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 アラシヤマは、1人で発声練習をしていた。
 「シ、シ、シ、シンタロー・・・はん」
 「あぁー、今まで普通に呼び捨てにしとりましたのに、何で急に呼び捨てにできへんようになったんやろか??」
 「も、もう一回言ってみまひょ。シン、シン・・・、シンタロー!!・・・はん」
 「や、やっぱり駄目どす~~。わて、どないなってしもうたんやろ?友達になるって、その人のことを考えただけで、こないに心臓がドキドキして飛び出しそうになるものやろか。友達って苦しおすなぁ・・・」
 「あれ?でも、わて、テヅカ君の時は、考えたり名前を呼ぶだけでこんなに胸が苦しくなることはおまへんでしたなぁ?何が違うんでっしゃろか?」
 しばらく、アラシヤマは考えていたが、
 「・・・考えてもわからしまへんわ。とりあえず、今わてが言えるのは、『シンタローはん!バーニング・ラーブ!!』ということだけどす・・・」
 「あっ、そうや!わてはもしかしたら人よりシャイなんかもしれへんどすな。だから、お友達なんていう一歩進んだ関係になったら戸惑ってしまうんどすな!!なんや、そうでしたんか!ほな、明日からまた『シンタローはん、バーニング・ラブvvv』で、シンタローはんとの熱い友情を育みまひょか♪」
 何やらスッキリしたらしいアラシヤマ氏が、浮かれながらジャングルの向こう側に消えてゆくのを木陰から見ていたモノが2名(というか2匹?)。

 「やーねー。あれって完全にホ○よね」
 「そうよねー。あぁっ、またシンタローさんに関する恋のライバルが増えちゃったワ!」
 「頑張りましょうね!イトウくん!!」
 「そうね!タンノくん!!」



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