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nr2



出会い編



 目の前には一枚の紙がある。

 “進路希望調査“ と書かれたそれは、これまでの人生の中でも二度ほど目にしたものだ。

 普通、進路といえば大いに悩むもののひとつであろうが、シンタローはこれまでこの手の調査で、思い悩んだことはなかった。彼女は自分の進むべき道がはっきり見えており、他のものに目を向けることがなかったからだ。

・・・・・・見ることが出来なかった、と言うべきだろうか?

 けれど今は違う。彼女は先日の家出により、世界の広さを知った。その経験は彼女に自由を教えたが、同時に進むべき道の多さを知り、そのどれを選ぶかで頭を悩ませることにもつながった。

 机にうつむき加減なので、黒髪で顔が隠れ、何の手も加えられていない唇しかうかがい知ることはできない。彼女の唇は、どこか不機嫌そうに固く結ばれていた。

「・・・・・・」

「シンちゃーん、何してんの?」

 はた目にはぼんやりとしていたシンタローは、聞きなれた能天気な声に脱力しながらも振り返った。

「グンマか・・・」

「そうだよー。ねえシンちゃん、おやつ食べよー・・・・・・ってあれ? これって・・・」

 グンマはひとつにくくられた柔らかな金髪を揺らしながら、ひょいと卓上の“進路希望調査”をつまみあげた。

「何も書いてないじゃない。珍しいね。迷ってんの?」

「・・・・・・そうだな」

「・・・・・・・・・・・・やっぱ、あの事気にしてるの?」

「・・・・・・」

 あの事、とは昨年のシンタローの家出に端を発した、グンマを含む青の一族の内輪揉めのような事件のことだ。

「もう、終わった話だろ。皆、収まるところに納まったんだ。蒸し返すなよ」

「・・・・・・けどさ・・・」

 グンマはその騒ぎにより、両親は死んだと思われていたのだが、実は本当の親が別にいることが解り、今は新しい家族を得た。もう一人、新しい従兄弟も現れたりしたのだが、シンタローはそれまで信じていた血のつながりが、全て絶たれるという結果を残すことになってしまった。

 無論、だからと言って彼女の一族から放り出されるわけではない。今まで通り家族とともに暮らしているのだが・・・。

そもそも親族内では唯一の黒目黒髪だったのだ。内心はいろいろと複雑で、グンマはそんな従姉妹の気持ちを汲んで、言葉を濁したのだろうが・・・・・・

 ポン、と巻かれた金色の頭に手を置き、わしわしとなでる。

「ち、ちょっと何だよ! やめてよー、シンちゃん!」

「お前が暗くなんなっての」

 苦笑いをしながらのシンタローの行動に、グンマはむぅと頬を膨らませる。そんな態度に笑みはさらに広がった。

「お前ほんっと、いつまでもガキだな」

「何だよー! 人がせっかく心配してやってるのにぃー!」

「ハーイハイハイ。誰も頼んでねぇよ」

 辛らつなことを言いつつも、その顔は変わらず穏やかだ。それ気付いているのかいないのか、ムキになったグンマが突っかかっていると、二人のいる机に影が差した。何事かと同時に顔を上げる。

「あ、キンちゃん」

「キンタロー・・・・・・」

「何を騒いでいるんだ? 周りに迷惑だろう。ここは公共の場だぞ」

 現れたのはもう一人の新しい従兄弟、キンタローだった。

彼らが互いの存在を知ったのは例の騒動のときで、まだ出会って一年も経っていない。けれどグンマは持ち前の人懐っこさで、早いうちからキンタローに慣れ、気さくに話しかけており、キンタローもそれに応えている。が、シンタローのほうは当初敵視していたせいもあり、今のようになるまでに時間がかかった。仲が悪いわけではないのだが・・・

「騒いだのはグンマだ。オレは悪くねー」

「あー! ひどいよシンちゃん! キンちゃん、僕だけが悪いんじゃないよね?」

「・・・・・・そうだな」

 グンマがすがるとキンタローは少し考えるようなそぶりを見せる。

「グンマをからかえば騒ぎ出すのは解っていて、からかっている訳だからシンタローにも非はある。・・・・・・それといい加減“オレ”と言うのはやめたらどうだ? マジック伯父貴が嘆いてたぞ」

「チッ! うっせーないちいち。そんなんオレの勝手だろ。親父に指図される覚えはねぇ。ほっとけんなの」

「でも、サービス叔父様も困ってたよ?」

「え?」

 悪態をついていた表情が一変し、夢見るような目つきで振り返ったシンタローに、グンマは頬を引きつらせながらも続けた。

「せっかくきれいになったのに、あれじゃ形無しだ・・・って」

「叔父様が・・・・・・」

語尾にハートマークがつきそうな口調に、グンマとキンタローは呆れて顔を見合わせた。シンタローの(美しいほうの)叔父崇拝は、相変わらずだと、肩をすくめる。

「そんなに好きなら、嫁にでもなればいいだろうに・・・」

 とたんに夢見ていた顔が険のあるものに歪んだ。

「あに言ってんだよキンタロー。叔父と姪は結婚できねーの」

「・・・・・・しかし、お前の父の力があれば、法の一つくらいごまかせるだろう」

 それ以外に問題はないし・・・と言う言葉はさすがに心にしまっておいた。

「あーのーなー・・・」

 シンタローがうなるように言うと、グンマも苦笑いを浮かべた。

「それはないよキンちゃん。あのお父様が、よりにもよってシンちゃんを結婚させるために尽力する訳ないじゃない。だって結婚したら別々に暮らすことになるんだよ?」

「・・・・・・それも、そうか・・・」

 学園の最高責任者であり、一族の長でもあるマジックは、自分の娘を異常なほど溺愛しており、常にべったりだ。それを娘であるシンタローはうざがって、日々繰り返される親子喧嘩はなかなか壮大だ。それを思い出してキンタローは納得する。

「それにさ、オ・・・私はジャンとそっくりなんだぜ? いくらなんでも男の親友と似た顔の嫁は、もらいたくないだろ叔父さんも」

「確かにな」

「あー・・・それはちょっと嫌だろうね・・・」

 ジャンとは、サービスの長年の親友で、長いこと行方不明だったのだが、これもまた去年戻ってきていた。彼の存在を知らなかった頃の、まだ幼いシンタローはわりと真剣に、将来の夢として叔父の奥さんを考えていたが、今はもう昔の話だ。

「・・・・・・ホント、どうすっかなー・・・」

 初心に戻って白紙の紙に目を落とすと、今度はキンタローが覗き込んでくる。

「決めてなかったのか?」

「ああ。お前はグンマと一緒に研究所だろ、ドクター高松んとこの。それとも院に入るのか?」

「どっちでも大差ないけどねー」

 高松はグンマの育ての親で、この学園の母体となる企業の研究員であり、大学の講師もしている。金髪の二人はずっと高松に師事し、就職後も彼の下で働くことになっているので、肩書きが違うだけでどちらを選ぼうと大差はないのだ。

「シンちゃんも、このままここにいるんでしょ?」

「・・・・・・」

 これまでだったらうなずいていただろう事に、今は簡単に答えられない。そんな反応をされるとは思っていなかったグンマは、不安そうにシンタローを窺い、続いてキンタローを見上げた。

「何だ? ひょっとしてシンタローは外に行くのか?」

「・・・・・・いや・・・・・・」

 図体のでかい(とはいえグンマは彼女より小さい)男二人に不安気な目を向けられ、シンタローは苦笑う。不安なのは彼女も同じだったが、安心させるように笑って見せた。

「まだはっきりとは決めてねぇんだ。どうなるかは解んねぇ」

 自分の素性を知り、自由を知り、いかに世間知らずで狭い世界で恵まれて生きてきたかを知り、シンタローの中にはこれまでにない思いが芽生えてきていた。しかしまだ彼女は、この思いをどう表現していいいのか解らないでいる。

「大変だよな、生きるって」

 大きく伸びをしてつぶやくと、三人の従兄妹達は、そろって天井を見上げた。その先にある未来を見ようとでもするように。




























「勘弁してくださいよ、部長ー!」

 高等部へとつながる渡り廊下。通りかかった際に、そんな大声を聞いたシンタローは思わず立ち止まり、そちらに目をやる。

 中庭の、校舎に半分隠れる程度の場所で、なにやら数人の男達が言い合いをしていた。非常に不本意だが、その大半には見覚えがある。

(まーた何かやってんな、オッサン達・・・・・・)

 やれやれとそちらに足を向けた。知り合いは、サービスの兄であるもう一人の叔父、ハーレムとその部下達だったからだ。

 彼らは(おもに上司であるハーレムのせいで)つねに揉め事を起こす、企業の悩みの種である。しかし、仕事となると類まれなるチームワークを発し、他の誰にもできない特技を生かした集団であるがために、そうそうクビにもできず、少々のことは黙認している状態だった。少なくとも今のところは。

(たっく・・・・・・・)

 そのためシンタローは彼らの悪行(おもに生徒に対する脅しや、カツアゲ)を見つけるたび、止めていた。今回もその類だろうと、堂々と叔父に声をかけた。

「おい、オッサンども。いい年してんなことして、恥ずかしくねぇのかよ」

 予想通り、そこにはハーレム、マーカー、ロッド、Gと見知った顔が、高校生らしい金髪の男子生徒を、取り囲んでいる姿があった。腹が立つより先に呆れてため息をつくと、なぜかハーレムは嬉々とした笑みを向けてきた。

「ちょーどいいところに来たじゃねぇかよ、シンタロー!」

「何がだよ。うちの生徒にカツアゲすんなって、何回言われりゃ解んだよ。それと校内は禁煙だ。またボヤでも起こす気か? いい加減その金のことしか詰まってない頭にも、一般常識くらい入れてくれよ」

「・・・・・・ほ、ほぉう・・・・・・・」

 こき下ろされながら鼻で笑われ、とたんに機嫌が悪くなった叔父を、シンタローはつくづくガキだな、と思いつつ見ていたが、その他の人間は青くなっていた。特にその怒りの八つ当たりをよく受けるらしいロッドが、なだめようとしてか、慌ててフォローに入る。

「いや、違うんすよシンタロー様。こいつは最近ここに入ってたばっかのやつで、今は、社長にあいさつに行かせようって話をしてたんす」

「・・・・・・その割に、悲鳴みたいな声がしてたけど・・・・・・?」

「それはいつも通りに、部長のからかいのためです。断じてカツアゲなどはしておりません。なあ、G」

「・・・・・・ああ」

 今は、という声が聞こえたような気がしたが、彼らの中でも比較的常識的なマーカーとGに言われてしまうと、不信がっていたシンタローも、納得するしかなさそうだった。

 不承不承うなずくシンタローに、機嫌を直したハーレムが、煙を吐きながら勝ち誇った。

「つー事だからよ、そう目くじら立てんなって。美人がだいなしだぜ?」

「うっせえ、アル中」

 そう捨て台詞を残して、長居は無用と去りかけると、背後から呼び止められる。

「おい、シンタロー」

「あんだよ」

「そうつんけんすんなって。急用がないなら、こいつをちょっと理事長室まで連れてってくんねぇか? まだよく覚えてねぇんだとよ」

「・・・・・・」

 ハーレムの言葉には顔をしかめるが、この学園は中、高、大、院までがひとつの敷地にあり、とにかく広い。来て日の浅いものや、新入生が迷うのはよくあるのだ。

 別に、案内すること事態に不満はない。・・・・・・この状況が気に食わないだけだ。

 だが――と、シンタローはびくびくしている高校生を見て思う。彼は悪くないわけだし、こんな集団からは早く引き離したほうがいいに決まっている、と自分を納得させ、そちらにだけ目を向けて言った。

「いいぜ。ついて来な」

 手招きしてから背を向けて歩き出すと、おずおずとついてくる気配と、叔父らからの声がした。

「しっかりやれよ! びびんじゃねぇぞ、リキッド!!」

「何させる気だよ、オッサンら! それとせめて歩きタバコだけは止めろよな!」

 振り向いて怒鳴ると、張本人達よりも、心底驚いたような高校生の表情の方が目に入ってきた。












 学園指定の紺のブレザーを着た男子高校生は、珍しそうに校舎内を見回している。長身のシンタローに時々置いていかれそうになり、あわてて小走りに駆け寄る、という事態も何度かあった。それに気づいたシンタローは、足も止めずに振り返ると、苛立ちを含んだ声で言う。

「おい、トロトロしてんな、置いてくぞ! 迷っても探さねぇからな!」

「は、はい!」

 慌てて返事をして走りよってくる高校生は、それからは周りに目をやるのをやめ、背を追ってきた。素直な反応に気をよくしたシンタローは、今さらながら少しだけ歩調を落としてやる。

「お前さ、あのオッサンらの知り合い?」

「え? あ、はい! 俺、ハーレム部長に引き抜かれてここに来たんす」

「・・・・・・あんだって?」

 歩きながらも思わず高校生――確か、リキッドと呼ばれていたなと思い出す――をまじまじと凝視する。相手はあせったようで冷や汗をたらしていたが、シンタローはかまわず続けた。

「引き抜かれたって、あのオッサンに・・・・・・? 何だってまた・・・・・・」

「いえ、その・・・」

 しどろもどろなリキッドの説明によると、不良グループの一員だった彼は、そこを抜ける際のケンカをハーレムに目撃され「俺んとこ来い」と無理やり連れて来られたらしい。

「・・・そもそも元の学校も、退学させられる寸前だったんで、ちょうどいいかなー、なんて思って・・・・・・」

 ここでリキッドは何かに気付いたように体を震わせた。今までヤクザまがいのハーレムのような人物ばかりに会い、失念していたようだが、目の前にいるのが一般人で、しかも今は理事長にあいさつに行く途中だった、ということを思い出したらしい。

「あ、あ、すんません! ・・・じゃなくってあのその、今は違いますから! グループも抜けたし、知り合いから子供預かってるんで、まっとうな職に就きたいって思ってて・・・・・・それでここに来たんすよ! だから・・・」

「・・・・・・あー、そうか・・・」

 彼が、シンタローをおびえさせてしまった、あるいはこれからの生活をしていく上で、族上がりだとばれてしまうのはまずい、と慌てているのは解る。これだけ必死に言っているのだし、言葉に嘘はないのだろうが、シンタローは哀れみを感じた。

 まっとうに生きるための新天地に来て、最も身近になった存在がよりにもよって一族の問題児(という年でもないが)ハーレムだというのが、かわいそうになってきたのだ。

「・・・・・・ならな、ひとつ言っておく。まっとうな職につきたいのなら、あのオッサンには近付くな。それさえせずにこの学校でまじめにやってりゃ、そこそこのことはできるぜ。でっかい企業だしな」

「・・・・・・」

 意外な言葉だったのだろう。リキッドはしばらく大き目を見開いていたが、ふとあさっての方向を見てため息をついた。

「近付きたくて、近付いたんじゃないんすけどね・・・」

「ま、そうだろうな、さっきの様子からすると。今も金巻き上げられたりしてんだろ」

「・・・・・・はい・・・・・・」

 前髪で隠れた目元から見える、きらりとした滴にますますシンタローは同情する。我が叔父ながらどうしよもない奴だと思い、粛清(公正ではなく)方法をいくつか考えてみた。

「っと、いけねぇ。こっちだぜ」

 角を曲がり損ねかけ、たたらを踏んでから再び正しい道へと進む。その様子を不慣れな男子生徒は、感心したように見つめていた。

「よく解りますね、こんな広いところなのに・・・」

「ああ、オ・・・・・・私は長いからな」

「ひょっとして中学からいるんすか?」

「・・・・・・ああ。大ベテランだぜ」

 どうやらこの高校生は、自分の素性を知らないようだ。しかし言って威張り散らしたいわけでもないので、あえて言いはしないでおく。

「俺も早いとこ慣れないとな・・・。寮と学校の行き帰りも、最近ようやく覚えたくらいだし」

「・・・いつからいるんだ?」

「今学期からっす。寮はもうちょっと前からいたんすけど・・・・・・」

「ひょっとして、寮に子供と暮らしてんのか?」

 先ほどの言葉を思い出し、問いかける。

「はい。子供つっても小学生なんで、もうそれほど手ぇかかりませんけど」

「へぇ・・・・・・。いくつだ?」

「十歳っすね」

「へぇ! 私の弟と同い年だ。聴いたら知ってるかもな」

 話がはずみ、もっと聞きたいことも出てきたが、ちょうどいいタイミングで理事長室に着いてしまった。

 まぁいいか、と思い中断して事務的なことを言う。

「着いたぜ。帰り道は・・・・・・解んねぇよな。一応地図もあるけど、外だから意味ねぇし・・・・・・」

 シンタローは持っていたかばんをかき回し、一枚のたたまれたカードを取り出した。

「これやる。小さいけどここの地図だ。・・・ここが現在地でここが高等部。こっちが寮。・・・・・・大丈夫か?」

「・・・・・・はい、どうにか・・・」

 地図を凝視する様子にやや不安を抱きながらも、それじゃあな、と手を振り去ろうとする。と――

「あの!」

「あ?」

 振り返ると、青い瞳がこちらをまっすぐに見返している。一族のとは少し違う色だと、今さらながら気付いた。

「あ、ありがとうございました! えっと・・・・・・」

 言いよどむ元不良の高校生に、フォローを入れてやる。

「シンタロー、だ。こんな名前だけど一応女。大学の二回生だ」

「あ、はい。ありがとうございます、シンタローさん」

「お前もしっかりな! 機会があったらまた会おうぜ、リキッド」

「はい!」

 今度こそ手を振って去るシンタローと、理事長室に向き直るリキッド。

 こうして二人のファーストコンタクトは終わるのだが、この後リキッドは、扉越しに話を聞いていたマジックに、遠回し(かどうかは定かではない)に娘との関係を聞かれ、肝を冷やしたり、同居人のパプワが、一時期シンタローと生活をともにした親友だと知って、驚いたりするのだが、それはまた別の話。

 そうしてシンタローも、これが自分の人生を左右する出会いになるなどとは、知る由もなかった。








出会い編。

のわりにリッキーあんまり出てこない。

ちょっと不明点とかもありますが、本筋とは関わりないし、説明くさくなるんで、そのうち設定にでも書きます。



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