の周囲を辿っていく。
まるで自分のものであるかのように、遠慮なく触れてくる冷たい手。
嫌でも指の動きを追ってしまうのは、まだこの人に心を許していないせいだ。


「だから私だけじゃないって思ったんだ」


覗き込んだ目に僕の姿が映っていた。
綺麗だ、と思った。
僕の目にもこの人の姿が映りこんでいるのだろうか。


「両眼に破壊の力を持って生まれたお前なら、私の苦しみを理解できると思えたんだ」


すらりと長い指先が目元を離れ、頬を伝い、最後に髪を撫でた。



「私は生まれてから長いこと独りだったけれど、お前が生まれてから私は独りじゃなくなった」


僕の存在がこの人の孤独を救えたのかはわからない。
でも、この人が独りじゃないと感じられたのなら
僕が生まれてきたことにも意味があるのだと思った。
この人が僕を必要としていたことが嬉しかった。


何かを殺すことしか出来ない、忌まわしい両眼。
兄が秘石眼を欲しがっていたことは知っている。父が溺愛している、黒髪の兄。
その兄でさえも共有することの出来ない苦しみを僕はこの人と分かち合える。

僕がこの人と共有できるものはそれだけしかないから。
ひとつくらい、僕が独り占めしたっていいよね。


「だからお前も独りじゃないよ」
「……そうだね」


パパは僕がいるから独りじゃない。それは僕にとっても同じ意味を持つから。


「僕もパパがいるから独りじゃないね」


何度目かの誕生日。それは恐れていたはずの両目がすごく大切になった日のことだった。




**************




両目が秘石眼の苦しみはこの二人しか判らないものですよ、多分。



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一日目。

親子になる練習。
まずは抱きしめるという会話から始めよう、とお兄ちゃん(バカな方)が言っていた。
それを実践している僕らは結構真面目な部類に入ると思う。
「いたたたた」
「あ、ごめん」
慌てて手を離すその人は、ちょっと困ったように眉根を寄せていた。
「ったくもぅ! パパは馬鹿力なんだから少しは手加減してよ!
僕はお兄ちゃんみたいに死んでも生き返るような芸当は出来ないんだからね!」
「んー、がんばってみるよ。なかなか力加減が難しいね。
ハーレムやキンちゃんとか丈夫にできてる人間で練習してこようかな」
「………それはやんなくていいよ。ほら、もう一回」
「え? でも痛いんじゃないの?」
「いいから!」
「我侭なコタローだねぇ」
焼きもち焼いたなんて言わないけど、パパと一緒に本当の親子になりたいから。




四日目。

「おいで、コタロー」
昔は冷たかったその声が、今ではほんの少しだけ暖かいような気がする。
「ん、」
両手を伸ばせば軽々と抱き上げられて、甘い香水のにおいに包まれる。
膝に抱き上げられる感触も、落ちないように体に回される大きな腕も。
求めてやまなかったあの日の願望。




九日目。

「うわあああぁぁぁぁぁぁあっっ!?」
「…驚いた?」
「今の悲鳴でわかんないの!?」
「いやあ……そんなに驚かれるとは思わなかったし」
イライラして地団駄を踏みながら、背の高いパパを見上げた。
「あのねえ! 足音とか気配もなく背後から抱きつかれたら誰だってびっくりするよ!」
「そうなの? だからシンちゃんによくタメなし眼魔砲受けるのかー」
家にいるときくらい普通にしていてほしい。でなきゃ家中が眼魔砲で穴だらけになっちゃうよ。




二十日目。

ふわりと僕を包んだ両腕に体をもたれさせる。
お互い大分慣れてきたんじゃないかと思う。
しばらく無言でいたけれど、パパのひとことですべてぶち壊し。
「コタローのにおい、変わった?」
「自分の体臭なんてわかんないよ」
ウソだよ。最近気づいた。パパの香水のにおいが僕に移ってること。
それだけ僕達は近い存在になれたってことなのかな?
「なんかコタロー……親父くさいよ」
「アンタのにおいだよッ! 加齢臭ッッ!」




あれから一ヶ月。

「パパ!」
呼んで走って抱きついて。大きな体は揺らぐことなく僕の体を受け止める。
そのまま抱き上げられ、この人の目線の高さを感じた。
いつもパパはこうやって一番高い場所から僕らのことを見下ろしているんだろうか。
でも、それだけじゃないことをちゃんと知ってる。
呼びかければ、体をかがめて視線を合わせてくれるようになったこと。
そのことがどれだけ嬉しいか知ってるかな?
「今日のおやつはなにー?」
「ショートブレッドにしようかなと思ってるんだけど…」
腕を首に回してうなずけば了承の合図。
ちょっと長くなった金髪が鼻をくすぐる。
「……でも紅茶はペコがいい」
ゆるゆると髪をすく指先が優しい。
背中をなでる手が暖かい。
「わかってるよ」と告げられる声がひどく甘い。


僕の居場所はここなのだと。
いつかその声で教えて。




**************




いつかこんなふうになれたらいいなあという願望。



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