■甘い罠■
ここはガンマ団総帥室。
限られたものしか入室は許可されない。のだが、セキューリティーもなんのその…、部屋の中で不穏な動きをする人物が一名。
真夜中だというのにも関わらず、白いスーツに身を包み新総帥の机をガタガタとあさっている。
「お、あったあった!!これこれ」
針金で机の引出しをあけ、お目当てのものを見つけ出した。
「これでシンちゃんを……フフ」
その資料を握り締め、いやらしく喉を震わせて笑う男の声が、真夜中の総帥室に響き渡った。
*******************************
「かっしなか~。確かあったんだけど…」
長期遠征から戻り、遠征前に残っていた仕事を片づけようと、机を探ってもあるはずの資料がない…。
あの統計の資料がないと仕事にならない…。
ティラミスあたりが片づけたのか??
確かに引出しの2段目に鍵をかけておいたハズなんだけどな。
シンタローは首をかしげ、カリカリと頭をかいた。
そのティラミスに聞こうにも、チョコレートロマンスとともに席を外しており、聞くにも聞けない。
あるべき場所に片したとしたら、場所は資料室しかない…シンタローはやれやれと、席を立つと資料室へと向かった。
資料室は普段あまり使われておらず、シンタローでさえ数えるぐらいにしか足を運んだことは無い。
「なんだか薄暗いなぁ~。今度ちゃんとしたやつ設置させるか…」
まわりの部屋に比べて重要なものもないせいか、防音効果がきちんと施されておらす、静かにしていると廊下の声が微かだか聞こえてくる。
「チっ、仕方ねえな。リフォームするか」
ぶつぶついいながら、今までの統計資料などを探す。
どうにも見つからない。イライラと苛立ちが募り始めた頃…
「手伝おうか?」
シンタローの耳元で、よく聞き慣れた声が低く響いた。
(いつの間に!? 全く気付かなかった)
シンタローは持っていた資料はそのままに、身を捩ると後ろに立っていたマジックに向き直った。
「い……や、平気だからっ」
びっくりしたぁ~。
驚いて動悸している胸を押さえながら、なんとか返事を返したが、声が上ずって動揺を隠しきれなかった。
お互いが触れ合うほど近くの距離から、少し距離をとろうとしても棚に阻まれてすぐに背がぶつかった。
「親父っ、驚かすなよっ!!なんだよ、突然」
「いや~、シンちゃんが戻ってきてるって聞いたから、会いにきちゃった」
まずい…。
今まで、あれやこれやとうるさいから、挨拶だけは欠かさなかったが…。
昨日は、遠征から帰ってきたのが遅く疲れてきっていて、すぐに寝てしまった。
今朝も早朝から会議が入っていたし、まだ挨拶にいってない…ιι
変な難癖を付けられないといいんだが…ι
たかが、挨拶というかもしれないが、されど挨拶。
この挨拶一つで親父のしつこさは変わってくる。
顔を見せれば安心するらしく、そんなにしつこくは迫ってこない。
少しでも遅れようものなら、ネチネチと言葉と身体で絡んでくるんだから始末におけない。
そのため、身の保身の為にオレは遠征に行った時はコタローの次に、義務的に!!
あくまで事務的に親父の部屋に行くようにしていた。全ては己の保身の為だ。
「パパが手伝ってあげるよ」
行く手を阻むようにシンタローの顔の横辺りに、両手を置いた。
そうすると、身体を拘束されるような形になり、ますます動きづらくなる。
(どこが!?これのどこが手伝う姿勢だって言うんだ…危険だ、ヤバすぎる。ここは早々に出た方がいい)
今までの感か学習能力のおかげさまか、シンタローは一歩でもこの部屋を出ようと、
マジックを押しのけようと手を突っぱねた。
「どけよっ。まだ仕事が片付いてないんだからっ」
「だから、パパが手伝ってあげるって言ってるじゃない」
「てめえがいたら、はかどるものも進まねぇよ」
穏便にすますには、ごめんね。
っと首でも傾げて謝ればいいのかもしれないが、それは出来なかった。
頭では分かっていたが、つい声を荒げて…。
力任せに、押しのけようとして腕が棚にぶつかった。
…やべっ!!
整理もされてなく、ただ乱雑に置かれているような棚だ。
この衝撃で棚の上に不安定につんであった書類が耐えられるはずが無い。
シンタローは落ちてくるファイルをよけきれずに、次にくる衝撃にそなえて目をつぶった。
…いったぁ……くない??
書類と言ってもファイリングされているから、厚さは相当ある。当たって痛くないハズがない。
恐る恐るまぶたを開けると、そこには庇ってくれたのだろうマジックがファイルを床から拾い上げ、スーツの埃をはたいている。
「親父……」
意外だった…。
「こんなとこで暴れちゃ危ないよ、シンちゃん」
怪我はない?と心配そうに聞かれるとつい素直に謝ってしまった。
「…わりぃ…」
「………っていうか、お前がこんなとこにいなければ、起きなかったことじゃねぇかっ」
そんな、まともそうな動作に誤魔化されるもんか。いつもそうやって人の事騙して好き勝手にしてるくせに。
絶対その手には乗らねぇぞ!!と思いを込めながら、向かいの男を強く睨み付けた。
「ふ~ん。そう…」
腕を組み、上から下へと舐めるように視線を動かすと、にやりと唇を歪めて微笑んだ。
その、ぞっとするような笑みにシンタローは身体を強張らせると、部屋から出るために肘で目の前の男を押し退けて一歩を踏みだす。
が、その身体はドアにたどり着く前に、マジックに捕らえられた。
「シンちゃんは、パパに挨拶もできない子どう思う?」
後ろから片手でシンタローの顎を捉えると、顔を耳元によせ低い声で囁いた。
もう片方の腕は前に回って腰を抱く。そうされると動くことができない。
「そんな躾のなっていない子には、お仕置きが必要だと思わないかい?」
味見でもするように、シンタローの耳を舐めるとそれが合図だというように、腰を抱いていた手がシャツのボタンをぬって入り込んでくる。
低いベルベットのような声で囁かれ、シンタローはうっすらと額に汗を浮かべると抵抗することも忘れて、一瞬身を強張らせた。が、
「………っ、いつまでもお前の思い通りになると思うなよっ!!」
それでも、なんとか身体を動かすと顎を掴んでいるマジックを振り払い、身体を反転させてマジックに向き直ると拳を振り上げた。
「とっくに、反抗期は終わったかと思ったけど…」
難なくシンタローの腕を掴むと、やれやれとため息をついた。
スッと掴んでいない手を伸ばすと、シンタローが身構えるように身体を反らせた。
「パパに手をあげるなんて、悪い子だね」
マジックはシンタローを棚に押し付けて、シンタローの腕を頭上で一まとめに押さえつけると、顎を捕らえ強引に唇を塞いだ。
「やだ……ん…っ、んっ、ぁ…」
抵抗の言葉を封じ込めるように、舌が強引に中に入ってくる。
歯茎の裏の敏感な箇所を舐められ、舌をきつく吸い上げられる。
「…っあ………」
息が止まるぐらいの激しいキスが続き、飲みきれない唾液が首筋を伝ってシャツの襟元へ落ちていく。
マジックが唇を離す頃には、シンタローの意識は朦朧とした余韻に身を震わせていた。
「感じてたんじゃ、お仕置きにならないかな?」
「ふざけろ。離せ!!…くそ親父っっ!!」
がたがたと身を揺すっても棚が軋む音しか聞こえない。
「あんまり大きな声出すと、人がきちゃうよ」
シーっとシンタローの耳元で囁きながら、手でシンタローのズボンに手をかける。
カチャカチャとベルトが外される音に、シンタローは焦り身体を震わせた。
「みられちゃまずいよね~。こんな姿を」
チャックを下げる音が嫌に、鮮明に耳に入る。
「な……っ」
シンタローは突然身体を震えさせると、口を噤んだ。廊下を微かだが誰かが歩いてくる足音が聞こえたからだ。
マジックにもその音が聞こえたのか意地悪そうに笑うと、半開きにされたズボンのチャックに、ぐっと重量がかけられる。
仕立てがいいのが、スーっと特にひっかかりもせずにジッパーの金具が下げられていく。
布ごしに握りこむと、シンタローのペニスは既に硬くなっており先端からは、蜜を滴らせていた。
「キスだけで、こんなになって…こうされること期待してた?」
「やめっ…」
大きな声を出すこともできず、男を突き放そうにも両手を頭上で押さえつけられている為、目の前の屈強な男を突き飛ばすことなどできない。
「おやおや、シンちゃん下着が濡れてるよ。ちょっと敏感すぎるね」
「くっ・・・」
からかうような口調に、顔を背けて唇を噛みしめた。
複数人なのか、廊下の声と足音はいっこうに静かになってくれない。
それをいいことにマジックは淫靡にシンタローを責め立てる。
「キスしたぐらいで、こんなに染みをつくるぐらい硬くなって、厭らしい身体」
「あ…や…は、離して…」
直にペニスを握りこむと上下に手を動かした。
「離していいの?ここをこんなに大きくして、ヌルヌルさせてるのに?」
握り締めていた根元から、茎のところをもみ始める。
じっとりと滲んしまっている粘膜をわざと長い指に絡めて、くちゅくちゅとぬめった音を響かせた。
「ああぁ!!…や、やだぁ…」
扉の向こうの声に体を強張らせる…聞かれた!?
じっと硬直するシンタローにマジックは、耳たぶにぴったりと押し付けた唇から楽しげに含み笑いを漏らす。
「随分いい声で啼いたね。声聞こえたいの?」
なんとかそのまま足音が遠ざかるよう様子に、シンタローはホッと緊張を解いたが、それをマジックが見逃すはずがない。
「あぁ!」
その瞬間を見計らって、ペニスを抜きあげられながら、長いごつごつと骨ばった指で先端の小孔を弄くられて、シンタローの腰が大きく跳ねた。
「おっと、そう簡単にイカせないよ」
手短にあった輪ゴムを手に取ると、それをシンタローのペニスに乱暴に通し射精を阻む。
ゴムのバネが過敏になっているペニスを痛い程刺激して、シンタローは生理的に涙を滲ませ唇を噛み締めた。
眉をよせ苦痛に耐える姿がマジックの征服欲をさらに煽る。
「イキたいなら、…そうだね自分でしなさい」
その言葉にシンタローは顔を青ざめさせると、ふるふると顔を左右にマジックを睨み付けた。
「フッ、そんな顔は私を煽るだけだよ」
近くにあった本などを縛るような、ビニールテープを手の中で弄んだ。
そしてシンタローの身体を仰向けに倒し膝を割る。
マジックの手にはまだビニールテープが握られている。
シンタローは次の行動が読めずに不安げに瞳を揺らめかせ男を見つた。
「どうすると思う?」
楽しそうに喉の奥で笑うと、持っていたビニールテープをシンタローの右腿と右足首が離れないように結び。左足も同じように結んだ。
そうするとM字の形になり、閉じたくでも足を閉じることが出来ない。ましてや動くことさえもままならない。
「!!っ、なっ…何だよこれ、外せ!!外せよ」
羞恥心で顔を上気させ声を荒げるが、マジックはそんなシンタローの姿を満足気に微笑むと一度身体を退く。
そうして資料室の置くの棚から、手のひらほどのビデオカメラとボールペンの入った箱をを取り出してきた。
その物体を見つけるとシンタローは顔を青ざめ、少しでもマジックの視線から逃れようと身体を横に倒してうずくまる。
「来るな!!そんなもので、どうするつもりだよ」
「どうするって…ビデオカメラっていったら使い道は一つだろう」
唇の端を上げニタリと笑うと、カメラを手に持ったマジックが近づくと、ジーという機械音が室内に響きだした。
「あぁ…や、やめぇ」
マジックの手が伸びたかと思うと、シンタローのペニスの敏感な箇所を引っ掻いた。
「ほら、坊やが泣いてるよ。ピクピクしてイキたいんだろう?」
そのまま指をペニスの裏筋を通って奥の厭らしく蠢くアヌスへと辿り着いた。
「ここも欲しがってるね」
用意していたボールペンを箱から一本取り出すと、シンタローの目の前でそれを口に含むと見せ付けるように、濡らす。
ほどよく濡れた頃、それをゆっくりとシンタローのアヌスへと押し入れた。
「んぁっ!!、や…だ、やぁ」
指やマジックとは違う、無機物なものにシンタローは身を硬くするが細いボールペンは痛みを伴うことなく入っていく。
「いつもはパパが痛くないように、舐めてあげてるよね…でも、今日無しだよ」
2本目のボールペンも入り、3本目のボールペンがあてがわれた。
「はぁ、んんぁ、あぁっ」
身体が勝手に反応して腰が揺れる。先走りにまみれてぬめるそれを弄られ、ペンを掻き回されるとびくっびくっと痙攣するように
腰が動いてしまう。
まるで早くイカせて、と催促しているようだ。
「美味しそうに咥えてる。そうだ…たまには自分で慣らしてみたらどうかな」
ほらっと1本、ペンをシンタローに握らせる。
「こんな細いの3本じゃたりないだろう?あと2本は余裕だよね」
そう言い放つと、マジックは身体を起こした。
「パパはここでシンちゃんのやらしい姿をとらなきゃいけないから、手伝わないよ。解いてほしいならどうしたいいだろうねぇ」
シンタローから少し離れた場所に無造作に置かれたイスに座ると、マジックは長い足を組んでカメラを構えた。
その舐めるような視線に、シンタローは身体の芯からゾクゾクとした快感が駆け抜けるのを感じた。
「早くしないと、誰か入ってくるかもしれないよ…ま、見せたいならずっとそのままでいることだね」
身体中の熱が出口を求めて、蠢いている。
シンタローは目をかたく閉じるとそろそろとペンを握りなおした。
「まずは口に含んで、舌でたっぷり濡らしなさい」
シンタローはたっぷりと唾液で濡らすと、片手で双方割り既に入っているペンに添えるようにおずおずと差込んだ。
敏感な入り口にペンが触れると、ビクっと反射的に体が震えた。
「ぁふっ…んんっ」
敏感な粘膜を無機質なペンが押し入ってくる、無意識にもう一本手にもつと差込んだ。
慣れてきかたからさ、それは濡らさずともスムーズに受け入れた。
「いいよ…。そうしたら、ペンで中もかき回して、グチュグチュってね」
「ひぁぁ……ぁぁ、もう」
それぞれのペンが中で、バラバラに動き床の上で淫らに足を広げさせられながら、上半身がビクビクと痙攣を繰り返した。
「どうした?前もいじっていいんだよ」」
「あぅ、…ん、んん」
今にも弾けそうになっているペニスを手に包むだけで、背筋に快感が這い上がる。
「う…ぅん、…や…ぁ、やだぁ…」
恥ずかしいという感情はあるのに、手が止まらない、腰が跳ねる度に中のボールペンが粘膜を擦り余計に止まらない。
見られているという感覚が余計にシンタローを敏感にさせた。
「くぅっ…あぁ…痛いぃ…んぁ」
もうすぐにでもイケるのに、輪ゴムのせいでイケない…感じれば感じるほど辛くなる。
輪ゴムが食い込むような感覚に、シンタローを無意識に輪ゴムに手をやると外そうと試みた。
「誰がいいっていった」
マジックの叱咤する声に手が止まるが、辛さと快感がまざりあい行き場の無い熱に殻を震わせて、上目遣いにマジックをみつめ哀願する。
「やだ…イキったい…とって…これっ」
「取ってくださいだろ、シンタロー?」
カメラを構えたまま、シンタローの前に膝をつくと濡れそぼりピクピクと震えるペニスを軽く弾いた。
「っああ……!!」
貫くような刺激にシンタローは声を殺して叫んだ。
「父さん…ねが…い」
「ん?どうして欲しいの?」
うずきは身体全体に広がり、身体を捩じらせて紛らわそうとしてもボールペンが敏感な場所を突き、さらに追い込まれるだけだ。
シンタローはマジックの甘い拷問に耐えかね、涙声になって懇願を繰り返す。
「ゴムを…取ってくだ…さ…い。お願いします」
満足そうに微笑むと、マジックは自身の前をくつろがせシンタローの前に突き出した。
「いかせて欲しいなら、分かるよね」
ゴクリと唾を飲み込むと、舌先をマジックのペニスに伸ばした。
「ん、ん、ぅんっ」
「いいこだ、奥まで入れなさい」
口に含むと舌を使い全体を湿らせる。いつもされているように、カリの部分に舌を這わせながら、出てくる液を吸い取った。
「シンちゃん…すごくいやらしいよ」
間近でマジックが一部始終をビデオに収めている。分かっていても止めることが出来ない。
イケない苦しさを紛らわすように、腰をくねらせながらどうにか満足を得ようと丹念に嘗め尽くす。
でも、もう限界だった。
「う…うん…ねがい…父さ…」
体が疼いて…欲しくて欲しくて仕方がなかった。
めまいを覚えるほどに、何も考えられない。ただ、マジックが欲しいということだけだった。
「お…ねがい…ねがいだから…もう…すぐ…して」
すがりつくように、上目づかいでマジックをみると、快感に上擦った声でお願いした。
「何でもパパの言うこときくかい?」
「きく、何でもきく。だからとってぇ」
その言葉を引出しマジックはしてやったりと、笑みを浮かべた。
「しようの無い子だね、シンちゃんは…」
シンタローの足の紐を解くとマジックは、カメラはそのままに床に腰を下ろす。
「私の身体を跨いで、入れてみなさい」
「い、嫌……」
「取って、欲しいんでしょ…」
シンタローは上気した顔を左右に振った。
マジックの言わんとしている体位を知って、恥ずかしさに一瞬理性が戻る。が、
そんなシンタローを追い詰めるように。中に差し込んでいたボールペンを一気に抜き取った。
「あぁ…ん、んぁ」
刺激に体を反らせたが、喪失感と吐き出すことの出来ない熱に身を悶えさせるシンタローの視界に、
マジックの股間で息づく凶器が目に入った。
「挿入てほしくてウズウズしてる。前もいきたがってるしよ、いらないの?」
その言葉にシンタローは操られたように、足を一歩マジックの元へ踏み出すと、棚にもたれかかっているマジックの膝の上に跨った。
「いいこだね・・・そのまま腰をおとしなさい」
シンタローは至近距離にあるカメラをなるべく見ないように下をむくと、
片手をマジックの肩において体勢を安定させ片手でマジックのものを掴んだ。
先ほど自分が咥えていたものと知っていても、その大きさに身が竦みそうになるが、その熱さにブルっと体が誘惑に震える。
これからコレが中に入るのかと思うだけで、歓喜にペニスが震えるのが痛いほと分かる。
そのまま手で支えると自らのアヌスへと招き入れた。
「シンちゃんのココ、嬉しそうにヒクヒクして私のを誘い込んでるね」
「ん、ぁあっ…無理…」
開ききったアヌスに怒張の先端が触れただけで、シンタローは喉を絞って腰を震わせた。
「そのまま腰を落として」
「……っ」
シンタローは眉を顰め、下唇を噛みしばってブルっと総身を慄かせながら、躊躇いがちに腰を沈めていく。
「あッ…あ……はぁ…」
マジックの太い先端が狭い間口に飲み込まれていくと、シンタローは整った顔を歪めて呻きを零した。
いくらペンで慣らしたとはいえ、それを飲み込むのは苦痛が伴う。体はもっともっと奥へと望むのに、なかなか飲み込むことが出来ない。
「ほら、欲しいんでしょ?」
先端のみの挿入を繰り返し、なかなか腰を下ろさないシンタローに焦れたマジックは両手で掴んで引き落とした。
「あ──ッ!…」
一気に奥まで貫かれたシンタローは脳天まで響いた抉痛に絶叫し、マジックの肩に汗が浮かぶ頬を伏せた。
「やっぱり、輪ゴムで縛っておいて正解v」
「うう…ん」
強烈な刺激にイケたハズなのに縛られていてイケず、それでも先から先走りの液がトロリトロリとペニスを伝う。
輪ゴムが食い込み痛みに呻いた。
「い、痛い…ぃ…」
耳元でカメラの機械音が耳につく、その音に荒く熱い息を吐き出しながら、自分の中に存るペニスを内壁で感じ取る。
「痛い?こんなにトロトロになってるのに?」
「ひぃっ…ちが…いた…も…ッ」
マジックは下から突き上げられ、がっしり掴んだ腰を左右上下に揺さ振った。
「ひっ、あぁっ……!!」
──『確か、ここに置いてあったよね』
廊下から声が聞こえ、その言葉にビクっとシンタローは体を強張らせた。ドアの向こうに誰かいる!?
ぎょっとしてマジックを見ればニヤニヤと下品た笑みをこぼすと、シンタローの耳元で囁いた。
「鍵…かけたかな?」
そう囁くと、腰を使い前後左右に熱い楔を打ち込んだ。不意の動きに一瞬あられもない喘ぎ声を漏らすが、マジックの肩口に噛み付き声を押し殺した。
「あ、んっ、っ……、ぐ、ん、んんっ……!」
必死に声を押し殺そうとするのに、漏れた声が薄暗い資料室にエコーのように響いているような気がして、却ってシンタローを刺激する。
「ほら、もっと声をあげれば誰かがきて助けれくれるかもしれないよ」
『おい、グンマ何をしているんだ』
この声は…!?聞き覚えのある声…そういえばさっきのよく通る声も聞き覚えがある…。ま、まさか…
『あ、キンちゃんv実験に使う資料がここにも置いてあったと思うんだ』
『ここにか?ここはお前が実験に使うような資料は無いはずだが…』
「うっふッ…く…」
シンタローの緊張を面白がるようにワザとポイントを突き、声を出させた。目を潤ませながら気丈にも睨みつけるが、快感に溺れて上気した頬濡れた唇に
煽られるようにマジックはシンタローを追い詰めた。
「シンちゃん、こういうの好きでしょ?パパのそんなにおいしい」
「んん…んゥ…っ!?」
マジックの肩口の背広を噛み締めながら、何かを訴えるシンタローにマジックが動きを止め、耳元で囁いた。
「何?…どうして欲しいの」
「離せ…っ…」
「何?聞こえない…どうして欲しいかキチンとお願いしなさい」
クリクリと前に回った手の親指と一指し指で、乳首を摘まれ捏ね繰り回される。
その刺激にビクビクと背を震わせながら口を開いた。
「お…願い…離して…っ」
「…仕方ないね……」
そいうと、乳首を弄んでいた手がすっかり先走りの液で濡れそぼったペニスと掴んだ。
「な…なにっ……あ…あぁッ!!」
「離して下さいっていったから、輪ゴムから離してあげるんだよ」
そう言うと、乱暴に輪ゴムで弾くように外し、同時に腰を上下に動かした。
そのいきなりの刺激にシンタローは声を塞ぐことも出来ずに、マジックのジャケットと自身の腹筋あたりに
白濁とした欲望を吐き出した。
射精後の余韻に、マジックの肩へ倒れこみ全身を振るわせる、乱され漆黒の髪が頬や額に張り付いていた。
それを愛しそうに、生え際に手を沿え掻き揚げる、そんな仕草にも感じるのが、ピクピクっとシンタローは身を震わせた。
『ん、今なにか聞こえなかったか?』
『そう?僕は聞こえなかったけど』
『聞き間違いか?確かに資料室から聞こえたんだが…』
『疲れてるんだよぉ。そういえば、キンちゃんはどうしてここにいるの?』
『シンタローが見当たらないんでな…グンマ見なかったか?』
「ほら、いるって返事してあげたら?」
「やめ……っん、んぁ…あん」
散々いかせてもらえず、やっと開放できた後の敏感な体にマジックの執拗とも言える愛撫は拷問に近かった。
「シンちゃんの…カメラのレンズにまでかかったよ。…溜まってたのかな?」
もう声を抑えることも拒絶の言葉を吐くこともできず、ただマジックの手管に甘い声を漏らしていた。
マジックは達していないため、熱い楔で前立腺を擦り、片手はペニスの袋部分を揉みしだき、片手で乳首を突っついたりとを繰り返した。
「ダメ、だ…っあぁ…っも……っ」
「ほら、私を楽しませて」
必死にマジックの肩口に歯をたてるが、その動きにあわせて声が自然と漏れてしまう。
『シンちゃん?見ないよぉ~。お父様のところじゃない?』
『マジックの?…それは…無いんじゃないか』
だんだんと声は遠ざかっているように、思えるがそれも自分の気のせいかもしれない…確かな意識などとうにないのだから…。
どんなに意識をもとうとも、すぐに男のくれる甘い熱に流されてしまう…。
「はっ…ぁ…んく……んっ」
「ほら、シンちゃんのいじってもいいんだよ」
シンタローはすっかり張り詰めているものに、手を伸ばすと狂ったように擦り続けた。
「シンタローは淫乱だね…キンちゃんにバレてもいいの?この恥ずかしい姿みてもらう?」
マジックのペニスで後ろを揺り動かされて、自身の重みも手伝って絶えず内壁を刺激してくるので、前後の刺激にいつもまにか声を
押し殺すことも忘れ、ドアの前には二人がいること、ビデオにとられていることなどすべてを忘れてしまうほど気持ちがいい。
「んぁ…あっ…いい…、っすご…く」
自分がどんな声を出しているのか、それすらも分からないままにマジックの与える快楽に溺れていた。それなのに、
親父の声だけはどんなに溺れても入ってくる。それすらも愛撫の一つのように、手は自分を慰めながら、必死で腰を揺らめかせてしまう。
ただ、更なる快感が欲しくて、吐き出すことしか頭にない。
「いいよ…シンちゃん…・・・そう、腰で円を描くようにね」
下からさらに奥へと、腰を押し付けるとシンタローの背が仰け反り、体を震わせて。
「ダメだよ…私をいかせてからね」
生理的に涙を滲ませている、シンタローの瞳に舌をよせると涙を舐めとった。
「いいね、征服欲を煽る…男を欲情させる瞳だよ…もっと苛めて喘がせたくなる」
「いやだ…も、くる…いっちゃッ…あぁぁぁッ」
体を押されたかと思うと、体を床に倒され足をマジックの肩へとかけられていた。絶妙な部分を擦られ、背中から一気に射精感を感じる
がせき止められた。
「パパをいかせてからだよ。 自分ばかりイイ思いというのは関心しないね」
体重をかけながら、焦らすように円をかく。抜けるほど引き抜いてから、最奥へと入れる動きを繰り返した。
「この方が、結合部分やいい顔が撮れるね」
「や、いやだ…ぁんっ…あああっ」
いくら顔を背けても、カメラが視界の端に入り逃れることが出来ない、カメラ越しに視犯されているような錯覚に陥り肌が興奮で粟立った。
「やっぱり…視られると感じるんだね…さっきよりも中があつい…吸い付いて離さないよ。ここもそそり立たせて、涙を流してるね」
いやらし汁を滴らせているペニスから、男のものを飲み込み歓喜しているアナルの縁を移しながら、顔へとカメラが移ってくる。
おぞましいと思い、嫌悪しつつもその異常な環境に体が打ち震えてうのが分かった。
「と、さん…もっと…もっ、っと…くっん、揺さぶって」
男のペニスが激しく内壁が擦りあげて、ぐちゅぐちゅっと大きい音を立てる。
「も…父さん・・・も、イク…あぁぁ…イっちゃう」
腰を打ち付けられて最後は殆ど悲鳴になりながら、苦しいほど感じながら男の最後を受け止めてた。
「次は、どんなポーズをカメラに収めたい?」
、徐々に意識が遠のいていくなかで、微かにだが遠ざかっていく足音を聞き、抜け出すことの出来ない罠に嵌まったのだと実感していた。
意識の片隅で、耳に残る機械音が響いていた。
★完★
翡翠様、キリリク贈呈品です。
18禁・20禁止を目指せしちゃえ!!と頑張ったつもりです。が、まだまだ甘いです。
初の長編(?)破廉恥です。
コンセプトは羞恥プレイと言葉責め!!!そして小道具です。っと書くと改めて、できていないとおもいしらされますねιι
ご来読ありがとうございました。
幸央
ここはガンマ団総帥室。
限られたものしか入室は許可されない。のだが、セキューリティーもなんのその…、部屋の中で不穏な動きをする人物が一名。
真夜中だというのにも関わらず、白いスーツに身を包み新総帥の机をガタガタとあさっている。
「お、あったあった!!これこれ」
針金で机の引出しをあけ、お目当てのものを見つけ出した。
「これでシンちゃんを……フフ」
その資料を握り締め、いやらしく喉を震わせて笑う男の声が、真夜中の総帥室に響き渡った。
*******************************
「かっしなか~。確かあったんだけど…」
長期遠征から戻り、遠征前に残っていた仕事を片づけようと、机を探ってもあるはずの資料がない…。
あの統計の資料がないと仕事にならない…。
ティラミスあたりが片づけたのか??
確かに引出しの2段目に鍵をかけておいたハズなんだけどな。
シンタローは首をかしげ、カリカリと頭をかいた。
そのティラミスに聞こうにも、チョコレートロマンスとともに席を外しており、聞くにも聞けない。
あるべき場所に片したとしたら、場所は資料室しかない…シンタローはやれやれと、席を立つと資料室へと向かった。
資料室は普段あまり使われておらず、シンタローでさえ数えるぐらいにしか足を運んだことは無い。
「なんだか薄暗いなぁ~。今度ちゃんとしたやつ設置させるか…」
まわりの部屋に比べて重要なものもないせいか、防音効果がきちんと施されておらす、静かにしていると廊下の声が微かだか聞こえてくる。
「チっ、仕方ねえな。リフォームするか」
ぶつぶついいながら、今までの統計資料などを探す。
どうにも見つからない。イライラと苛立ちが募り始めた頃…
「手伝おうか?」
シンタローの耳元で、よく聞き慣れた声が低く響いた。
(いつの間に!? 全く気付かなかった)
シンタローは持っていた資料はそのままに、身を捩ると後ろに立っていたマジックに向き直った。
「い……や、平気だからっ」
びっくりしたぁ~。
驚いて動悸している胸を押さえながら、なんとか返事を返したが、声が上ずって動揺を隠しきれなかった。
お互いが触れ合うほど近くの距離から、少し距離をとろうとしても棚に阻まれてすぐに背がぶつかった。
「親父っ、驚かすなよっ!!なんだよ、突然」
「いや~、シンちゃんが戻ってきてるって聞いたから、会いにきちゃった」
まずい…。
今まで、あれやこれやとうるさいから、挨拶だけは欠かさなかったが…。
昨日は、遠征から帰ってきたのが遅く疲れてきっていて、すぐに寝てしまった。
今朝も早朝から会議が入っていたし、まだ挨拶にいってない…ιι
変な難癖を付けられないといいんだが…ι
たかが、挨拶というかもしれないが、されど挨拶。
この挨拶一つで親父のしつこさは変わってくる。
顔を見せれば安心するらしく、そんなにしつこくは迫ってこない。
少しでも遅れようものなら、ネチネチと言葉と身体で絡んでくるんだから始末におけない。
そのため、身の保身の為にオレは遠征に行った時はコタローの次に、義務的に!!
あくまで事務的に親父の部屋に行くようにしていた。全ては己の保身の為だ。
「パパが手伝ってあげるよ」
行く手を阻むようにシンタローの顔の横辺りに、両手を置いた。
そうすると、身体を拘束されるような形になり、ますます動きづらくなる。
(どこが!?これのどこが手伝う姿勢だって言うんだ…危険だ、ヤバすぎる。ここは早々に出た方がいい)
今までの感か学習能力のおかげさまか、シンタローは一歩でもこの部屋を出ようと、
マジックを押しのけようと手を突っぱねた。
「どけよっ。まだ仕事が片付いてないんだからっ」
「だから、パパが手伝ってあげるって言ってるじゃない」
「てめえがいたら、はかどるものも進まねぇよ」
穏便にすますには、ごめんね。
っと首でも傾げて謝ればいいのかもしれないが、それは出来なかった。
頭では分かっていたが、つい声を荒げて…。
力任せに、押しのけようとして腕が棚にぶつかった。
…やべっ!!
整理もされてなく、ただ乱雑に置かれているような棚だ。
この衝撃で棚の上に不安定につんであった書類が耐えられるはずが無い。
シンタローは落ちてくるファイルをよけきれずに、次にくる衝撃にそなえて目をつぶった。
…いったぁ……くない??
書類と言ってもファイリングされているから、厚さは相当ある。当たって痛くないハズがない。
恐る恐るまぶたを開けると、そこには庇ってくれたのだろうマジックがファイルを床から拾い上げ、スーツの埃をはたいている。
「親父……」
意外だった…。
「こんなとこで暴れちゃ危ないよ、シンちゃん」
怪我はない?と心配そうに聞かれるとつい素直に謝ってしまった。
「…わりぃ…」
「………っていうか、お前がこんなとこにいなければ、起きなかったことじゃねぇかっ」
そんな、まともそうな動作に誤魔化されるもんか。いつもそうやって人の事騙して好き勝手にしてるくせに。
絶対その手には乗らねぇぞ!!と思いを込めながら、向かいの男を強く睨み付けた。
「ふ~ん。そう…」
腕を組み、上から下へと舐めるように視線を動かすと、にやりと唇を歪めて微笑んだ。
その、ぞっとするような笑みにシンタローは身体を強張らせると、部屋から出るために肘で目の前の男を押し退けて一歩を踏みだす。
が、その身体はドアにたどり着く前に、マジックに捕らえられた。
「シンちゃんは、パパに挨拶もできない子どう思う?」
後ろから片手でシンタローの顎を捉えると、顔を耳元によせ低い声で囁いた。
もう片方の腕は前に回って腰を抱く。そうされると動くことができない。
「そんな躾のなっていない子には、お仕置きが必要だと思わないかい?」
味見でもするように、シンタローの耳を舐めるとそれが合図だというように、腰を抱いていた手がシャツのボタンをぬって入り込んでくる。
低いベルベットのような声で囁かれ、シンタローはうっすらと額に汗を浮かべると抵抗することも忘れて、一瞬身を強張らせた。が、
「………っ、いつまでもお前の思い通りになると思うなよっ!!」
それでも、なんとか身体を動かすと顎を掴んでいるマジックを振り払い、身体を反転させてマジックに向き直ると拳を振り上げた。
「とっくに、反抗期は終わったかと思ったけど…」
難なくシンタローの腕を掴むと、やれやれとため息をついた。
スッと掴んでいない手を伸ばすと、シンタローが身構えるように身体を反らせた。
「パパに手をあげるなんて、悪い子だね」
マジックはシンタローを棚に押し付けて、シンタローの腕を頭上で一まとめに押さえつけると、顎を捕らえ強引に唇を塞いだ。
「やだ……ん…っ、んっ、ぁ…」
抵抗の言葉を封じ込めるように、舌が強引に中に入ってくる。
歯茎の裏の敏感な箇所を舐められ、舌をきつく吸い上げられる。
「…っあ………」
息が止まるぐらいの激しいキスが続き、飲みきれない唾液が首筋を伝ってシャツの襟元へ落ちていく。
マジックが唇を離す頃には、シンタローの意識は朦朧とした余韻に身を震わせていた。
「感じてたんじゃ、お仕置きにならないかな?」
「ふざけろ。離せ!!…くそ親父っっ!!」
がたがたと身を揺すっても棚が軋む音しか聞こえない。
「あんまり大きな声出すと、人がきちゃうよ」
シーっとシンタローの耳元で囁きながら、手でシンタローのズボンに手をかける。
カチャカチャとベルトが外される音に、シンタローは焦り身体を震わせた。
「みられちゃまずいよね~。こんな姿を」
チャックを下げる音が嫌に、鮮明に耳に入る。
「な……っ」
シンタローは突然身体を震えさせると、口を噤んだ。廊下を微かだが誰かが歩いてくる足音が聞こえたからだ。
マジックにもその音が聞こえたのか意地悪そうに笑うと、半開きにされたズボンのチャックに、ぐっと重量がかけられる。
仕立てがいいのが、スーっと特にひっかかりもせずにジッパーの金具が下げられていく。
布ごしに握りこむと、シンタローのペニスは既に硬くなっており先端からは、蜜を滴らせていた。
「キスだけで、こんなになって…こうされること期待してた?」
「やめっ…」
大きな声を出すこともできず、男を突き放そうにも両手を頭上で押さえつけられている為、目の前の屈強な男を突き飛ばすことなどできない。
「おやおや、シンちゃん下着が濡れてるよ。ちょっと敏感すぎるね」
「くっ・・・」
からかうような口調に、顔を背けて唇を噛みしめた。
複数人なのか、廊下の声と足音はいっこうに静かになってくれない。
それをいいことにマジックは淫靡にシンタローを責め立てる。
「キスしたぐらいで、こんなに染みをつくるぐらい硬くなって、厭らしい身体」
「あ…や…は、離して…」
直にペニスを握りこむと上下に手を動かした。
「離していいの?ここをこんなに大きくして、ヌルヌルさせてるのに?」
握り締めていた根元から、茎のところをもみ始める。
じっとりと滲んしまっている粘膜をわざと長い指に絡めて、くちゅくちゅとぬめった音を響かせた。
「ああぁ!!…や、やだぁ…」
扉の向こうの声に体を強張らせる…聞かれた!?
じっと硬直するシンタローにマジックは、耳たぶにぴったりと押し付けた唇から楽しげに含み笑いを漏らす。
「随分いい声で啼いたね。声聞こえたいの?」
なんとかそのまま足音が遠ざかるよう様子に、シンタローはホッと緊張を解いたが、それをマジックが見逃すはずがない。
「あぁ!」
その瞬間を見計らって、ペニスを抜きあげられながら、長いごつごつと骨ばった指で先端の小孔を弄くられて、シンタローの腰が大きく跳ねた。
「おっと、そう簡単にイカせないよ」
手短にあった輪ゴムを手に取ると、それをシンタローのペニスに乱暴に通し射精を阻む。
ゴムのバネが過敏になっているペニスを痛い程刺激して、シンタローは生理的に涙を滲ませ唇を噛み締めた。
眉をよせ苦痛に耐える姿がマジックの征服欲をさらに煽る。
「イキたいなら、…そうだね自分でしなさい」
その言葉にシンタローは顔を青ざめさせると、ふるふると顔を左右にマジックを睨み付けた。
「フッ、そんな顔は私を煽るだけだよ」
近くにあった本などを縛るような、ビニールテープを手の中で弄んだ。
そしてシンタローの身体を仰向けに倒し膝を割る。
マジックの手にはまだビニールテープが握られている。
シンタローは次の行動が読めずに不安げに瞳を揺らめかせ男を見つた。
「どうすると思う?」
楽しそうに喉の奥で笑うと、持っていたビニールテープをシンタローの右腿と右足首が離れないように結び。左足も同じように結んだ。
そうするとM字の形になり、閉じたくでも足を閉じることが出来ない。ましてや動くことさえもままならない。
「!!っ、なっ…何だよこれ、外せ!!外せよ」
羞恥心で顔を上気させ声を荒げるが、マジックはそんなシンタローの姿を満足気に微笑むと一度身体を退く。
そうして資料室の置くの棚から、手のひらほどのビデオカメラとボールペンの入った箱をを取り出してきた。
その物体を見つけるとシンタローは顔を青ざめ、少しでもマジックの視線から逃れようと身体を横に倒してうずくまる。
「来るな!!そんなもので、どうするつもりだよ」
「どうするって…ビデオカメラっていったら使い道は一つだろう」
唇の端を上げニタリと笑うと、カメラを手に持ったマジックが近づくと、ジーという機械音が室内に響きだした。
「あぁ…や、やめぇ」
マジックの手が伸びたかと思うと、シンタローのペニスの敏感な箇所を引っ掻いた。
「ほら、坊やが泣いてるよ。ピクピクしてイキたいんだろう?」
そのまま指をペニスの裏筋を通って奥の厭らしく蠢くアヌスへと辿り着いた。
「ここも欲しがってるね」
用意していたボールペンを箱から一本取り出すと、シンタローの目の前でそれを口に含むと見せ付けるように、濡らす。
ほどよく濡れた頃、それをゆっくりとシンタローのアヌスへと押し入れた。
「んぁっ!!、や…だ、やぁ」
指やマジックとは違う、無機物なものにシンタローは身を硬くするが細いボールペンは痛みを伴うことなく入っていく。
「いつもはパパが痛くないように、舐めてあげてるよね…でも、今日無しだよ」
2本目のボールペンも入り、3本目のボールペンがあてがわれた。
「はぁ、んんぁ、あぁっ」
身体が勝手に反応して腰が揺れる。先走りにまみれてぬめるそれを弄られ、ペンを掻き回されるとびくっびくっと痙攣するように
腰が動いてしまう。
まるで早くイカせて、と催促しているようだ。
「美味しそうに咥えてる。そうだ…たまには自分で慣らしてみたらどうかな」
ほらっと1本、ペンをシンタローに握らせる。
「こんな細いの3本じゃたりないだろう?あと2本は余裕だよね」
そう言い放つと、マジックは身体を起こした。
「パパはここでシンちゃんのやらしい姿をとらなきゃいけないから、手伝わないよ。解いてほしいならどうしたいいだろうねぇ」
シンタローから少し離れた場所に無造作に置かれたイスに座ると、マジックは長い足を組んでカメラを構えた。
その舐めるような視線に、シンタローは身体の芯からゾクゾクとした快感が駆け抜けるのを感じた。
「早くしないと、誰か入ってくるかもしれないよ…ま、見せたいならずっとそのままでいることだね」
身体中の熱が出口を求めて、蠢いている。
シンタローは目をかたく閉じるとそろそろとペンを握りなおした。
「まずは口に含んで、舌でたっぷり濡らしなさい」
シンタローはたっぷりと唾液で濡らすと、片手で双方割り既に入っているペンに添えるようにおずおずと差込んだ。
敏感な入り口にペンが触れると、ビクっと反射的に体が震えた。
「ぁふっ…んんっ」
敏感な粘膜を無機質なペンが押し入ってくる、無意識にもう一本手にもつと差込んだ。
慣れてきかたからさ、それは濡らさずともスムーズに受け入れた。
「いいよ…。そうしたら、ペンで中もかき回して、グチュグチュってね」
「ひぁぁ……ぁぁ、もう」
それぞれのペンが中で、バラバラに動き床の上で淫らに足を広げさせられながら、上半身がビクビクと痙攣を繰り返した。
「どうした?前もいじっていいんだよ」」
「あぅ、…ん、んん」
今にも弾けそうになっているペニスを手に包むだけで、背筋に快感が這い上がる。
「う…ぅん、…や…ぁ、やだぁ…」
恥ずかしいという感情はあるのに、手が止まらない、腰が跳ねる度に中のボールペンが粘膜を擦り余計に止まらない。
見られているという感覚が余計にシンタローを敏感にさせた。
「くぅっ…あぁ…痛いぃ…んぁ」
もうすぐにでもイケるのに、輪ゴムのせいでイケない…感じれば感じるほど辛くなる。
輪ゴムが食い込むような感覚に、シンタローを無意識に輪ゴムに手をやると外そうと試みた。
「誰がいいっていった」
マジックの叱咤する声に手が止まるが、辛さと快感がまざりあい行き場の無い熱に殻を震わせて、上目遣いにマジックをみつめ哀願する。
「やだ…イキったい…とって…これっ」
「取ってくださいだろ、シンタロー?」
カメラを構えたまま、シンタローの前に膝をつくと濡れそぼりピクピクと震えるペニスを軽く弾いた。
「っああ……!!」
貫くような刺激にシンタローは声を殺して叫んだ。
「父さん…ねが…い」
「ん?どうして欲しいの?」
うずきは身体全体に広がり、身体を捩じらせて紛らわそうとしてもボールペンが敏感な場所を突き、さらに追い込まれるだけだ。
シンタローはマジックの甘い拷問に耐えかね、涙声になって懇願を繰り返す。
「ゴムを…取ってくだ…さ…い。お願いします」
満足そうに微笑むと、マジックは自身の前をくつろがせシンタローの前に突き出した。
「いかせて欲しいなら、分かるよね」
ゴクリと唾を飲み込むと、舌先をマジックのペニスに伸ばした。
「ん、ん、ぅんっ」
「いいこだ、奥まで入れなさい」
口に含むと舌を使い全体を湿らせる。いつもされているように、カリの部分に舌を這わせながら、出てくる液を吸い取った。
「シンちゃん…すごくいやらしいよ」
間近でマジックが一部始終をビデオに収めている。分かっていても止めることが出来ない。
イケない苦しさを紛らわすように、腰をくねらせながらどうにか満足を得ようと丹念に嘗め尽くす。
でも、もう限界だった。
「う…うん…ねがい…父さ…」
体が疼いて…欲しくて欲しくて仕方がなかった。
めまいを覚えるほどに、何も考えられない。ただ、マジックが欲しいということだけだった。
「お…ねがい…ねがいだから…もう…すぐ…して」
すがりつくように、上目づかいでマジックをみると、快感に上擦った声でお願いした。
「何でもパパの言うこときくかい?」
「きく、何でもきく。だからとってぇ」
その言葉を引出しマジックはしてやったりと、笑みを浮かべた。
「しようの無い子だね、シンちゃんは…」
シンタローの足の紐を解くとマジックは、カメラはそのままに床に腰を下ろす。
「私の身体を跨いで、入れてみなさい」
「い、嫌……」
「取って、欲しいんでしょ…」
シンタローは上気した顔を左右に振った。
マジックの言わんとしている体位を知って、恥ずかしさに一瞬理性が戻る。が、
そんなシンタローを追い詰めるように。中に差し込んでいたボールペンを一気に抜き取った。
「あぁ…ん、んぁ」
刺激に体を反らせたが、喪失感と吐き出すことの出来ない熱に身を悶えさせるシンタローの視界に、
マジックの股間で息づく凶器が目に入った。
「挿入てほしくてウズウズしてる。前もいきたがってるしよ、いらないの?」
その言葉にシンタローは操られたように、足を一歩マジックの元へ踏み出すと、棚にもたれかかっているマジックの膝の上に跨った。
「いいこだね・・・そのまま腰をおとしなさい」
シンタローは至近距離にあるカメラをなるべく見ないように下をむくと、
片手をマジックの肩において体勢を安定させ片手でマジックのものを掴んだ。
先ほど自分が咥えていたものと知っていても、その大きさに身が竦みそうになるが、その熱さにブルっと体が誘惑に震える。
これからコレが中に入るのかと思うだけで、歓喜にペニスが震えるのが痛いほと分かる。
そのまま手で支えると自らのアヌスへと招き入れた。
「シンちゃんのココ、嬉しそうにヒクヒクして私のを誘い込んでるね」
「ん、ぁあっ…無理…」
開ききったアヌスに怒張の先端が触れただけで、シンタローは喉を絞って腰を震わせた。
「そのまま腰を落として」
「……っ」
シンタローは眉を顰め、下唇を噛みしばってブルっと総身を慄かせながら、躊躇いがちに腰を沈めていく。
「あッ…あ……はぁ…」
マジックの太い先端が狭い間口に飲み込まれていくと、シンタローは整った顔を歪めて呻きを零した。
いくらペンで慣らしたとはいえ、それを飲み込むのは苦痛が伴う。体はもっともっと奥へと望むのに、なかなか飲み込むことが出来ない。
「ほら、欲しいんでしょ?」
先端のみの挿入を繰り返し、なかなか腰を下ろさないシンタローに焦れたマジックは両手で掴んで引き落とした。
「あ──ッ!…」
一気に奥まで貫かれたシンタローは脳天まで響いた抉痛に絶叫し、マジックの肩に汗が浮かぶ頬を伏せた。
「やっぱり、輪ゴムで縛っておいて正解v」
「うう…ん」
強烈な刺激にイケたハズなのに縛られていてイケず、それでも先から先走りの液がトロリトロリとペニスを伝う。
輪ゴムが食い込み痛みに呻いた。
「い、痛い…ぃ…」
耳元でカメラの機械音が耳につく、その音に荒く熱い息を吐き出しながら、自分の中に存るペニスを内壁で感じ取る。
「痛い?こんなにトロトロになってるのに?」
「ひぃっ…ちが…いた…も…ッ」
マジックは下から突き上げられ、がっしり掴んだ腰を左右上下に揺さ振った。
「ひっ、あぁっ……!!」
──『確か、ここに置いてあったよね』
廊下から声が聞こえ、その言葉にビクっとシンタローは体を強張らせた。ドアの向こうに誰かいる!?
ぎょっとしてマジックを見ればニヤニヤと下品た笑みをこぼすと、シンタローの耳元で囁いた。
「鍵…かけたかな?」
そう囁くと、腰を使い前後左右に熱い楔を打ち込んだ。不意の動きに一瞬あられもない喘ぎ声を漏らすが、マジックの肩口に噛み付き声を押し殺した。
「あ、んっ、っ……、ぐ、ん、んんっ……!」
必死に声を押し殺そうとするのに、漏れた声が薄暗い資料室にエコーのように響いているような気がして、却ってシンタローを刺激する。
「ほら、もっと声をあげれば誰かがきて助けれくれるかもしれないよ」
『おい、グンマ何をしているんだ』
この声は…!?聞き覚えのある声…そういえばさっきのよく通る声も聞き覚えがある…。ま、まさか…
『あ、キンちゃんv実験に使う資料がここにも置いてあったと思うんだ』
『ここにか?ここはお前が実験に使うような資料は無いはずだが…』
「うっふッ…く…」
シンタローの緊張を面白がるようにワザとポイントを突き、声を出させた。目を潤ませながら気丈にも睨みつけるが、快感に溺れて上気した頬濡れた唇に
煽られるようにマジックはシンタローを追い詰めた。
「シンちゃん、こういうの好きでしょ?パパのそんなにおいしい」
「んん…んゥ…っ!?」
マジックの肩口の背広を噛み締めながら、何かを訴えるシンタローにマジックが動きを止め、耳元で囁いた。
「何?…どうして欲しいの」
「離せ…っ…」
「何?聞こえない…どうして欲しいかキチンとお願いしなさい」
クリクリと前に回った手の親指と一指し指で、乳首を摘まれ捏ね繰り回される。
その刺激にビクビクと背を震わせながら口を開いた。
「お…願い…離して…っ」
「…仕方ないね……」
そいうと、乳首を弄んでいた手がすっかり先走りの液で濡れそぼったペニスと掴んだ。
「な…なにっ……あ…あぁッ!!」
「離して下さいっていったから、輪ゴムから離してあげるんだよ」
そう言うと、乱暴に輪ゴムで弾くように外し、同時に腰を上下に動かした。
そのいきなりの刺激にシンタローは声を塞ぐことも出来ずに、マジックのジャケットと自身の腹筋あたりに
白濁とした欲望を吐き出した。
射精後の余韻に、マジックの肩へ倒れこみ全身を振るわせる、乱され漆黒の髪が頬や額に張り付いていた。
それを愛しそうに、生え際に手を沿え掻き揚げる、そんな仕草にも感じるのが、ピクピクっとシンタローは身を震わせた。
『ん、今なにか聞こえなかったか?』
『そう?僕は聞こえなかったけど』
『聞き間違いか?確かに資料室から聞こえたんだが…』
『疲れてるんだよぉ。そういえば、キンちゃんはどうしてここにいるの?』
『シンタローが見当たらないんでな…グンマ見なかったか?』
「ほら、いるって返事してあげたら?」
「やめ……っん、んぁ…あん」
散々いかせてもらえず、やっと開放できた後の敏感な体にマジックの執拗とも言える愛撫は拷問に近かった。
「シンちゃんの…カメラのレンズにまでかかったよ。…溜まってたのかな?」
もう声を抑えることも拒絶の言葉を吐くこともできず、ただマジックの手管に甘い声を漏らしていた。
マジックは達していないため、熱い楔で前立腺を擦り、片手はペニスの袋部分を揉みしだき、片手で乳首を突っついたりとを繰り返した。
「ダメ、だ…っあぁ…っも……っ」
「ほら、私を楽しませて」
必死にマジックの肩口に歯をたてるが、その動きにあわせて声が自然と漏れてしまう。
『シンちゃん?見ないよぉ~。お父様のところじゃない?』
『マジックの?…それは…無いんじゃないか』
だんだんと声は遠ざかっているように、思えるがそれも自分の気のせいかもしれない…確かな意識などとうにないのだから…。
どんなに意識をもとうとも、すぐに男のくれる甘い熱に流されてしまう…。
「はっ…ぁ…んく……んっ」
「ほら、シンちゃんのいじってもいいんだよ」
シンタローはすっかり張り詰めているものに、手を伸ばすと狂ったように擦り続けた。
「シンタローは淫乱だね…キンちゃんにバレてもいいの?この恥ずかしい姿みてもらう?」
マジックのペニスで後ろを揺り動かされて、自身の重みも手伝って絶えず内壁を刺激してくるので、前後の刺激にいつもまにか声を
押し殺すことも忘れ、ドアの前には二人がいること、ビデオにとられていることなどすべてを忘れてしまうほど気持ちがいい。
「んぁ…あっ…いい…、っすご…く」
自分がどんな声を出しているのか、それすらも分からないままにマジックの与える快楽に溺れていた。それなのに、
親父の声だけはどんなに溺れても入ってくる。それすらも愛撫の一つのように、手は自分を慰めながら、必死で腰を揺らめかせてしまう。
ただ、更なる快感が欲しくて、吐き出すことしか頭にない。
「いいよ…シンちゃん…・・・そう、腰で円を描くようにね」
下からさらに奥へと、腰を押し付けるとシンタローの背が仰け反り、体を震わせて。
「ダメだよ…私をいかせてからね」
生理的に涙を滲ませている、シンタローの瞳に舌をよせると涙を舐めとった。
「いいね、征服欲を煽る…男を欲情させる瞳だよ…もっと苛めて喘がせたくなる」
「いやだ…も、くる…いっちゃッ…あぁぁぁッ」
体を押されたかと思うと、体を床に倒され足をマジックの肩へとかけられていた。絶妙な部分を擦られ、背中から一気に射精感を感じる
がせき止められた。
「パパをいかせてからだよ。 自分ばかりイイ思いというのは関心しないね」
体重をかけながら、焦らすように円をかく。抜けるほど引き抜いてから、最奥へと入れる動きを繰り返した。
「この方が、結合部分やいい顔が撮れるね」
「や、いやだ…ぁんっ…あああっ」
いくら顔を背けても、カメラが視界の端に入り逃れることが出来ない、カメラ越しに視犯されているような錯覚に陥り肌が興奮で粟立った。
「やっぱり…視られると感じるんだね…さっきよりも中があつい…吸い付いて離さないよ。ここもそそり立たせて、涙を流してるね」
いやらし汁を滴らせているペニスから、男のものを飲み込み歓喜しているアナルの縁を移しながら、顔へとカメラが移ってくる。
おぞましいと思い、嫌悪しつつもその異常な環境に体が打ち震えてうのが分かった。
「と、さん…もっと…もっ、っと…くっん、揺さぶって」
男のペニスが激しく内壁が擦りあげて、ぐちゅぐちゅっと大きい音を立てる。
「も…父さん・・・も、イク…あぁぁ…イっちゃう」
腰を打ち付けられて最後は殆ど悲鳴になりながら、苦しいほど感じながら男の最後を受け止めてた。
「次は、どんなポーズをカメラに収めたい?」
、徐々に意識が遠のいていくなかで、微かにだが遠ざかっていく足音を聞き、抜け出すことの出来ない罠に嵌まったのだと実感していた。
意識の片隅で、耳に残る機械音が響いていた。
★完★
翡翠様、キリリク贈呈品です。
18禁・20禁止を目指せしちゃえ!!と頑張ったつもりです。が、まだまだ甘いです。
初の長編(?)破廉恥です。
コンセプトは羞恥プレイと言葉責め!!!そして小道具です。っと書くと改めて、できていないとおもいしらされますねιι
ご来読ありがとうございました。
幸央
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