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mv
■策略の媚薬■


おかしい…。
もう、10分経った…そろそろ何かしらの効き目があってもいいはずじゃないか。
チラリと時計を見やりため息をついた。
「シンちゃん、どうしたの?さっきから時計とパパの顔ばかり見てるけど」
そわそわと自分の顔と時計を見比べては、ため息をつく息子の姿に声をかけた。
なんでもない。と首を振りながらも、マジックの前に置いてあるグラスをシンタローは見た。
確かに、飲まれてる。グラスの中の琥珀の液体は半分以上減っている状態だ。
おかしい…。シンタローは説明された言葉を思い返すように、記憶を手繰る。

あれは、1週間ほど前のアジア地域での遠征の出来事だ。
ぶらりと街を散策中に、一軒の古ぼけた店に入った。
その店のドアの張り紙の一枚に気にかかる言葉が書かれていたからだ。
”精力の減退・増進など相談受け付けます”と…。
その言葉に引き付けられるように、漢方を扱うような店内に足を踏み入れ、そのモノを手に入れた。
なぜそんなものを買ったかと言えば…。
いい歳のハズなのに、隙をみせると盛ってくる。シンタローの悩みの種の一つでもある自分の父親だ。
なんとか大人しくする方法はないかと考えた。
高松に頼もうかとも思ったが、その情報がバレればどんな仕打ちをされるか分かったもんじゃない。
そんなこんなで考えあぐねている頃、グッドタイミングとばかりにそのモノを手にすることができた。
言葉の違いはあったから多少の不安はあるが、大丈夫だ。
あれだけ身振り手振りで説明して、最後は分かり合えたと思っている。ちゃんと減退という言葉は認識できた。

そして今日、それを実行に移したのだ。
明日は休み、そうなればマジックがくるのは決まっている。
予想通りやって来て、ベタベタと触る親父をなんとか説き伏せ酒を進めることが出来た。
もちろんその中に、精力減退の粉薬を混ぜた。
無臭とのことだったが匂いのあるアルコールと混ぜれば多少は、毒などに免疫がある親父といえども分かるハズがない。
ましてやそんな薬を使われる経験などないだろう。
そして、その液体を口に含んでから15分が経過した。確か飲んでから10分で何かしら体調に変化があると言っていたが…。

「親父…それ旨い?」
我慢しきれずにシンタローは口を開いた。
「ん?これかいシンちゃんが入れてくれたから美味しいよ。飲むかい?」
「いや…いい。なんともないのか?」
聞いちゃイカンとは思いつつも気になって仕方が無い。値段だって安くはない、効いてもらわねば困るのだ。
「なんともって?まだこれぐらいじゃ酔わないよ」
「そうだよな…。もう一杯飲むか?」
殆ど空になったマジックのグラスを掴んだ。そうすると、自身の手首を掴まれビクっと身体を強張らせた。
バレたか!!ιιι

ススっとマジックの手がシンタローの手首を這うようにして、シャツの袖口から中に入ってきた。
「今日はサービスがいいんだね。でも、パパはお酒よりもシンちゃんを味わいたいなv」
蒼い冷ややかな、それでも確かに情欲を含ませている瞳が自分を捉えた。
「もう一杯ぐらいいいだろ」
なんとか手を引き剥がすと、そそくさとドリンクバーのある一角へと足を向けた。
丁度死角になっていて、自分がなにをやっているからは見えない。
シンタローはため息をつくとアルコールと氷を取出し、そして置くの戸棚から茶色袋のそれを取り出した。
「おかしい…。確かに入れた…。飲んだハズだろ」
殆ど何も書かれていないが、裏に小さな文字で説明書きの欄がある。買ってから説明の欄は目を通していなかった。
薄くかすれている文字を食い入るように見ると…………………ッ!!!!??
効果の内容を見た瞬間、シンタローの喉がヒクっと痙攣し、力が抜けたようにその場にへたれ込む。
……………せ、……精力……促進…ッッッ!!!!
「なるほどね~。そういうわけか」
「ヒッッ!!」
 シンタローは後ろから聞こえてきた声に、その場で飛び上がって驚いた。
夢中になって近づかれていることに気付かなかった。
「そういう代物を飲ませたってわけだね」
言葉とともに、逞しい二の腕が伸びてくる。肩越しに袋を奪われ、シンタローは恐る恐る背後を振り返った。
「おっ…お、…親父……」
「漢方ねぇ」
見上げた男は無表情で、シンタローを見下ろす。
「どうにもおかしいと思ってたんだよね。さっきのブランデーに混ぜたんだね、シンタロー」
言いながら、袋の効果の能書きに目を走らせているマジックからシンタローは後退り、そのままマジックの横を通りすぎようとしたところを二の腕に捕まった。
「これは…私じゃ満足できてなかったと考えていいのか?」

「ち…ちがう!!…おれは確かに減退を買ったんだっ!!!…」
「減退……」
「あっ!?いや…あの…その…なんで…確かに……あ!!」
「あの時か…」
その時、恐ろしい考えがシンタローの脳裏を過ぎる。
あの時、確か店内には年配の男がいたような…。
紙袋を受け取った直後に、店内で人とぶつかった。その時誤って袋を取り違えた??
それぐらいしか、思いつかない。確かに買う時に目を皿のようにして減退という文字を睨みつけた。ハズだった。
そうなるとそれしか考えられない。
「何をブツブツいってるんだ。訳はベットの上でゆっくり聞こうじゃないか」
「違う、これは手違いで…」
どんなに言い訳したって、聞く耳など、もっちゃーいない。小脇に抱えられそのままベッドルームへと直行となった。
乱暴にベッドの上に投げ出され、身体がスプリングで安定しないうちにシャツにに手がかかり、破られそうな勢いで脱がされた。
「ま、待てっ…親父っ」
「責任はとってもらうよ…パパをたばかった罪、大きいからね」
いいながらも引き千切らんばかりの勢いで、ズボンに手をかけあっという間に裸にさせる。
「飲んでないんだろっ!!」
 当然、飲むはずがない。あんな怪しい見え見えの態度で、私の目を誤魔化したと思っているのかい? 本物は今頃、植木の肥料だ。
「飲んだとしたら。愛しいシンちゃんが用意してくれたものだよ。シンちゃんだって私が飲むところ見ただろう?」
そういわれると頷くしかない。確かに男が口に含むところを目にしていた。それでも時間がかかり過ぎるのではないか?
これは自分を騙し返す為の悪戯だと思い込みたい。
「早くシンちゃんの中に突っ込みたくて、身体がどうしようも無いほど熱いよ…どうしてくれるんだい」
冷や汗が背中を伝う。身体の温度が上昇していくのがよく分かる。
「シンちゃんには、気持ち良くなるお薬を使ってあげよう」
「やだ…飲まない!!」
グッと唇を噛み締め、手で口を覆った。そんなシンタローの仕草にクスッと薄く笑いをこぼすとピンク色した小瓶を手に持った。
一度使いたいと思っていたところだ、丁度いい。

「そんなことしても無駄だよ」
「じゃあ……」
「ここで飲んで貰う」
 いいながら、シンタローが暴れて巻きついたシーツをはがしながら、足を広げ指でなぞる。
「…変態!スケベ野郎・オヤジ・万年色情狂っっ」
「いい度胸だ…覚悟しなさい」
ぐっとシンタローの足を掴むと目の前に見えるように引き上げる。
「いっ……やぁ…めろ」
「どうやって使おうか?本当は薄めた方いいみたいだけど…いいよね」
「ばか…冗談だろ…」
喉がヒクリと痙攣を起こす。身体を後ろに退けようともガッチリと足を抱え込まれ、余計に卑猥な格好にさせられることとなった。
「離せっ!離せって!」
足をバタバタとばたつかせるが、肩にかけられているので意味をなさない。
「大人しくしなさい。酷いことはしないさ…。ただ…気持ちよくするだけだよ」
抱えた足の間から目線だけを向け意地悪く笑う男と目があった。目線はそのままに、露になったなったソコをぺロリと舐めた。
見たくなくとも、シンタローの視界には自分では決して見ることのできない、隠された場所をマジックに侵されているのが見えた。
「んっうぅ……ッ」
シンタローの体内を甘い痺れが襲った。
せめて声だけはあげるまいと、両手で口を押さえてせめてもの抵抗を表す。
「ほぅ……」
ニヤリとマジックは口角をあげると、できるものなら耐えてみろとばかりに、突っつくように刺激していた舌を差込む。そして、
空いた手でペニスを掴むと上下に扱い、親指で鈴口をグリグリと刺激を繰り返した。
「うんッ…あぁん…んんっ!」
知り尽くした愛撫に声を漏らすのを防ぐことが出来なくなる。
それでも必死に声を抑えるが、その甘い鼻にかかったような吐息がマジックを挑発している事になっているとは、気づくはずもない。
「頑張るね。……さて、いつまで続くかな」

マジックは指は動かしたままに、器用に片手と唇を使い瓶を開ける。いったん、指をペニスから離し手にその液体を溢した。
本来なら水やアルコールで薄めて使う催淫剤で特別に高松に作らせたものだ。
直接だと…どうなるのかな?楽しみだねぇ。
ネットリとしたゲル状のようなピンクの液体をたっぷりと手にとると、そこから果物を煮詰めたような濃い果実の匂いが漂う。
その手をペニスに擦り付け、そのまま液体にまみれた手で会淫部をたどりアヌスの入り口を人差し指と中指で撫で回すと、ヒヤリとした感触にシンタローは身体を振るわせた。
「あっんん……」
先端から根元…裏の筋や袋もなじませるように揉みしだき、指は焦らすように縁を辿る。
「はぁッ!…ぁああっ」
シンタローの左手がシーツを彷徨い、右手は声を殺すように指を咥えこむと、荒い吐息をあげながら、悩ましげに眉を寄せ頬を蒸気させた。
「ヒクヒクしてる、指いれようか」
言葉とともに、一指し指と中指を第一関節まで差込むと、アヌスからはチュプチュプと濡れた音が響いた。
「うんぁ…もっ…と…ぉ」
「もっとなに?」
中に入れた指を、広げるとそこに液体を流しいれる。
「うぁ…やッいやっ! 入ってくる…」
「…もう効いてきたか…真っ赤になって、厭らしくヒクヒクしてるね」
「や…だ…みるなぁ…あぁ」
指を広げられているから、中に冷たい空気が入ってくる。それが、余計に火照った体に拍車をかけた。
「ココ見たことないだろ?今度見せてあげる。 …シンちゃんは言葉で責められるのが好きだね。パパの指をどんどん締め付けてくるよ」
重厚な声で囁かれた思うと…。だんだんと甘い香りに頭がぼんやりしてきて、ペニスとアヌスがジンジンと疼きだした。
もっと直接的な愛撫が欲しくて、ねだるように腰を浮かせる。
それに答えるように、中にいれた液体を塗りこませるように指が押し挿ってきた。
「あっああんっっ」
ズズっと中に入れた指を奥にまで突き立てられ、擦られると頭にまで走るような快感が通り抜ける。
「っああっ!」
声を噛み殺す為の指はいつしか、マジックの髪を掴みさらに深い快楽を望むように腰を擦り付けた。
「さすがに…濡れてるねもうグチュグチュだ。ほら触ってみたら?」
シーツを彷徨っていた指を掴むと、シンタローの濡れたアヌスに導いた。シンタローは自らのアヌスに触れブルッと腰が震えた。
「あぁ…ん」
酷く柔らかく解けた襞に触れると、触れると解けてしまいそうな肉が自分の指を中へと誘う様に、指を滑り込ませたからだ。
クチュッ…と卑猥な音を洩らして、精液が指を濡らしている。
「あぁ…いやぁ…だめ…だめぇ」
「ほら、ここがシンちゃんのイイトコロだよ」
マジックは指をシンタローの指に絡ませると、指で届く範囲の奥まで指を突きいれた。
「ああんっ!…も、もう…っっ!!」
熱い塊が背中を駆け抜け、静を吐き出そうと腰を前に突き出すと、マジックがシンタローの根元を掴みそれを阻んだ。
「まだだ、もっと我慢すると余計にいい」
「いやっ!…ぁ…ぁん、いきたいっ」
「そんなにいい?どんな感じだい?」
マジックは絡ませていた指を増やすと、それぞれを中で蠢かせ言葉を促す。
「んぁっ…ぁふっ…ん…んっ」
「言わないなら抜くしかないね」
言いざま、指を引き抜く動きに咄嗟に、逃すまいと締め付けるが男の動きの方が一歩早く指を引き抜いた。
そのままシンタローの両手を押さえつけると、自由を奪う。そうされると、自分の両手を使うことも出来ず、いじることが出来ない。
「嫌だ…ッぁ…ぁ、離せ」
指を抜かれるとますますペニスやアヌスは熱を持ち、奥からの疼きが酷くなり我慢することが出来ない。
ただ下半身を捩じらせても、なんの慰めにもならない。
「お…かしく…なっちゃうよぉ…」
「どうして欲しい?」
頬を蒸気させ涙目で、息も絶え絶えに甘い声で訴えられると、むしゃぶりつくしてもっと乱れさせてやりたい!という欲望が沸き起こる。
が、それを叱咤すると意地悪く耳元で囁いた。
抱かれれば、しがみついてヨガるくせに…自分から欲しがるようなことはない。そして、終れば親父が悪いと詰め寄ってくる。
それも悪くはないが…たまにはシンタローの口から欲しい!!という言葉を聞いてみたい。
危うく…不能になるかもしれなかったのだ、そのお仕置きもしなくてはね…。
「助けて…ぇ」
「助けてじゃ、どう助けていいか分からないね」
シンタローが小声で囁いたか、マジック時はあえて無視をした。

「ん? 聞こえないなあ」
「…っ!!」
「…ほら…シンタロー? このままでいいのかな」
疼きは酷くなる一報で、うずうずとした疼きは痛みに変わり頭の先から指の先までズキズキとした痛みが伝わる。
それなのに腰を揺らめかせることしか出来ない。
耐えかねて、息を吸い込むと夢中で言葉をだした。
「お願いだからっ…中をいじって…親父で…めちゃくちゃにしてぇ…!イカせて…っ」
シンタローが泣きながら懇願するのを見て、マジックは満足げに笑みを溢した。
「お望みとおり…イカせてやろう」
わざとシンタローの『イカせて』の部分を強調すると、手を離してシンタローの足を抱えなおす。
前をくつろげると、すでにスタンバイ十分の男根を後ろに押し当てた。

「ん、うっ……あぁぁぁ!!」
待ち焦がれた男のものに、シンタローは入れられただけで放ってしまった。
「おやおや、半分いれただけだよ」
そう言葉を続けながら、ゆっくりと円を描くように腰を動かした。
それだけの動きで、放ったばかりのものがまた立ち上がりをみせる。
「あ、あん…もっと…擦って」
放したというのに、中のウズウズは止まらずに、擦ってもらえればおさまるのは分かっている。
それなのに、マジックはゆるゆると緩慢な動作しかしてくれない。
「あん、そこじゃない…あっぅ」
「っふ…かわいいよ」
微笑を浮かべながら、クイっと腰を奥まで押し込むと、襲ってくる快感と衝撃に身体を強張らせるシンタローをマジックは硬く抱きしめる。
「っ…全部入ったよ」
シンタローの熱さと締め付けに、腰を進めている男が呻いた。
シンタローも自分の中でドクドクとマジックが脈打っているのを感じるだけで、溶けてしまいそうだった。
「あん、あ…もっと…ちょうだいッ」
挿れられても満足せず、身体の奥から痒きは増す一方で…どうにかその奥の部分を擦って欲しくてシンタローは喉を鳴らして足を絡め奥へと誘う。
「痒いよぉ…もっと…奥に…奥までいれてぇ…っ」
何度かゆっくりと腰を動かすと、シンタローの望みどおりに奥を突き上げるように抜き差しを始めた。
「っ…いいか?」
「い…いい、っあ、んっ」
激しく揺すられる度に、シンタローの身体は勝手に震えて、ただその疼きをとって欲しいということだけに夢中になっていて、いいも、悪いもを通り過ぎた刺激に翻弄されてただ、喘ぐことしか出来ない。
「あ、あ、も…でる…ッ」
「出しなさい…空になるまで出してあげる」
シンタローは力の入らない腕で必死にマジックの背中に爪をたてると、ガクガクと腰を震わせて熱を開放した。


************************


「はぁ…はぁ………あぁ」
いい加減にしろと、シンタローは二桁目を数えたセリフを口にした。
「俺が…わる…たかぁ……ら、ん、ん」
声は掠れ、散々泣け叫んで顔は涙と精液で濡れ果て、声帯は悲鳴を上げている。が、
その様子が男をますます煽っているなど分かるはずもない。
「も、もぅ…許して」
「人聞きの悪いことを言うね。最初に仕込んだのは誰かな?危うく使いものにならなくトコロだんだよ、パパは」
シレっとした口調で答えたマジックは、掴んでいたしなやかな腰を立て続けに数回揺さぶった。
ベットに這わされたシンタローの上半身は、すっかりシーツとお友達で支えられた腰だけが高く突き出され男を咥え込んだ格好となっている。
足もすっかり萎えて力が入らず、マジックが支えていたければすぐに崩れ落ちてしまう。
「もうバテたの?シンちゃんは若いからまだ大丈夫だよね」
「も…無理ぃ…あ、あ…っ」
「パパはまだ1回しか言ってないよ」
「ホントに無理…もう離して…」
腰を抑えられながらも、マジックに泣きついた。

が、
「でも、シンちゃんのここはそういってないみたいだよv」
囁くように言って、マジックはゆっくり腰をひいた。
「…っん、あぁぁっ」
一緒に内臓まで引き出されてしまいそうな不快感と快感を伴って、ようやく内蔵を穿っていたマジックが出て行く。
支えを失いガクリと身を投げ出したシンタローは、湿った精液と唾液でグチョグチョのシーツの上で荒い呼吸を繰り返す。
何度出しただろうか?幾度となく体位を変えて吐き出した…確か8回目までは覚えていた気がするが…。抜かずに責立てられ数えることもままならない。
何度も穿たれ摩られた箇所は、マジックが去った今でも何かを含んでいるような感覚を訴えている。
さっきまで、疼きが止まらずにマジックに泣きながら懇願したが、やっと薬もおさまり…酷い脱力感だけが残った。
腰などに力が入るはずもなく、気だるくてこのまま眠りたかった。
「嫌だ………」
呟いたのに背中の中心にマジックの指が這わされた。
「…嫌だっていってるだろ。俺が悪かったから…もうっ」
いい加減にしてくれと言葉続けようとして遮られた。
「何が嫌だって?」
いいながら背中を這い回る指は止まらない。ゆっくりと肩の辺りを彷徨っていたと思ったら、今度は背骨のラインにそって下へ下へと下がっていく。
そして双方の狭間を割っていった。
「マジ……クぅっ!」
あっ、と思った時には遅く、さっきまでマジックを飲み込んでいた部分に指を突っ込まれていた。
「あっ、あっ、や…ふざけろ…っ」


「まだそんな口聞くの?反省の色無しかな? こんなに身体は悦んでいるのにね」
「いつも…そんなだから…しつこいから、薬使おうと…した…だぁ…あぁぁっん」
身を捩って逃れようとするのを、強引に貫いた3本の指で阻止される。
いきなり増えた指に、シンタローは思わず仰け反った。
「あんっ、や、やだ、や」
グチュと厭らしい水音が耳につく。思わず耳を塞いでしまいたいほどに卑猥な…でもその音に身体が熱くなる。
わざと音を立てるように愛撫するマジックのおやじぶりに、身体は…反応する。
「嫌も嫌よも好きのうちだもんね、シンちゃんは」
否定しようと、気力を振り絞って首を振ったが、甘いねだる様な声しか漏れず、効果はない。
むしろもっと、もっととねだられている様な気分になる。
「ココ好きだよね。もっと弄って嬲って欲しいんでしょ」
「や…変態…エロおやじ…っ」
「言ったね」
シーツに突っ伏していたため、シンタローには見えなかったがマジックは心底楽しそうに口元をゆがめると、ねじ込んだ指でシンタローの一番敏感なポイントを強く擦った。
「だめっ…そ…たまん…なぁ…いい…ふっ」
「イイでしょ?こんなに熱くして…本当淫乱なんだから」
「イ………っ」

乱暴に3本の指を最奥まで突きたてられる。身体の奥のたたが外れていくような気がした。
薬の効力なのか、マジックの愛撫がそうさせるのか…自分が淫らになっていくのがわかる。
「い、イイっ…あっあっ、ああー!!」

「二度とパパを嵌めようとしたらダメだよ…これで分かっただろ?」
そう耳たぶを弄びながら囁かれ、夢中で頷いた。


それでも…シンタローは心の奥で、次回こそはと!!希望の光を胸にしまい込み。
シンちゃん次回はどんなトラップを張るのかな?などとほくそ笑むマジック。

結局は、まだまだシンタローとマジックの攻防??は続きそうである。

ただ、四六時中…シンタローの事を考え、どうやったらスムーズにシンタローとヤレるかを考えるマジックと、多忙なシンタローである。
どちらに軍配があがるかは聞くまでもない…。
今のトコロはシンタローに勝ち目無し。といったところだろうか。


次回に向けて頑張れーシンタロー!!




後日、痛む体を支えながら…なんでバレたんだろう?と首を捻るシンタローの姿があったとか。
やっぱり先は長そうだ…。


☆オワリ☆

よっすぃさま。1111キリリクで薬ネタのマジシンです。
サブタイトルは”騙すつもりが騙されて?
パパに薬を仕込もうとしたのに、逆に美味しく頂かれてしまいました。
面白かったですね~。いつも面白いですが、薬ネタは好きです。
もっとヘロヘロな所につけこんで、いやらしいセリフを連発できたらなぁっと
今、読み返して思いました。
う~ん、まだまだだ。

このあたりから、文章の書き方が変わってきたような気がします。
…が、相変わらず誤字脱字が激しいかもしれません。
気がつかれましたら、コソっと教えて頂けると幸いです。

幸央




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