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「ただいまー」
シンタローは今やっと自分の家件ガンマ団本部に帰って来た。
短い遠征ではあったが、やはり幼い頃から慣れ親しんでいる自分の家より住み心地のいい場所はない。
しかも遠征は旅行ではない。
シンタローは飛空艦の中自分の部屋があり寝る事が出来たが、下になればなる程一つの部屋で雑魚寝となる。
まだマシな環境ではあったが、やはりふかふかのベッドと温かいお風呂。そして人の手によって作られたご飯は遠い遠征の地に居る時から夢に見るような環境ではある。
そして何より、この精神的に重たい総帥服を脱ぎ捨てて、ただのシンタローになれるのだ。
団員に威厳を奮う事も気を使うこともない、今自分の行ける範囲でシンタローになれる場所。
行けない所を含めば、あの南国の楽園ではあるのだが、それと肩を並べる位、自室も安心できるのだ。
「おかえり、シンちゃん。パパね、すっっっっごく淋しかったんだよーッッ!!」
凄く、の場所を溜めに溜めてマジックはシンタローに訴えかける。
その目も仕種もパパに構って、パパと遊んでと言っているようで。
懐かしい。
そう思う。
そしてこのマヌケ面を見て俺は帰ってきたんだとしみじみ思うのだ。
そんな事は口が裂けても言えないが。
「あー、ハイハイ。早くナンか喰わせろヨ。」
そんな暖かい感情は見せないように、シンタローはまるでマジックを小間使いのように扱う。
もう、シンちゃんたら。感動の体面ときたらほっぺにチュッ!なのに!
拗ねたように唇を突き出しぶつくさ言う父親にジトッと瞳だけ動かすと、オーバーリアクションで、あー、怖い怖い。と肩を竦めるのだった。
ちょっとムカつく。
大体あの親父はどーして顔に似合わず自分を可愛く見せようとするのだろう。
人には向き不向きというものがあるということをこの五十代の父親に教えてやりたいと心の底から思った。
そう、もっと。
もっと親父の似合うキャラクターがあるのに。
それに気付かない所か真逆に行くンだから、あの親父も相当鈍い。
例えばサービスおじさんのようにクールで物静かで嫌味のないエレガントさで。
そこまで考えてシンタローは想像してしまう。
そんな理想のマジックを。スリスリも抱き抱きもせず、自分に余り関心を持たず、あまつさえ、自分が遠征から帰って来ても顔色一つ変えない。
…………それはそれでムカつく。
結局マジックがどう変わってもシンタローは気に入らないのだ。
「シーンちゃん!今日はシンちゃんが帰ってくる日って知ってたから、カレー、作って待ってたんだよ!」
ニコニコと善人そうな顔でマジックはシンタローに笑いかける。
シンタローもチロ、とマジックを見たが何を話し掛ける訳でもなく、頬杖をついていた。
キッチンから溢れる香辛料たっぷりの食欲をそそるカレーの匂い。
いつかシンタローも父のカレーの作り方をこっそり見て、同じ材料で同じやり方で作った事があったのだが、あの辛みがあるのに甘くてまろやかな味はどうやったって同じには作れなかった。
あの病み付きになるカレーはきっとマジックにしか作れないのだろう。
しかし、いつかは奥義を習得してやると、シンタローはひそかに闘争心をめらめらと燃やしているのであった。
「あーあ。昔はカレーって聞いただけで『パパ大好き!』って飛び付いて笑ってくれたのに…」
はぁ、と重い溜息をついてからとぼとぼ歩くマジックの後ろ姿を見れば、怒られてしょんぼりした犬みたいに肩を下げている。
まったく…
これじゃどっちが親かわかンねーじゃねぇか。
それに。
シンタローは思う。
ガキの頃と違って俺にも人並みの羞恥心はあるし、この歳でそんな事をしたら気持ち悪ィじゃねぇか。
そんな思いを抱きつつ、うざったそうにマジックを見る。
キンイロの髪がサラリと髪にかかっている。
「どーでもいいけど早く持って来いヨ。腹減ってるンだけど。」
呆れたようにそう言えば、マジックは「ハイハイ」と適当に返事をした後、「あーあ。昔はよかったなー。」などとグチグチ言っている。
あー!もう!そんなに昔が良かったってか!
今の俺はどーでもいいと!?
空腹とマジックのグチグチにシンタローの苛々が募る。
ダンッ!
テーブルに両手をついてマジックを呼ぶ。
テーブルに乗っていた花瓶がカタリと揺れた。
「親父ッッ!!」
呼ばれたのと煩い音にマジックはシンタローの方へ振り向く事は振り向いたが、悲しかったのか少し涙を溜めていて。
拗ねているのか、唇を尖らせていた。
「なぁに、シンちゃん。パパこれからお前の為にカレー持ってくる所なんだけど。あーあ。所詮お前にとってパパは小間使いなんでしょ!ふーんだ!」
「俺が全面的に悪い言い方止めろ~…。」

ぐすっ、と鼻を啜った後も、まだグチグチ言っている。
あーもうしょーがねぇなぁ。
どう言われたって、未来が見えないように過去にも帰れない。
一秒前にですら帰れないのだから。
「親父、解った。」
ガタリとテーブルから立つ。
白いレースのテーブルクロスが少しだけ揺らめいた。
来い来いと手招きをすれば、マジックは不信がりながらもシンタローの場所にやってくる。

チョコチョコ
チョコチョコ…。

警戒心全開なマジックはまるで野良猫みたいだな、と思う。
こんなデカイのが居たらたまったモンじゃないが。
マジックがシンタローの射程距離に入った瞬間、
がしっ!
マジックを両手で捕まえる。
マジックは少しびっくりしたようだが直ぐにふて腐れたあの顔に戻ったので、シンタローは気に入らない。
なんなんだヨ。

そう思ってマジックの唇に自分の唇を押し当ててやるのだった。
その瞬間、マジックの背後にはピンクの薔薇が咲き乱れる。
そして、天使達が頭の上を旋回し、黄金の鐘がリンゴーンと鳴り響き、沢山のトランペットの音と共に鳩が飛び出した。
「ん、ん…んむ…」
ぬめりとシンタローの舌がマジックの口内を侵入してきたので、それを絡めとる。
その気持ち良さからか、シンタローはギュッと目をつぶった。
息が苦しくなったので唇を離そうとするのだが、何故か離す事が出来ない。
マジックがシンタローの頭を押し付けていたから。
ダンダン!と、マジックの背中を叩いてみるが微動だにしない。
いや、動いてはいる。動いてはいるのだ。
頭と舌だけはシンタローの快感を引き出す為に、何度も角度を変えて、なぶるようにキスをする。
「ん!ン!んーーーッッ!」
頭がクラクラしてぼうっとする。
霞みがかった意識に、シンタローは次第にトロンとしてきた。
ようやくマジックが唇を離したので、シンタローは苦しかった息が楽になり、肺いっぱいに空気を吸い込んだ。
しかし、いきなりめいいっぱい息を吸い込んだ為、体が拒絶反応をおこし、咳込む。
体を丸めて咳込むシンタローに、まだ夢うつつなマジックは、キラキラ光りながらシンタローの丸まった背中を撫でてやる。
「大丈夫かい?シンタロー…。」
今のマジックは世界征服を企む悪の組織元総帥ではなく、紳士の国ジェントル星から来たファラオ、ジェントルマンであった。


「げほ、げほっ!」
しかし、そのお相手のシンタローはマジックにいらついていた。
が。
自分からした事なので怒るに怒れない。
はーはー、と肩で息をして呼吸を整える。
赤く潤んだ瞳でちら、とマジックを伺うと、幸せそうなマジックと目が合った。「あ~、シンちゃんからのキス!何年ぶりだろう!やっぱり私達は愛し合っていたんだねー!」
無駄にキラキラしつつシンタローを抱きしめる。
しかもオーバーリアクション。
「ば!バッカ!!あ、愛とか言ってんじゃねーヨ!恥ずかしいヤツ!!」
怒鳴って、恥ずかしくなって顔が赤い。
ポーカーフェイスができる柄じゃないから。
睨むようにマジックを見るが、劣情を含んだ瞳と、ひどくほてった体では、マジックは怯まない。
骨張った白い指先でシンタローの髪を撫でれば、ビクリと震えるシンタローがいて。
不覚にもマジックの顔が赤くなった。
それに目敏く反応するシンタロー。
だって、だって。
こんなマジックは珍しいもの意外の何ものでもないじゃないか。
親父でも、こんなツラすんのか。
じっと見ていると、ばつが悪そうにシンタローを見る。
「シンちゃん。私は珍しい動物か何かかい……。」
「そんなよーなモン…あ!バッカ!手で顔隠すんじゃねーヨ!!」
赤くなった顔をこれ以上さらけ出したくなかったのか、マジックは口元から顔を隠す。
「何、アンタでも恥ずかしい事があるんだ。」
アハハと、能天気に笑うシンタローに、マジックは眉をしかめた。
でも、すぐに口元の手を外す。
「当たり前だろう。私はお前の前では常にかっこ良くありたい。恋人の前なんだから当然だろう。」
そう、まだ顔の赤身が引かない顔で言われて。
シンタローの心臓がキューーンと締め付けられる。

恋人の前なんだから

言葉の意味を理解した途端、なんだか嬉しくなってしまって。
「あれ、シンちゃん。顔が赤いよ?」
「………。」
なのになんで雰囲気をぶち壊すような事を言うかな。このアーパー親父は。
肝心な所で鈍い。
ふて腐れていると、ふわりと何かに包まれた。
懐かしい匂いと、キラキラの髪。
それで、自分がどうなっているのかが解った。
俺は今、マジックに抱きしめられている。
「好きだよ。シンタロー。愛している。」
二度目のキスはマジックからであった。




「ふ…うん…っ」
鼻にかかる甘い声と、吐息。
シンタローの体を確かめるようにうごめくマジックの指先。
優しく、優しく、シンタローの体に自分の跡をつけていく。
「あぅ!!」
ビクリ!と、シンタローがわなないた。
そこはシンタローの感じる場所であり、シンタローを知りつくしているマジックならではの攻め方だった。
「大丈夫?シンちゃん…。」
ふうふうと浅い息を繰り返して、ふるふると首を横に振る。
否と言っているのに、その場所から違う場所へ移動する気はないらしい。
言葉は優しいのに、態度は残酷で。
しかも一番触れて欲しい場所には触れてくれない。
「あ、あ、や、やだ…ッッ!」
マジックの手を掴むのだが、やんわりと外されてしまう。
服を着たまま汚され、犯されていく。
「シンちゃん、可愛いよ。凄く可愛い。」
うっとりと耳元で囁かれて、シンタローは耳を塞ぎたくなる。
全身が既に性感態のようになってしまって。
耳元にかかるマジックの熱い吐息ですら、シンタローをおかしくさせる。
「ふ、や、やだ…ぉやじ…や…」
「何が嫌なの。」
こんなに喜んでいるのに、と付け加えて、ズボンの上からシンタローをさわる。
そこは既に熱く、湿っぽくて、シンタローの我慢汁が既に出ている事は想像に難しくなかった。
「あ、あ、」
ぎゅっと目をつぶり、マジックの服をにぎりしめるが、力が入らないのか、ほとんど触っているだけの状態。
やっと触って欲しい所に触れてもらい、シンタローは艶っぽい声を押さえきれない。
ゆらゆらと浅はかに揺れる腰に、己の恥態を恥じるが、止めようと思っても体が言う事を効かないのだ。
「や、あ、も、もぉ手、離せよぉ…」
唇を噛み締めて、イヤイヤと頭を振る。
ゾワゾワと鳥肌が立ち、黒い髪がぱさぱさと揺れた。
「可愛いね、お前は。本当に可愛い。ね、シンタロー。このまま服の上からイッてみるかい?」
言っている意味が余りにも残酷だと理解するのにそうは時間がかからなかった。
それは潔癖症なシンタローにとって、死ぬ程恥ずかしく、嫌な事で。
マジックの手から逃げようと必死にもがく。
「おやおや。まだ余力あるみたいだね、シンタロー。本当にやってしまいそうだよ。」
「は、離せ!変態!馬鹿!スケベ親父ッッ!!」
ヒクヒクとわななく体でそこまで暴言を吐くが、マジックが有利なのは至って変わらない。

「ホントにそんな事したら家出すっからナ!」
そう言うと、マジックは苦笑いをして、「それは困るね」と言った。
そして、シンタローのズボンを緩やかに脱がす。
シンタロー自身が外気に触れ、より一掃感じたらしく、猛々しく、天へヒクヒクと震えながら立ち上がっていた。
そして、その震えて涙を流しているソコに、直に触れられる。
「あぁ………」
待ち焦がれた快感に、甘い溜息を吐く。
早くイキたい。
それを強くシンタローは思う。
マジックの手の中で早く解放してしまいたくて、手の動きに合わせてシンタローも腰を振る。
でも……マジックによって作り替えられてしまったシンタローにとって、それだけじゃ足りない。
快感が足りないのだ。
今待ち望んでいる場所は男としては余り機能する事のない場所。
先程から金魚みたいに口をぱくぱくさせている。
勿論、揺らめく腰もヒクつく蕾も、今シンタローが何を求めているかすらマジックには解っている。
だが、それをあえてしてあげない。
シンタローの口から聞きたいのだ。
酷くストイックな男の口から卑猥な言葉を聞きたい。
普段のガードの固いシンタローも大好きなのだが、劣情に負けて哀願するシンタローもまた好きなのだ。
「どうしたの、シンタロー。物欲しそうだね。」
「ふ、ふぅ……」
声を出さまいと唇を噛み締めるシンタロー。
口を開けば言ってしまいそうになる卑猥な言葉を懸命に堪える。
絹糸のような細い理性にまだしがみついている。
「ここも男の子なのにヒクヒクさせて…言って御覧。その小さな唇でお前の思っている事を。」
そう言って、ヒクつく蕾をツツ…と指でなぞってやれば、シンタローはぶるりと震える。
ふるふると震えるシンタロー自身からはテラテラと白濁の液が溢れ出して、己の蕾までつたってゆく。
それを指で掬い取り、シンタローの目の前で見せる。
親指と人差し指でその液体を擦り、離す。
粘つくそれをシンタローに見せれば、恥ずかしさの余りシンタローは目線を反らした。
「ホラ、シンちゃんよく見て御覧?お前の出した液体だよ。イヤラシイ子だね。何か欲しそうだ。言わなければ解らないよ。ホラ、ね?」
まるで甘い囁きの誘導尋問。
催促するかのように、マジックはシンタローの液で濡れた人差し指をシンタローの蕾に浅く出し入れをする。
にちゃにちゃと音がした。

「あ!あ!あ、あぅ…」
気持ちはいい。
いいのだが、絶頂を迎えられるものではまだない。
もっと奥まで入れて欲しい。
解ってる癖にしてくれない。

意地悪。

シンタローは唇を強く噛み締めた。
「……て」
「ん?」
「―――ッ!」
勇気を振り絞って言った言葉は、マジックの耳に届かなかった。
いや、これだけ近い距離で言ってるのだから聞こえない訳がない。
キッと睨むがマジックは笑顔でそれをかわす。
ああ、俺は何をやってもこの人には勝てない。
もどかしい快感の中、シンタローは一人そう思った。
いや、違う。
わざと。わざと俺が負けてやるんだ。
コイツ精神年齢は俺より下なんだから。
ここは一つ俺が大人になってやらないと。
だから。

「親父の………入れて。」

そう言った瞬間、前のめりに体を倒された。
腰を高く掲げられ、一気に………貫かれた。
「あああああっ!」
指の比ではない圧倒的な質量と、熱い塊がシンタローを襲う。
フローリングの床にシンタローは爪をたてた。
待ち焦がれていた最奥の場所は、やっと来た快感に食らいついて、うねうねと奥へ誘い込む。
「シンちゃんの中…凄いキツくて、熱いよ…」
貫いた直後マジックが言う。
でも、シンタローの耳には声が届いても理解ができない。
限界まで引き抜かれ、また最奥へ貫かれ、シンタローの一番欲しい所へピンポイントで狙われる。
「ひぁ…あ、あ、と、とぉさん、ンンン…!」
ゆらゆらと無意識に快感を求め揺れる腰。
閉じられない唇から垂れ流される唾液。
溢れる涙。
「シンちゃん、シンちゃん」
睦言のように繰り返し繰り返し名前を呼ばれ、手を前にかけられ虐められる。
頭がくらくらしてどうにかなってしまいそう。
理性なんて引きちぎられて、ただ快感を追う事に必死で。
ぐるりと中に入れたまま体を回転させられ、顔がお互い見れるようにしてから、足をM字に広げられて貫かれる。
「あ!あ!あ!」
意味のない母音を並べ立て、マジックに必死にしがみつく。
息が苦しいが、快楽を追う方が優先されて、マジックの腰に己の足を絡ませ、催促する。
一際大きく貫かれ、マジックの熱い唇で塞がれた時、シンタローは前身を痙攣させ、絶頂を迎えた。
「――っさん…ッッ!」
ドクドクと流れる精と、きゅうっと締まる蕾。

その刺激にマジック自身も締め付けられ、シンタローの中で一際大きくなったかと思うと、熱い精をシンタローの中に流しこんだ。
「ひッッ…あ、あつ…」
涙で霞んだ瞳でマジックを見れば、滴る汗と共に笑顔で笑っていて、そんなマジックを見てシンタローも釣られて笑う。
安心したのか、シンタローはそのまま意識を手放したのだった。











ぱか、と瞳を開けると、マジックの顔があって、自分がマジックにひざ枕をしてもらっていたのだと気付いた。
「あ、シンちゃん起きた?」
気配に気付いたのか、優しい笑顔でシンタローの髪を撫でる。
「…ん。」
起き上がろうとしたら、腰に激しい鈍痛を感じ、ぱたりとマジックの膝に逆戻り。
マジックは困ったように笑ってから、ごめんね、と呟いた。
謝る事じゃないと思いつつ、空腹とけだるさから何も喋りたくなく、ぼぅっとマジックを捕らえる。
ぐうう…
「あ、ごめんねシンちゃん。お腹空いてるよね。今ご飯持って来るから。」
そう言って、近くにあったクッションをシンタローの頭の下に置き、立ち上がる。
その仕種をまた、ぼぅっと見送る。
キッチンに行くマジックだったが、ふと、止まり、シンタローを見た。
目と目がかちあう。
「さっきは昔は良かったなんて言ってゴメンネ。パパは今の方がやっぱりいいよ。」
そう言われ、シンタローは目をぱちくりさせた。
心がほんわか暖かくなるのを感じる。
「だって、シンちゃんとこうやってえっちもできるしね☆」
「………。」
バチン☆とウインクしていうマジックに、シンタローはさっきの胸のときめきを撤回し、殺意を覚えた。
頭の下に敷いてあったクッションを掴みマジックの顔面に投げ付ける。
「あ、アンタなんかサイテーだっ!!」
「アハハ☆シンちゃんたら照れちゃって。」
「照れてねーーーッッ!!」









終わり


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