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それにしてもマジック……アンタ何を考えてる。
「戻ったぞー。」
ルーザーさんのセリフからして、マジックはもう台所の整理は終わって自室に戻ったというのは判った。
ということでマジックの部屋に入る。
「やぁお帰り。面白そうなものはあったかな?」
「まぁな。」
面白そうどころか計画実行不可って事が判っただけだったけどな。
「そうか。ところで早速海に行こうって思ってるんだけど、シンちゃんも行こうねv」
「行く? の疑問系じゃないあたりがアンタだよな。」
しかし、この広い海で泳いでみたい。っつーか気分転換してェ。
「俺の水着はどこだ? タオルも」
俺の言葉にマジックは顔いっぱいの笑顔を浮かべ、
「これだよv」と電気ねずみの絵が書いてあるビニールバックを取り出した。


ビーチパラソルとクーラーボックスをマジックが担いで俺がそのほかの荷物もち。
上に羽織っていた上着を脱ぎ、早速泳ぐぜ!
「ふふ……シンちゃんの海パン姿……一生懸命作ってよかった。」
うわなんか一気にテンション下がったよ。
「一生懸命作ったって……」
ちなみに俺のは普通のトランクス型の水着で、色は紺一色。
なんだか尻側につけられた『シンタロー』と書いてある白い布が気になるが。
「ん? あぁ。尻尾用の穴が開いている海パンなんてそうそうナイからね、作るしかなかったんだよ」
作ったのか。
「そうだ、泳ぐのなら向こうに岩場があるだろう?」
「アレか?」
俺が指を指した先には、魚の住処となりそうな岩場があった。
「うんうん。あの向こうって魚が結構いるからさ、向こう行ってみないかい?」
「一人で行きゃいいだろ。でもってアンタは泳がねーのか?」
マジックはハーフパンツデザインの水着で、夕焼けに染まった椰子の木がプリントされている。
上はTシャツだ。
「泳ぐよ? 泳ぐけどせっかく海来たんだから魚達と戯れるシンちゃん見たいし。」
「……ここはそんな観光地張りの経験ができる場所なのか?」
「はっはっは。まぁいいじゃないか。普段家に引きこもってるんだし。
 こういう時くらいは大自然の恵みを受けて日の光を浴びるのが一番!」
「俺が普段引きこもってるのは誰のせいだと……」
「聞こえませーん。
 さぁ早速れっつごぉ!」
「うだわぁああああぁああ~~!!?」


「はい。とうちゃーく」
「つ……疲れた……。」
無理矢理引っ張られてやってきました。
ココだとでっかい岩で日陰になっていて足元も暑くない。
「はい、シンちゃんシュノーケルと、水中眼鏡」
「おー……海に来たって気がするなー。」
海泳ぎセットを受け取り早速水中へ!
最近俺適応能力上がったよな。
「あ、待ったシンちゃん。」
「あん?」
水中眼鏡を装備し、早速飛び込もうとしたとたん、マジックに声をかけられた。
「サンオイル。塗らないとヒリヒリしちゃうよ?」
「別にそのくらい……」
早くもぐらせてくれ。
「だーめ。お風呂入ったときすっごく痛いんだからね。」
「ち……しゃーねーな……」
早く塗ろうと大量に手に取り出し腕や胴体に塗りつけていく。
「って……アンタ何やってるんだ?」
ちらりと後ろを見ると、マジックもサンオイルを取り出していた。
そのくらいなら自分に塗るのだろうと思えるが……目つきが妙だ。っつか変だ。
「ん? シンちゃんの背中に塗ってあげようと思って。」
「遠慮します。」
「だめだよ。塗りムラがあったら日焼けまでムラがでちゃうんだよ?
 背中なんて一番塗りにくいところじゃないか。」
「そうかもしれねーけど……」
「はい、それが判ったら背中向けて!」
「へーい。」
くるりと再び背を向け、先ほどの続きを……。

ぬりぬり。

マジックの手が背中を行ったり来たり。
妙に念入りに塗ってるな……。
まぁマッサージされているみたいで気持ちいいといえば気持ちいいんだけど……。
「はい。塗れたよ。」
ぽんっと軽く肩を叩かる。
「あぁ。ありがとな。」
珍しく何もないで終わったな。
こいつがこうペタペタ触ってくる時はたいてい何かあるんだが……。
何もないか。
大体コイツだって弟達が来るかもしれないこんな場所で何かするわけないしな。
ふと、視線をめぐらす。
俺たちがいる場所は別荘からは少し離れていて、なにより茶色い岩が丁度俺達の姿を別荘からは見えなくして……
い……嫌な予感がする。
いや、予感というかもっと具体的に……
とにかく、本能的に危険を察知し、マジックから距離をとろうと一歩踏みだ……

さわ……

「ひっ!?」
いつの間にやら俺の体はマジックに拘束されていた。
俺よりも長身のマジックが後ろから覆いかぶさるように抱きしめている。
それだけならどかんかいっつ!と言って文字通り一蹴すればいいのだが、
マジックの右手が俺の水着の上(しかも前側)にあるから問題なのだ。
下手に握られでもしたら……(汗)
などと考えている間にも、マジックの手は大胆さを増してきて、水着の中にまで入ろうとしている。
「はぁっ……テメ……こんなところで何を……」
「え? 私はオイルを塗っているだけだよ。」
そんな事を言っている間にも、反対側の手は胸に回り、乳首をくりくりとひねるように刺激している。
「……ッツ!」
きつく抓られるが、オイルでぬめった手はつるんと滑って刺激だけを残して胸から離れる。
「ほら、シンちゃんも苦しくなってきたろう?」
確かにマジックの言うとおり、俺のブツは水着の中で窮屈そうに自己主張し始めていた。
「さ、シンちゃんも素直になって?ね?
 それとも本当にイヤ?」
「イヤに決まってるだろうが!」
熱くなってくる体を無視して無理矢理そう叫ぶ。
どうせこういったところでこいつは無視して続きをするんだ。
それがいつものパターンだ。
が。
「ふーん? そう?じゃぁ今回は我慢しよう。」
「……え?」
予想外のマジックのセリフに一瞬からだの動きが止まる。
大してマジックはニヤニヤと。
「イヤなんだろう? だったらたまには私もシンちゃんの言うこと聞いてあげないとね」
「───……」
この男……。
口ではそういったが、マジックの目は完全に『たまにはシンちゃんのほうからおねだりして欲しいなぁv』と語っていた。
強制的におねだりさせてどーする……。
だが、水着の中の俺自身はじくじくと疼いている。
「さ、どうする?」
後ろからはがいじめにしたまま、俺の耳に唇を寄せ、そんな事を聞いてくる。
耳が苦手だって事知ってるくせにっ!
うわなんか腹立ってきた……。
ドンッ

「───!?」
マジックの体を懇親の力で突き飛ばす。
数歩後ろにたたらを踏んだが、ヤツが体勢を立て直す前に、自分の水着に手をかけ───
一気に降ろす!
「シンちゃ───」
体ごと後ろに向き、目を丸くしているマジックの胸倉(やつはTシャツを着ている)をつかみ、一気に引き寄せる。
っち……上背で負けてる分迫力が落ちるな。
「コレで……満足か?」
マジックは少しの間あっけに盗られていたが、 
すぐにいつもの笑顔に戻ると、「十分v」とだけ言って唇を寄せてきた。
ちゅv
なんて軽いものを想像してはいけない。
いきなり舌を入れられ我が物顔で口の中に進入してくる。
いつもなら流されるままになっているだろうが、俺は珍しく応戦してみる事にした。
マジックの舌を自分の舌で押し返し、逆にマジックの口の中に押し入ってみる。
必死で舌を伸ばし、つぅっと唾液が口から溢れるのも構わずにマジックの唇を貪欲に求める。
爪先立ちで必死になって吸い付くさまにヤツは何を勘違いしたのか、急に俺を抱きしめなおして直に尻に触ってきた。
ぐにぐにと揉んだり、ちろりと時たま前の方にきたり、
気がついたら俺はマジックの唇から離れヤツの胸にしがみついていた。
「ん……はふ……」
も……イキタイ……
そう思っているのに、マジックは決定的な刺激を与えてくれず、俺は悶々とマジックの愛撫に耐えていたが……
そろそろ限界だ……
「マジック……」
そうとだけ呟いて、俺はマジックの体にはちきれそうになっている自分自身を押し付ける。
「あふっ」
マジックが穿いている水着独特の感触が俺自身を刺激し、同時にマジックのもトンデモナイ状況になっていると理解する。
その両方が俺の気分を高ぶらせ、気がついたら浅ましくマジックに腰を擦り付けていた。
シャリシャリと水着で擦られる音が耳に届く。
けれど求める刺激にはまだまだ足りなくて、時折「くぅ……ん」と鼻にかかったような声を出しながら
それ以外は声を出さず、動作だけでマジックをねだった。

「ね、シンちゃん。」
「うぅ……ん? んっく!」
後ろの入り口周りをつぅっとなでられカラダが跳ねる。
さっきから刺激を求めているソコは、自分でも判るほどひくひくと疼き、マジックのものを望んでいた。
あぁもう……早く入れろよ……。
「父さんって呼んでくれるかい?」
「……とう……さん……?」
言葉の意味なんて理解できなかった。
ただ、その単語がこの重いカラダを開放してくれる、呪文だと感じた。

そしてそれは効果覿面でして……。

ずっ
「ひっ!?」
マジックの長い指が中に這入ってくる。
オイルが塗られていたのか、痛みは全然なくて、
むしろ待ち望んだ刺激に快感を与えてくれる指を逃すまいとギュッと反射的に締め付けた。
「シンちゃんもっと呼んで……」
「ふぁっ…とうさん……とうさんっ…もっとぉ……」
「はいはいv」
中をかき回す指が増える。
ぐちゃぐちゃとオイルと空気が混ざる音がいやらしく響く。
でも、やっぱり指では足りなくて、
もっと後ろから突き上げて欲しい、前をもっと強く刺激して欲しいと、そんな期待をして嬌声を上げていた。
「じゃ、シンちゃん。そろそろ……大丈夫?」
待ち望んだ展開に尻尾がピクリと震える。
俺が無言で頷くとマジックの体が離れ、岩盤に手をつくよう指示される。
素直に岩にしがみつくようにして腰を突き出し、マジックを待つとすぐに腰に暖かい手が触れた。
「じゃ、おとーさんいっくよーv」
「ん……ッく……くぅうううううっっ!」
ずぶりと一気に深いところまで入り込み、マジックのセリフに突っ込む間もなくピストンが開始される。
「ふぁっ……んっく……っふ」
やばい……さっきから思ってたけど、今日なんか変だ。
『案外既に体のほうは開発されてたりしてなー』
ハーレムの馬鹿笑いが耳にこだまする。
そんなの……そんなの……とっくに理解してたんだよ。
マジックとの性交渉は、チープな言い回しだが、本当に麻薬のようで、
もう駄目だ駄目だと思っていても気がついたら流されてしまっている。
どんなに抵抗しても結局最後は同じ末路。
いっそ下手に抵抗しない方がいいのでは……と考えてみるのだが、
それでも抵抗するのは当然だろう。
大体マジックは男相手だというのに上手すぎるんだ!
非難しているつもりだが褒め言葉になっているし本人に言ったら絶対勘違いして喜ぶから言わないけど。

「なんだかシンちゃん今日は妙に素直だねぇ。」
マジックもいつもと違う俺に気づいたのか、そんな事を言ってくる。
「そ……んなことっ……ない……ひゃっ?」
……確かに、確かに今日は気分が高ぶっているかもしれない。
八方塞だと諦めがついたからか、それとも……
「ひょっとして海だから気分が高ぶっているのかもね。 
 ───それとも私が上手くなった?」
「知るかっ! ぐっ……あぁっ!」
頼むから自分の期待通りの答えが返ってこないからといっていきなり前の方を握らないで欲しい。
「まぁいいけどね。とりあえず父さんって呼んでもらっただけでもよしとするよ」
「父さんって……なんで……」
「っ……いいねぇ。その呼び方。
 とーさんドキドキしちゃうよ。」
そういうマジックの声も少し荒い。
俺はその声に不本意ながらさらにカラダを熱くしてしまった。
「じゃ、素直なシンちゃんにご褒美だよv
 たっくさんうけとってねw」
「んぁっ!?」
マジックの手が俺の前に来て、荒々しく扱き出す。
振って湧いたような快感に、俺の意識は自然と自分の体に移り、
「んぁああぁああっ!?!」
おもいっきりマジックの手の中と岩と砂に白濁した体液を吐き出していた。

マジックの最後の質問の答えは、多分両方正解なんだろうけど、
俺はその質問には最後まで無視して、
マジックから(半ば無理矢理)与えられる快感にしばらく酔ったのだった。

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