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パジャマでおっじゃっま♪


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――――さてどないしますか……
グンマから預かった『子供化の薬』で何故か女性と化したシンタロー。
彼(彼女?)を総帥室内にある仮眠室のベッドに運び、そっと横たえる。
とりあえず、布団の上なんだから……とまで考え、シンタローの胸元に目をやった。
体が全体的に細くなった所為で、膨らんだとは言え胸にもだいぶ余裕がある。
しかしこの総帥服では暑いだろうと判断し、タンスの中からパジャマを探す。
で、ねずみさんパジャマを発見した。
ねずみさんである。
コミカルで小さなネズミさんが沢山プリントされている。
「……………………どないな趣味でッか……」
アラシヤマがそう呟くのも無理はなかった。

「よっ……」
上半身を起こし、腕を背中に回して倒れないよう固定。
そのまま総帥服のボタンに手をかける。
しかし! アラシヤマはあることを浮かれていて忘れていた。
今は夏だと言うこと。そんな時期に下着なんか着る男はいないと言うこと。
つまぁり
総帥服上着のボタンを外したアラシヤマの目の前に飛び込んできたのは、
「――――――――っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!」
――――なっっなっっんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁつみかん!!!?????
こらこらこらっ
完全に逝った瞳で遠くを見つめるアラシヤマ。
――――シンタローはん着やせするタイプやったんどすなぁ……
胸を見ないようにして、服を脱がせる。
――――柿か思たらグレープフルーツだったとはっ!!
……おーい。

さて、上着は何とか脱がし、次はパジャマを着せる。
んが、言うほど簡単でないこの作業。
シンタローに意識はないわけだから、当然アラシヤマが必死でシンタローの腕を袖に通す。
その時にどうも胸がこっちに当たったりするのだ。
一度腕が滑ってシンタローの体が倒れ、ダイレクトに胸が腕に当たったときは下半身を直撃した。
まぁ……そんなこんなで色々ダメージ受けつつも、何とか上着を着せ終わる。

しかあし! さらなる試練がアラシヤマを襲った!!
――――下着……どないします?
ご愁傷様。

とりあえずズボンを脱がせる。
出てきたのはほっそい腰とスラリとのびた足だった。
はっきり言ってそれだけなら全く問題は……アリまくりです。
――――トランクスどすなぁ……
そのたうり。
ピンクの妙に無表情なウサギがプリントされたトランクスの所為で色気50%減(当社比)
だが考えようによっては一命をとりとめられるかもしれない。
トランクスのゴムが入っている部分。前には穴があいていて、ゴムの長さを調節できるようになっている。
――――コレを使えばこれ以上血ぃを見ぃへんですむ!!
……一番最初に胸を見た時に『どばーっ』と鼻血が出て、仕方ナシにティッシュを詰めて置いたのだ。
その詰め物を何度も何度も代えても血が止まらない。
当然である。その後だって何度も見る羽目になったのだから。

ネズミさんパジャマのズボンをはかせ、余ったすそ部分を折る。
で。
後はタオルケットをかけて、出来上がり!

と、同時にアラシヤマはホッと息を付く暇もなくトイレに駆け込んだ。

更に1時間ちょい過ぎ後
目が覚めて混乱しているシンタローに
「ああ、目ぇ覚めました?」
と言うアラシヤマは、どこかすっきりした顔をしていた。

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ごめんなさぁぁぁいっっっ(脱兎)




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キリリク6000小説『アラシヤマ×シンタロー』

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「あ、おーいアッラシヤマさ~んっ!」
ガンマ団内の幹部以外立入禁止vな棟、通称『修理費大臣』の廊下にて、アラシヤマはとことん脳天気な声に呼び止められた。
「あれ……グンマはん……どないしました?」
総帥シンタローの所にある原稿を届けに行く所だったのだが……
「あのねっあのねっシンちゃんに渡すモノがあって、今から行くところだったんだけど……
 アラシヤマさんもシンちゃんの所行くの?」
「そうどすけど……キンタローはんは? いっしょやなかったんどすか?」
「ん~とね?この後一緒におべんと食べる約束してたんだけど……ソレでちょっとお願いがあって……」
ピンときた。
「それやったら、なんだかしりまへんけど、ソレあずかりましょか?」
「お願いできる? 実はお願いしようと思って声かけたんだ」
えへへと子供のように嬉しそうに笑うグンマは、とてもあのキンタローと従兄弟同士とは思えない。
「ありがと、じゃぁこれ…」
はい、とグンマが渡したのは、片手に収まるくらいの小瓶だった。
中には琥珀色の液体が入っている。
「……これは?」
いぶかしげに眉をひそめるアラシヤマ。
「んっとね? 高松が作った薬だよ」
「……ドクターが?」
さらに眉をひそめて問う。
「いったい何の薬どす?」
「ん~? えっとねぇ……絶対に内緒だよ?」
いたずらっ子の様に片目を閉じて、人差し指を自分の口に当てて言うグンマ。
どうやら高松にも同じことを言われているらしい。
「あのねあのね……この薬を飲むと、子供になっちゃうんだって!」
あくまで小声で、しかし興奮した声で言う。
「ほぉ?」
「あ、信じてないでしょ! ほんとだよ! 僕見たもん!」
何を?とアラシヤマが尋ねる前に言ってきた。
「これを飲んだカエルがおたまじゃくしになったり、ナメクジが小さくなっちゃったり!」
――――うわーうそくさ~
前半はともかく、後半は単なる塩じゃ……と疑うアラシヤマに、グンマは小瓶を渡し、らりらり~♪と廊下を去っていった。
「…………子供化の薬言うても……」
手の中にある小瓶をじっと見つめ、そしてニヤリと笑った。

◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆
「シンタローは~ん」
「あぁ書類の直し出来たのか?」
「ええ、それと。」
「それと?」
「実家から梅酒送られてきたんどすけんども…」

◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆

シンタローがそっと目を開けると、いつもの天井だった。
――――え~と……何でオレ寝ているんだ?
自分の額に手を当てる。
そして妙なことに気づいた。
細い。
腕が、妙に、細い。
「え……?」
思わず呟いた声もヤケに甲高い。
「何……だ……? コレ…………」
声を震わせながら、自分の身体を確かめるように触れる。
一番違和感があったのは胸だった。
散々鍛えた筋肉がない。
――――ッツーかコレは…………
イヤな予感がしつつも、そっと当たりを見渡す。
と、よく見知った姿があった。
「ああ、目ぇ覚めました?」
にっこりとこちらに近づいてきたのは当然ながらアラシヤマ。
――――そうだ、オレ……コイツと梅酒飲んでて……
「お前……一体何盛ったんだ?」
聞き慣れない自分の声に戸惑いを感じながらも、何とか声を出す。
「イヤなに、先ほどグンマはんから預かった『子供化』の薬を」
「うそつけ」
「ウソやないんどすけどねぇ……」
困ったように眉をよせるが、『ウソだ』と言うだけの根拠があった。
「何が子供化だっ!」
がばっと上半身を起こし、
「女体化じゃねぇかっこのだぁほッ!!」
シンタローがびすっと親指で指した先には、こらまたふくよかな胸があった。
「グンマはんはそういっとったんどすけどなぁ……」
どこか遠い目をしながらアラシヤマが言う。
ドクターのつくった物だから仕方ないんじゃないか?あたりのコトをアラシヤマは説明しているのだろうが、
シンタローは、とりあえずもう一度自分の身体を確認するのに躍起になっていた。
とりあえず、筋肉が無くなって細くはなっているが、全体的に丸みを帯びている。
一番変わっていたのはやはり胸だった。
――――ってまて!
果てしなくイヤな予感がして、膝を曲げて布団を持ち上げ、手の動きが悟られないようにする。
下半身に手を持っていって……。
「うわぁぁぁっっやっぱりねぇぇっっ! オレの自慢の」
ぼすっ
「ぶっ!?」
「少しは落ち着いておくれやす」
シンタローを殴った枕を片手にアラシヤマが言う。
「てーえめぇ……」
ぎろりっと睨み付けるシンタローの視線をかわし、
「シンタローはん……ワテはあんさんのコトが心配で……」
そう言いシンタローの身体を抱きしめる。
「アラシヤマ……」
シンタローもアラシヤマの背中に手を回しその腕に力を込める。
ぎぅううううううううううううううううううううううううっっっっ
「も~と~は~と~言~え~ば~貴様のせいだろうがぁッッ!!」
「あああああッ嬉しおすけど痛いぃッ!」

「ま、これは仕方ないとして……」
ひとしきりベアバックをして気が少しは晴れたのか、シンタローはベッドから立ち上がった。
ベッドの上には背中をさすって突っ伏しているアラシヤマがいるが、とりあえず無視する方向で。
――――さて……どうする?
一番妥当なのはドクターに連絡して、解毒剤(既に毒扱い)を作らせることである。
だがしかし、
アラシヤマの説明によれば、ドクターが作ったのは『子供化』の薬らしい。
しかし出来た薬は『女体化』
――――ちゃんと実験しとらんのかあのマッドサイエンティスト!
悪態を付いてる暇はないが、そうでも思わなきゃやってられない。
とりあえず、横でうめいている男に命令。
「アラシヤマ、とりあえずお前ドクターに連絡」
内線電話を指さし命令。
「何でワテが?」
「オレのこの声で電話してみろ。女になったッてばれるだろ」
「別にばれても……」
「『私が作ったのは子供化の薬です! 女性化するなんて絶対におかしい!是非とも実験を……』ってコトになるだろうが!!」
「う゛~~~ん」
――――説得力ありすぎどすシンタローはん。
「ま、仕方ありまへんな。」
よっこいしょと体を起こし、電話に手を伸ばした。

TRRRR……TRRRR……がちゃっ
『もしもし? 第193研究室です』
「あ、もしもしドクターどすか?」
『ああ、アラシヤマさん。どうかしました?』
「さっきグンマはんから『子供化の薬』もろたんどすけど」
『ぎくぅっ』
「……ぎくう?」
『イヤアレ……実はラベル間違えちゃいまして……』
「ほお(やっぱりか)」
『女体化の薬なんですよじつは。』
「…………………………」
『まぁ……変な副作用はないはずですし、この際ですから総帥にでも飲ませてみては?
 ああ、解毒剤は明日の昼頃出来ますから』
「……(鋭いなぁ)そうどすな。じゃぁ明日の昼に……」
『ええ、では』

「どうだった?」
電話が終わるやいなや聞いてくるシンタロー。
「明日の昼までには解毒剤出来るようどすな」
「なら良かった……」
ホッと息を付く。
と、アラシヤマがこっちに近づいてきた。
「どうした?」
なんだかいきなり不安になり、ちょっと聞いてみる。
「イヤ……せっかくなんやし、よぉ拝見しよ思いまして」
「は?」
間抜けな声を上げるのは無視して、改めてシンタローの姿を見てみる。
筋肉はすっかりおちて、身長もアラシヤマの肩くらい。体全体に丸みを帯びている。
ちょっとあれぎみの髪の毛も、何故かしっとりとして体に絡みついているが……
だぼだぼのパジャマが『体型が完全に変わっちゃいました』と告げていた。
「アラシヤマ?」
その視線に何となくイヤな物を感じ、一歩後退しながらシンタローが名前を呼ぶ。
ぐぃっ
「うわっ!?」
手をいきなり捕まれ胸に抱かれる。
「ちょっちょっちょっと待てアラシヤマッッ!」
背中に回る手と、耳元で聞こえる息づかいににちょっとだけ、本当にちょっとだけ(本人談)混乱していると
「シンタローはん……」
そっと名前を呼ばれた。
「うわぁあっ耳元で囁くなぁッッ///」
「可愛えなぁ思いまして。」
必死で手をつっぱり体を押しやろうとするが、どうも力が出ない。
――――ってか腕力までなくなってる!?
アラシヤマの指をシンタローの髪にからめ、額に唇を当てる。
「なっっ!??」
額に降りてきた柔らかい感触に驚いて一瞬動きを止めると今度は唇に何かが触れ、すぐに離れた。
「――――――――」
今度こそ完全に硬直する。
「――――なぁっ! てっめぇいきなうわっ」
『いきなり何さらすんじゃあ!!』と言おうとしたが、台詞の途中でどんっと突き飛ばされる。
数歩たたらを踏み勢い余ってぼすっとベッドの上に崩れ落ちた。
――――ちょっとまてぇぇえっっ!!!
『ひょっとして操の危機かっ!?』と洒落にならない想像が頭を支配するが、
どうやらアラシヤマの方は悠長に混乱している暇は与えてくれそうにない。
シンタローの上に即座に覆い被さり、手首を掴み体を押さえつける。
「こんな格好じゃイヤだぁああっっっ!!」
とにかく必死で叫ぶ。
と、アラシヤマがくすりと笑い、再び耳元で囁いてきた。
「こんなカッコじゃぁなければよろしおすか?」
「なっ……違うわ たわけッ!」
真っ赤になって反論。日本語は正しく使いましょう。じゃないといらん誤解を招きます。
「だったらワテにとってはどれも同じどすなぁ」
言いながらシンタローのパジャマのボタンに手を伸ばした。
――――いやだぁあッッ誰か助けてヘルプみーッッ!!
ひょっとしたらお約束的な進行で誰か……例えば父親とか叔父さんあたりが来てくれるんじゃないかと期待したが、
ばんっ
「ヤッホーシンちゃーんっお薬届いたぁ? アラシヤマさんに頼んだんだけ……ど……って…………なにや」
「何ヤッてんだお前らっっ!!」
丸い目をきょとんっとさせてグンマが問う前に、元々つり上がっている目を更に怒らせてキンタローが叫ぶ。
「なっ――――」
声を出したのはアラシヤマだった。
シンタローの腕を拘束していた手を離し、ドアに向き直る。
勿論そのスキを見逃すシンタローではなかった。
「眼魔砲!!!」
部屋の中が光で満ちあふれるっ

で……

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「おーまーえーなぁぁぁぁ…………」
ガンマ団内の医務室で、全身包帯だらけになったキンタローが花束を2つもってお見舞いに来たシンタローに向かって思いっきりガンくれる。
「いやぁ悪かった。まっさか眼魔砲の威力は落ちてないっておもわんかったんだ。」
あははと誤魔化し笑いをしながら、持ってきた花束を花瓶にいける。
「シンちゃんひどぉい……」
ベッドから上半身を起こして、目に涙をためグンマが抗議する。
グンマはキンタローが庇ったおかげで、傷自体は大したことナイが、黒髪の医者が『大事をとってくださいっ』と泣き叫ぶので、一応入院していた。
あの時、筋力が全体的に落ちていたから、きっと眼魔砲も威力が落ちているだろうと判断したシンタローは、
全身全霊で眼魔砲を放ったのだった。おかげで部屋は見る影もない。
「考えて見りゃ眼魔砲に筋力とかいらねーもんなぁ。どっちかっつったら集中力だもんな」
同意を求めるように2人を見るが、帰ってきたのは冷たい視線だった。

ちなみに、眼魔砲が直撃したアラシヤマは、今現在ICU(集中治療室)に行っている。

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う~ん…………
テスト期間中に仕上げた一品です。
遅くなってしまって大変申し訳ないです。イヤ全く本当に。
しかもテンポがめちゃくちゃだし。
アラシヤマ表でも裏でも後一歩と言うところで邪魔されてますね。
不幸なヤツ……(誰の所為じゃ)

更に不幸なアラシヤマが見たい方はこちら。




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キリ番4500リク 『アラシヤマ×シンタロー』

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『よいしょっ』
どさっ
「では、総帥、私はこれで失礼します」
「ああ、ご苦労。夜遅くにすまなかった」
「いえ」
若い戦闘員達が一礼し部屋から出ていく。
後に残されたのは、ガンマ団新総帥シンタローと、新幹部のアラシヤマだけだった。
そのアラシヤマと言えば、たった今、ベッドに放り出されながらも寝ていたりする。
何故こーゆー状況になったかというと、

この前の新総帥、幹部水路爆破事件から2ヶ月ほど、シンタローもそろそろ『カン』を取り戻してきた頃、
コージがいつものメンバーで飲み会を開こうと言い出したのだ。
で、
父親が日本人ではないからか、単に秘石の力か、酒には強いシンタロー
大酒飲みで普段から飲み慣れているコージ
寒い地方出身故、体を温めるためにお酒は普段から飲んでいるミヤギ
この3人は良かった。
ただ、あとのトットリと、アラシヤマがまずかった。
元々日本人は酒に強くはないのだから、無理をすればどうなるか。
もっとも、いきなり倒れ込んで大きないびきをかく(=急性アルコール中毒の症状)というのがなかっただけでもマシなのかもしれない。
まぁ、たまにはこーゆーのも良いのかもしれないが、後かたづけをする身にもなれという物である。
トットリはミヤギが運んでいったし、コージはしっかりした足取りで帰っていった(部屋でまた飲み直すとか)
問題は残ったシンタローとアラシヤマだった。
その辺の団員に部屋とアラシヤマの片づけを頼んだものの、
部屋の片づけはともかく、
アラシヤマの方はガンマ団の幹部である。「後々何か起きたら大変なことになります。」ということで、
シンタローが若い団員達を気遣ってアラシヤマの部屋まで着いてきたのだ。

「さて――――」
部屋に戻ろうとすると、ふと気になった。
…………静かすぎる。
いっくら酔ってるとはいえ、ガンマ団の幹部だ。
――――男2人(ガンマ団員)に運ばれたら目なんて覚めるんじゃないか……?
      単なる狸寝入りか? まさか死んでねーだろーな。それとも相当酔っているか。
      ま、確認すりゃいいことだし。
いつもならそんなこと気にせずに部屋に戻るところだが、
酒に酔っているせいか「もしも狸寝入りなら見破って、からかってやれ♪」のようなことを考えていたのだ
アラシヤマの寝ているベッドの方に足を向け、そのまま顔を近づける。
「ん~~?」
とりあえず、胸が上下しているところを見る限り死んではいないようだ。
じ――――っ
さらに顔を近づけて、寝息を確認するが………。
――――やっぱりマジで寝てるのか……
そう思い、再び顔に目をやるとアラシヤマの額に汗がにじんでいるのが判った。
――――…………………………・
びすっ
「いでっ」
とりあえず顔面チョップ
「何しなはるんどすかっ」
「こっちの台詞だっ」
「あーんな至近距離で見つめられてたら誰でも緊張しますえ!!」
「せんでよろしい!ったく 何してたんだよお前」
「……狸寝入りどすv」
「何故に」
「イヤ、何となく……」
アラシヤマは、シンタローから目をそらさぬまま上半身を起こしてベッドの上に座る。
「何時から」
「ほん投げられたときから。で、タイミング逃したんどす。
 それに……」
「それに?……うわっ」
サッと右腕にアラシヤマの手が伸びいたということにとっさに反応できなかったのは、やはり酔っていたからかもしれない。
そのまま腕を引っ張られる。
「こぉでもしないと2人きりにはなれまへんやろ」
「なっにを言って……ッツ! 腰に手を回すなぁぁっ!!って酔っぱらってるだろお前ッ!」
「そんなこと……いや、そうかもしれまへんなぁ。」
にやりと笑いながら言うアラシヤマに
「顔近づけるなぁぁぁぁぁあぁ!!!」
絶叫するシンタロー。
完全防音でなかったら近くの部屋のヤツが飛んでくるところである。

「あっそうだお前ッ!」
「なんどす?」
あと1㎝でシンちゃん、アラシヤマと再びキッスvというところで、シンタローが突然言い出した。
なんとか話を逸らそうと必死である。
「写真ッ! この前の写真お前どうやって撮った!!!」
「ああ、あの……」
「あの後ッ! 水路! 工事の……奴らにッカメラが!仕掛けて……ないくぁ どうかッツ聞いたがっ!!」
ちなみに、言葉の所々が切れているのは、こんな状況でも顔を近づけてくるアラシヤマに、必死で抵抗しているからだ。
「無駄なことを……」
も、こーなったら近所めーわくだが眼魔砲しかないか……?とシンタローが考えていると、
いきなり顔をはなしてアラシヤマがぼそっと呟いた。
「無駄ってなんだ無駄って!!」
「……………………………………」
いきなり黙り込むアラシヤマに、シンタローが怪訝な顔をしていると、再び口を開いた。
「……念写」
「…は?」
「探しても何も出ませんぇ?」
「ちょっとまてぇぇぇぇいっ!!
 念写って、念写って…………偽造じゃねぇかぁっ!!」
「そんな人聞きの悪い……」
「事実だろうがよぉ!!」
「何だったらワテとシンタローはんであーんなコトしてるトコとか、こーんなコトしてる所とか撮りますぇ?」
「撮るなぁぁぁ!!」
「だったら別にあのくらい……、前総帥に見せたわけじゃなし……」
「あったりまえだぁぁぁああ!!」
「往生際の悪い……」
「悪役の台詞だぁぁぁぁ!!」
なんだかすでに泣きそうな勢いです、総帥。
「っつーかやっぱり酔ってないだろお前ッ!!」
「ええ、ちぃとも」
「だったら飲み直しだ!」
「は?」
いきなりのシンタローの発言に、今度は目を丸くするアラシヤマ。
気にせず続ける。
「誰か、先に酔いつぶれたら負け!!」
「……どないな勝負どすか。」
「負けたヤツらは、勝ったヤツの言うことを何でも聞く。」
「やりましょ」
思わず即答するアラシヤマ。
「じゃぁ用意するから、手、放してくれ」
「しかたありまへんな」
上機嫌で言われたとおりにする。
だが、彼はすっかり失念していた「『誰か』先に酔いつぶれたら負け」「負けたヤツ『ら』は勝ったヤツの言うことを何でも聞く。」
「よし!男に二言はねーな!」
「もちろんどす」
「だったらコージとか呼んでくる。」
「へ」
そして、駆け足で廊下に出て、力の限り叫んだ!!
「うぉーいコージぃ!!!! アラシヤマの部屋で飲み直すぞぉぉぉおおお!!!」
「なっ」
「コージが来たらミヤギとか呼んできてもらうからな」
その時、確かにシンタローは勝ち誇ったような笑みを浮かべていたという。

*****************************************

「アラシヤマ×シンタロー」
もはや、一発変換で出るようになりました。
今までなら「嵐山翔シンタロー」となっていたのですが。
シンタロー……アンタどこ飛んでるよ。
書き上げるのが何でこんな遅くなったかというとですね。
大学への通学時間が、2時間で、その間にノートパソコンぺちぺち出来るかなーとか思っていたのですが、
見事他の人の通勤(学)ラッシュとかぶってしまい。電車の中でゆっくりノーパソ広げるスペースがなくなってしまったんです。
電車の中で、パソコンが広げられるほど空いているのは、実質30分だという……
しかもこのカップリングで一番のネックって
方言なんですよ(涙)
京都弁ってすっごいむずかしいです。下手したら大阪弁になります。
色んなサイト歩いていますが、これでもあってるか自信ありません。
と言うわけで、恒例の台詞「間違ってたら、是非教えてくださいv」
以上!!

*****************************************

お~ま~け~♪

「うぉーいコージぃ!!!! アラシヤマの部屋で飲み直すぞぉぉぉおおお!!!」
「なっ」
「コージが来たらミヤギとか呼んできてもらうからな」
その時、確かにシンタローは勝ち誇ったような笑みを浮かべていた。
「……なかなかやりますなぁシンタローはん……」
「はっはっは何のコトやら。」
廊下をずっと見つめたまま動かないシンタローの方に
アラシヤマがベッドから降りて、歩いていく。
「もーすぐコージが来るからなっ」
「ま、その前にやることやっときましょ。」
「へっ?」
今度はシンタローが間抜けな声を上げる番だった。
言葉の意味を理解するより早く、アラシヤマの手が、シンタローの頬を包む。
「んっv」
「ッツ~~~~~~~~~~!!!」

「待たせたなぁ2人とも!! ミヤギとトットリ呼んじょったら遅く……」
後ろにトットリを抱えたミヤギを従え、両腕に抱えきれないくらいの酒瓶を持ったコージが見た物は
ぼろっぼろになったアラシヤマと、顔を真っ赤にして床にへたり込み、肩で息をしているシンタローだった。
「…………そんなに激しかったんか」
「なにがじゃぁぁぁぁあああ!!!」
で、結局いつものよーに、酒瓶とミヤギとトットリを巻き込んで、コージが吹っ飛ばされましたとさ。
ちゃんちゃん♪


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キリリク3900小説『アラシヤマ×シンタロー』 +シンタロー女装

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――――いい天気だ……
窓の外には緑が並び、空の青、雲の白と見事に調和している。
シンタローは窓の外を見ながら、極力前は見ないよう、そして自分が今置かれた状況を直視しないよう努めていた。
「ほら、シンちゃん、しっかりこっち見て」
そう言ったのは前ガンマ団の総帥マジック。
そしてその前に座っているのが現ガンマ団総帥シンタロー。
彼らが何をやってるのかというと。
……………………………………………………女装
しかも現総帥の。
――――……なんでこんっなコトになったんだろーなー…………
飛び去っていく黒い鳥を見ながら、シンタローは数日前の出来事を反芻していた。

5日程のこと。
新生ガンマ団も軌道に乗り始めた頃、いつものメンバーでポーカーをやったのだ。
一番ビリが女装!
2番ビリがそれをエスコートしてガンマ団内の公園を一周してくる!!
誰がこんなコト言い出したんだか。
「僕はAの3カードだぁよ」
「……Qのワンペアどす」
「8とJの2ペアだべ」
「ダイヤのフラッシュじゃ!」
「ってぇことは……」
「アラシヤマが罰ゲームなのは決定じゃな」
「後はシンタローがアラシヤマより高かったら、オラが罰ゲーム……」
「シンタローはん、どうでっか?」
「………………………………………………………………ブタ」
『おおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!』

…………とゆーことで、今現在こうなっていると。
――――ったくオレが一番ビリだって分かったときのあいつらの顔ときたら……
そして何だってマジックが息子に化粧してるかというと、
『せっかくのシンちゃんの晴れ姿だからねv アラシヤマが相手なのは気に入らないが』
とゆーことらしい。
――――……っち 親父なら反対するかと思ったのに……

「さ、できたv」
この部屋に入ってから髪だの目だの顔だの色々いじって1時間強
やっとマジックがそう言った。
「じゃ、早速みんなの所に行こうか!」
「うぇーい」
気のない返事を返す。

「お、できたみたいだべ!」
「ほら、アラシヤマもいい加減覚悟決めるっちゃ」
「ううううううううううううううううううううううううううううううう」
「なっさけないのぉ男だったらシャキッとせんかい!」
「……あんさんらは気が楽でッしゃろな」
「待たせたねみんな!」
「(元)総帥!」
「現総帥は……」
「へ? 私と腕を組んで…………」
いるのは総帥お手製シンちゃん人形。
「……変わり身の術」
そう誰かが呟いた。
「…………」
『………………………』
「逃げた……か?」
「たぶん…………」
「…………」
『………………………………』
「みんな!シンタローを捕まえるんだっ!!」
『了解ッ!!』

「ったく、捕まってたまるかよ」
まるっきり悪役の台詞をはいたのは、もちろんシンタロー(逃亡中)
4人の所に向かっている最中に逃げ出したのだ。
いつも以上に浮かれている父親から逃げるのは造作もないことだったけど。
「うう……結局逃げ出した先は『ココ』だし」
『ココ』はガンマ団内にある公園
敷地内の真ん中に大きな噴水があり、非番は恋人を呼んでココで一時を過ごす若者も多い。
「ま、こんな格好で他に行けそうな所なんて無いからしゃーねーけどよ」
そう言って自分の格好を見下ろす。
恐ろしくて鏡は見なかったが、父親が手に持っていたモノを見て気分が沈む。
①マニキュアのような糊。まぶたの上に塗って、二重にするとか何とか。
②付けまつげ
③マスカラかと思ったら、これも糊だった。(これを使って、まつげを長くする)
④マスカラ。
……目を一つとってもこれだ。
全体なんざおして知るべし
ちなみに服装は、さすがに露出の激しい服ではない。筋肉あるし。
足が隠れるほどのロングスカート。
茶色のブーツ。
ゆったりとした長袖の上着。といっても、生地が薄いため暑くはない。
あとは帽子。
そして何より、ブーツ以外はリボンとレースが沢山ついている。
「…………ピンクハウス系とかって言ってたな……」
父親が見せてくれた服を見て溜息をつく。
と、声をかけられた。
「ねぇねぇおねーちゃん1人?」
「………………………………」
そちらを向いて声をかけてきた男を見る。
ココにいるということは、ガンマ団の一員なのだろう。顔を知らないと言うことは、新米か。
「オレさ、この辺よく分からないんだけど、良かったら案内してくれないかな?」
冗談じゃないッ!!
そう思うが、さすがに言葉には出来ず。
ましてや眼魔砲なんざ撃とうモンなら(いつもならともかく)
――――居場所がばれる!
そう判断したシンタローは、すかさずダッシュ! ……しようと思ったら男の手が腰に伸びてきた。
――――うげっ
「おねーちゃんそんなイヤそーな顔しないでオ」
どかんっ
「ああ゛! オレの馬鹿――!!」
結局いつものよーに反射的に手がもとい眼魔砲が出ていたりする。
「くそっ」
もはやすぐにこの場所に追っ手が来るのは間違いなし。
そう判断したシンタローは、別の所に逃げようとした。
――――さて、問題はどこを通っていくか……

薄暗い通路をロングスカートをつかみ駆けていく。
音が廻りに響く。
――――……ココまで逃げれば大丈夫か?
そう思ったとき
「遅うおましたな」
「ッ!!」
水路に響いたのは、アラシヤマの声だった。

「な……何でココが!?」
じり、と身を引きながらシンタローが問う。
「あの公園はガンマ団内の公園だけあって塀が高かって、いくらガンマ団総帥といえど、飛び越えんのは無理でっしゃろなぁ」
それに余裕顔で答えるのはアラシヤマ。
「穴開けてくかもしれんだろ」
「そんなコトしたらどっちの方向に逃げてくか、すぐばれますわな。」
「フェイクとか」
「そんな時間あります?」
「…………」
「で、公園の外に出たら街路でそんなトコのこのこ通る馬鹿はおまへん
 となるとどうなります? この水路どすなぁ」
観念したようにシンタローが言った。
「……で、どうすんだよ。罰ゲーム続行すんのか?」
「そんなん……」
がしっとシンタローの腕をつかんでアラシヤマが続ける。
「無視して逃げますえッッッ!!!」
そしてそのままダッシュで水路を駆け抜ける!
「何ぃぃぃいい!!???」

「はぁッはぁッこ、ここまで来れば誰も追ってきまへんやろ」
「まるっきり……悪役…のセリフだな。それ」
薄暗い水通路の中で二人して座り込んでいた。
いくらアラシヤマがセーブしていると言っても、さすがガンマ団新総帥、
ロングスカートで走っても転ばない!
「で、どうします?」
「あー……とりあえっず!?」
セリフの途中で水路の凹んだ所に押し込まれる。
「おっおいアラシヤマ!?」
「しぃっ」
「しって……んっ」
黙っとけと言わんばかりに唇で口をふさがれ、放した後すぐに顔を胸に押し当てられる。
ココまで来て、やっとシンタローもアラシヤマの意を理解することが出来た。
自分もアラシヤマにぴったりと体を付け、息を止め気配を殺す。
多分相手も似たような状況なのだろう。呼吸の音が聞こえてこない。
……ばたばたばた 
『おいッそっちはどうだっ!』
『誰もいませんし……行き止まりです!!』
『なら次行くぞ!!」
ばたばたばた……
足音が遠ざかっていく。
完全に消えたところで、やっと二人とも体の力を抜いた。
「はぁー……」
「びびったぁぁああ」
「……にしてもシンタローはん」
「んだよ」
「腕落ちましたな」
「うぐっ」
確かに、先ほど追っ手の足音に気づいたのは、アラシヤマよりずっと遅かったのだ。
「最近デスクワークばっかりだったからな」
「気ぃつけへんと」
「あー……そんなことより!」
なにやら風向きが悪くなってきたよーなので、話題を変える。
「おまえいくら黙らせる為ッつってもあれは……」
「そうどすなぁ……」
遮ってアラシヤマが言うことには。
「シンちゃんがあまりにも可愛かったからかもしれまへんなぁ」
凹みから体を出し、シンタローの方からは見えないが、完全にからかったような口調で言われる。
「なっ!! 何を言うかぁっこのネクラ!!」
「あ」
「……あ」
『こっちから声がしたぞ!!』
『探せ!!』
「あんさん何考えてますのやっ!」
「うっせぇ! 元はお前が変なこと言うから…………」
「アラシヤマ様! 総帥!! お戻りください!!元総帥がお呼びです!!」
「ちっもう来やがったか」
悪役的台詞第三段
「どうします?」
問うアラシヤマに
「決まってんだろ」
不適に笑うシンタロー
「そうどすな……」
やはり笑ってそれに返すアラシヤマ。
追っ手に向かって手を伸ばし、意識をそこに集中させる。
「眼魔砲!!」
「極楽蝶の舞!!」
碧の光と紅の炎が交錯する!
そして…………

「で、シンタローはん、いい加減仕事終わらせまへんと、腕どんどん落ちますぇ?」
「うっせぇっ!!」
3日後の総帥執務室。
そこにいたのはシンタローとアラシヤマ。
アラシヤマがここに来たのは、水路の一区画を半壊させたコトへの始末書と反省文、
それらを書き上げたので提出に来たのだ。
ちなみにシンタローはその報告書+その報告書を書いている間にたまったその他諸々の報告書整理など。
総帥の赤いブレザーを着こなし、愛用のノートパソコンと書類を片手に仕事をしている様子は、
とても先日淡いピンクのロングスカートをはいて水路を半壊させた人物とは思えない(そりゃそーだ)
「ところでシンタローはん」
「あ?」
「はいこれ。上手く撮れたんで焼き回ししたんどす」
「?」
怪訝な顔をして封筒を受け取ると、アラシヤマは「それじゃ」と言って部屋を出ていった。
「なんだ?…………ぶっ!?」
封筒の中には、シンタローの女装中の写真と、
公園で男ぶっ飛ばしている姿。
さらには何故か、二人がキスしている写真まであったといふ。
「どうやって撮った――――!!! 特に3枚目!!」

次の日、久しぶりにトレーニングルームで戦闘員の実践練習につき合う総帥の姿があった。
ちなみにほとんどがぶっ飛ばされたらしいが。
ついでに、ある1人の若手戦闘員がぼろぼろになるまで殴られたとか。

ちゃんちゃん♪

◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□

実は一番強い手札引いてるコージに注目
実はミヤギより強い手札引いてるトットリに注目(笑)
全然ラブラブじゃない二人にも注目(泣)

女装ネタ。のこと
お約束なんで一度やってみたかったんですが、まさかリクエストでやるとは……
楽しかったです。
次は何だろなー。

苦労したこと
方言。
ヤフー検索で、『方言 京都』とか調べました。
どこか違ってるところあったら教えてくれると嬉しいです。
お願いします。是非。
……柴田先生はまさか方言が何県語も使役できるのかしら!?

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黒髪









スルリ スルリ スルリ



「何してんだよ」
「シンタローはんの髪に触っとります」
「やめろ」
「嫌どすか?」
「別に」



スルリ スルリ スルリ



「楽しいか?」
「へぇv」
「こんな黒いだけの髪のどこがいいんだよ」
「シンタローはんの髪は夜の空みたいに黒うて、滝みたいに真っ直ぐで「もういい、それ以上言うな」
「そうどすか?これからやのに」




スルリ スルリ スルリ




「好きどすえ」
「髪が?」
「シンタローはんの髪も好きどすけど、シンタローはんが好きなんどす」
「あっそ。じゃ、俺会議あるから」
「シンタローはんっっ」




指に心地よかった髪は離れて、あなたも離れて。
掴み損ねた己の手だけが宙を彷徨う。





あなたの黒髪は夜そのもの 深い夜闇の黒に星の輝きを持って輝く

あなたの黒髪は黒い滝 冷たくただまっすぐに流れ落ちる

あなたの髪はあなたそのもの 掴もうとすればスルリと指の間を抜ける

髪すら掴めぬこの私に あなたを掴むことなどできるのでしょうか











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----- 管理人のコメント -----


掲示板に書いてくださったポエムから、小説仕立にしてもらえました!
ありがとうございますv

アラシヤマに、物申す!
もうすでに心を掴んでいますから、問題ありませんッ!!!

そう言いたくて、たまらない小説です。
なぜならば、シンちゃんがそんなに簡単に他人に髪を触らせるとは思いませんから♪
「好きどすえ」と言われて、「髪が?」とすぐに聞いてくるような可愛い態度を取ってくれる相手が、アラシヤマを嫌っているわけがありませんからね。しかも、自分が好きだと言われたとたん、満足したように、出かけるシンタローさんの可愛さと来たら…鼻血ものです。

素敵なポエムを、さらに素晴らしき小説まで作り上げてくださってありがとうございました!














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