「え? だから、俺が婿養子になったって知っていたのか?」
「うん。まぁね」
「そうかー。私はグンちゃん達がお父様って呼んでくるのは、
本能的に私とシンちゃんの仲を察知していたからと思っていたよ」
「やだなぁ父さま。もしもシンちゃんとの仲を察知しているんだったら
父さまじゃなくてお義兄ちゃんだよ。」
「それもそうだねぇ」
「じゃぁハロウィンパーティで、ルーザーおじさんがいなかったのは...」
「あぁ。あんまりにもお前が帰ってくるのが遅いからな。
心配して動向を探ろうとしたんだ。
だが、単にシンタローが願いをかなえるに手間取っているだけだとしたら、
俺たちが行ったらお前のプライドにかかわるだろう。
それで何とかしてお前たちに近づこうとしたんだが...」
「?姿を消して屋敷にもぐりこめなかったのかい?」
「...アンタにはわからんだろうが、ソレ結構上級の魔法だぜ?」
「...そうなの?」
「お父様1発で使えたものね。」
「もとから悪徳でもつんでいたのか、それとも秘石の力か。
どちらにしろ上級魔族でも上の部類に入るんだろうな」
「ありがとう!」
「話を元に戻すね。
それで、仮装パーティーを開くってこの辺にすんでいるカラスさんから聞いたの。」
「みんな仮装するのなら大丈夫だろうと適当な名前を借りて入ったんだが...」
「ルーザーさんがね、僕たちの顔を見て早足にどこかに行ったの。
嫌な予感がして、ついていったら受付でね。何か名簿を受け取ってたから、
やばいって判断して慌てて逃げてきたんだよ。」
「悪魔が他にいるといったら、シンタロー関連しかないからな。」
「これでシンちゃんの監視が増えたらもっと困るしね。」
「なるほど...」
「でもまぁ、その時シンちゃんを連れて帰らなくてよかったのかもね。」
「そうだな」
「そうだねぇ」
「なんでだよ!」
「え? あれから私とシンちゃんの仲急接近?」
「黙ってろ!」
「シンちゃんから聞いたくせに」
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「うん。まぁね」
「そうかー。私はグンちゃん達がお父様って呼んでくるのは、
本能的に私とシンちゃんの仲を察知していたからと思っていたよ」
「やだなぁ父さま。もしもシンちゃんとの仲を察知しているんだったら
父さまじゃなくてお義兄ちゃんだよ。」
「それもそうだねぇ」
「じゃぁハロウィンパーティで、ルーザーおじさんがいなかったのは...」
「あぁ。あんまりにもお前が帰ってくるのが遅いからな。
心配して動向を探ろうとしたんだ。
だが、単にシンタローが願いをかなえるに手間取っているだけだとしたら、
俺たちが行ったらお前のプライドにかかわるだろう。
それで何とかしてお前たちに近づこうとしたんだが...」
「?姿を消して屋敷にもぐりこめなかったのかい?」
「...アンタにはわからんだろうが、ソレ結構上級の魔法だぜ?」
「...そうなの?」
「お父様1発で使えたものね。」
「もとから悪徳でもつんでいたのか、それとも秘石の力か。
どちらにしろ上級魔族でも上の部類に入るんだろうな」
「ありがとう!」
「話を元に戻すね。
それで、仮装パーティーを開くってこの辺にすんでいるカラスさんから聞いたの。」
「みんな仮装するのなら大丈夫だろうと適当な名前を借りて入ったんだが...」
「ルーザーさんがね、僕たちの顔を見て早足にどこかに行ったの。
嫌な予感がして、ついていったら受付でね。何か名簿を受け取ってたから、
やばいって判断して慌てて逃げてきたんだよ。」
「悪魔が他にいるといったら、シンタロー関連しかないからな。」
「これでシンちゃんの監視が増えたらもっと困るしね。」
「なるほど...」
「でもまぁ、その時シンちゃんを連れて帰らなくてよかったのかもね。」
「そうだな」
「そうだねぇ」
「なんでだよ!」
「え? あれから私とシンちゃんの仲急接近?」
「黙ってろ!」
「シンちゃんから聞いたくせに」
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