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キリ番4500リク 『アラシヤマ×シンタロー』

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『よいしょっ』
どさっ
「では、総帥、私はこれで失礼します」
「ああ、ご苦労。夜遅くにすまなかった」
「いえ」
若い戦闘員達が一礼し部屋から出ていく。
後に残されたのは、ガンマ団新総帥シンタローと、新幹部のアラシヤマだけだった。
そのアラシヤマと言えば、たった今、ベッドに放り出されながらも寝ていたりする。
何故こーゆー状況になったかというと、

この前の新総帥、幹部水路爆破事件から2ヶ月ほど、シンタローもそろそろ『カン』を取り戻してきた頃、
コージがいつものメンバーで飲み会を開こうと言い出したのだ。
で、
父親が日本人ではないからか、単に秘石の力か、酒には強いシンタロー
大酒飲みで普段から飲み慣れているコージ
寒い地方出身故、体を温めるためにお酒は普段から飲んでいるミヤギ
この3人は良かった。
ただ、あとのトットリと、アラシヤマがまずかった。
元々日本人は酒に強くはないのだから、無理をすればどうなるか。
もっとも、いきなり倒れ込んで大きないびきをかく(=急性アルコール中毒の症状)というのがなかっただけでもマシなのかもしれない。
まぁ、たまにはこーゆーのも良いのかもしれないが、後かたづけをする身にもなれという物である。
トットリはミヤギが運んでいったし、コージはしっかりした足取りで帰っていった(部屋でまた飲み直すとか)
問題は残ったシンタローとアラシヤマだった。
その辺の団員に部屋とアラシヤマの片づけを頼んだものの、
部屋の片づけはともかく、
アラシヤマの方はガンマ団の幹部である。「後々何か起きたら大変なことになります。」ということで、
シンタローが若い団員達を気遣ってアラシヤマの部屋まで着いてきたのだ。

「さて――――」
部屋に戻ろうとすると、ふと気になった。
…………静かすぎる。
いっくら酔ってるとはいえ、ガンマ団の幹部だ。
――――男2人(ガンマ団員)に運ばれたら目なんて覚めるんじゃないか……?
      単なる狸寝入りか? まさか死んでねーだろーな。それとも相当酔っているか。
      ま、確認すりゃいいことだし。
いつもならそんなこと気にせずに部屋に戻るところだが、
酒に酔っているせいか「もしも狸寝入りなら見破って、からかってやれ♪」のようなことを考えていたのだ
アラシヤマの寝ているベッドの方に足を向け、そのまま顔を近づける。
「ん~~?」
とりあえず、胸が上下しているところを見る限り死んではいないようだ。
じ――――っ
さらに顔を近づけて、寝息を確認するが………。
――――やっぱりマジで寝てるのか……
そう思い、再び顔に目をやるとアラシヤマの額に汗がにじんでいるのが判った。
――――…………………………・
びすっ
「いでっ」
とりあえず顔面チョップ
「何しなはるんどすかっ」
「こっちの台詞だっ」
「あーんな至近距離で見つめられてたら誰でも緊張しますえ!!」
「せんでよろしい!ったく 何してたんだよお前」
「……狸寝入りどすv」
「何故に」
「イヤ、何となく……」
アラシヤマは、シンタローから目をそらさぬまま上半身を起こしてベッドの上に座る。
「何時から」
「ほん投げられたときから。で、タイミング逃したんどす。
 それに……」
「それに?……うわっ」
サッと右腕にアラシヤマの手が伸びいたということにとっさに反応できなかったのは、やはり酔っていたからかもしれない。
そのまま腕を引っ張られる。
「こぉでもしないと2人きりにはなれまへんやろ」
「なっにを言って……ッツ! 腰に手を回すなぁぁっ!!って酔っぱらってるだろお前ッ!」
「そんなこと……いや、そうかもしれまへんなぁ。」
にやりと笑いながら言うアラシヤマに
「顔近づけるなぁぁぁぁぁあぁ!!!」
絶叫するシンタロー。
完全防音でなかったら近くの部屋のヤツが飛んでくるところである。

「あっそうだお前ッ!」
「なんどす?」
あと1㎝でシンちゃん、アラシヤマと再びキッスvというところで、シンタローが突然言い出した。
なんとか話を逸らそうと必死である。
「写真ッ! この前の写真お前どうやって撮った!!!」
「ああ、あの……」
「あの後ッ! 水路! 工事の……奴らにッカメラが!仕掛けて……ないくぁ どうかッツ聞いたがっ!!」
ちなみに、言葉の所々が切れているのは、こんな状況でも顔を近づけてくるアラシヤマに、必死で抵抗しているからだ。
「無駄なことを……」
も、こーなったら近所めーわくだが眼魔砲しかないか……?とシンタローが考えていると、
いきなり顔をはなしてアラシヤマがぼそっと呟いた。
「無駄ってなんだ無駄って!!」
「……………………………………」
いきなり黙り込むアラシヤマに、シンタローが怪訝な顔をしていると、再び口を開いた。
「……念写」
「…は?」
「探しても何も出ませんぇ?」
「ちょっとまてぇぇぇぇいっ!!
 念写って、念写って…………偽造じゃねぇかぁっ!!」
「そんな人聞きの悪い……」
「事実だろうがよぉ!!」
「何だったらワテとシンタローはんであーんなコトしてるトコとか、こーんなコトしてる所とか撮りますぇ?」
「撮るなぁぁぁ!!」
「だったら別にあのくらい……、前総帥に見せたわけじゃなし……」
「あったりまえだぁぁぁああ!!」
「往生際の悪い……」
「悪役の台詞だぁぁぁぁ!!」
なんだかすでに泣きそうな勢いです、総帥。
「っつーかやっぱり酔ってないだろお前ッ!!」
「ええ、ちぃとも」
「だったら飲み直しだ!」
「は?」
いきなりのシンタローの発言に、今度は目を丸くするアラシヤマ。
気にせず続ける。
「誰か、先に酔いつぶれたら負け!!」
「……どないな勝負どすか。」
「負けたヤツらは、勝ったヤツの言うことを何でも聞く。」
「やりましょ」
思わず即答するアラシヤマ。
「じゃぁ用意するから、手、放してくれ」
「しかたありまへんな」
上機嫌で言われたとおりにする。
だが、彼はすっかり失念していた「『誰か』先に酔いつぶれたら負け」「負けたヤツ『ら』は勝ったヤツの言うことを何でも聞く。」
「よし!男に二言はねーな!」
「もちろんどす」
「だったらコージとか呼んでくる。」
「へ」
そして、駆け足で廊下に出て、力の限り叫んだ!!
「うぉーいコージぃ!!!! アラシヤマの部屋で飲み直すぞぉぉぉおおお!!!」
「なっ」
「コージが来たらミヤギとか呼んできてもらうからな」
その時、確かにシンタローは勝ち誇ったような笑みを浮かべていたという。

*****************************************

「アラシヤマ×シンタロー」
もはや、一発変換で出るようになりました。
今までなら「嵐山翔シンタロー」となっていたのですが。
シンタロー……アンタどこ飛んでるよ。
書き上げるのが何でこんな遅くなったかというとですね。
大学への通学時間が、2時間で、その間にノートパソコンぺちぺち出来るかなーとか思っていたのですが、
見事他の人の通勤(学)ラッシュとかぶってしまい。電車の中でゆっくりノーパソ広げるスペースがなくなってしまったんです。
電車の中で、パソコンが広げられるほど空いているのは、実質30分だという……
しかもこのカップリングで一番のネックって
方言なんですよ(涙)
京都弁ってすっごいむずかしいです。下手したら大阪弁になります。
色んなサイト歩いていますが、これでもあってるか自信ありません。
と言うわけで、恒例の台詞「間違ってたら、是非教えてくださいv」
以上!!

*****************************************

お~ま~け~♪

「うぉーいコージぃ!!!! アラシヤマの部屋で飲み直すぞぉぉぉおおお!!!」
「なっ」
「コージが来たらミヤギとか呼んできてもらうからな」
その時、確かにシンタローは勝ち誇ったような笑みを浮かべていた。
「……なかなかやりますなぁシンタローはん……」
「はっはっは何のコトやら。」
廊下をずっと見つめたまま動かないシンタローの方に
アラシヤマがベッドから降りて、歩いていく。
「もーすぐコージが来るからなっ」
「ま、その前にやることやっときましょ。」
「へっ?」
今度はシンタローが間抜けな声を上げる番だった。
言葉の意味を理解するより早く、アラシヤマの手が、シンタローの頬を包む。
「んっv」
「ッツ~~~~~~~~~~!!!」

「待たせたなぁ2人とも!! ミヤギとトットリ呼んじょったら遅く……」
後ろにトットリを抱えたミヤギを従え、両腕に抱えきれないくらいの酒瓶を持ったコージが見た物は
ぼろっぼろになったアラシヤマと、顔を真っ赤にして床にへたり込み、肩で息をしているシンタローだった。
「…………そんなに激しかったんか」
「なにがじゃぁぁぁぁあああ!!!」
で、結局いつものよーに、酒瓶とミヤギとトットリを巻き込んで、コージが吹っ飛ばされましたとさ。
ちゃんちゃん♪


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