【期待】
今日はグンマもキンタローも朝から研究の材料の買出しに出ていて今この家にいるのは、
マジックとシンタローの二人だけだ。
昼食後、シンタローがダイニングテーブルで新聞を広げているところに
マジックが擦り寄って来た。
鬱陶しい、と言うのも最早面倒くさい。
暫く好きなようにさせているとマジックの手が太ももの上に置かれる。
睨み付けると‘キスがしたい’と言われた。
当然拒否する。
しかし何度も強請られ続けて、いい加減怒りも限界に達しそうだった。
キスしてやれば、満足か。
シンタローの言葉に、マジックはにっこり微笑んで頷いた。
『キスだけ』
なんて言われて、本当にそれだけですんだ事はほとんど無い。
解かっているのに結局許してしまう自分がシンタローは嫌だった。
息をするのも忘れそうになるくらいの優しいキスに胸が詰まる。
抱き締められると、マジックのつけている香りがそのまま自分に染み込んでいく気がした。
ぎゅう、と心が痛くなる。
音を漏らしながら、合わせた唇と唇の隙間から赤い舌がちらりと覗く。
男からの甘ったるいキスからやっと解放されても、
大きな掌で、揉むように脇腹を辿られるとそれだけで腹の奥が疼いてしまって
‘やめろよ’と言ってもしつこく首元に接吻を繰り返され、
近い息づかいにぞくぞくと全身に痺れが走る。
一度快感に触れてしまうと、身体はその先にある目まぐるしい悦びを覚えているから
もっともっとと、欲張りになってしまう。
シンタローは今にも暴れだしそうな熱を必死に押し殺していた。
マジックは青い双眼でその様子を見つめながら、唾液で濡れた唇を笑みで歪ませる。
クチは素直じゃないくせに、身体は素直だね。
・・・ご褒美を、あげよう。
穿いている物の上から既に勃起してしまっている処へ手を当てられる。
今まで幾度も与えられた羞恥と興奮が電流のように身体中を駆け巡った。
「机に手をついてうつ伏せになって」
マジックは高く上げた形になっているシンタローの腰を辿ると、
ベルトを緩ませ勢い良く下穿きを残したままズボンを引きずり下ろす。
シンタローのものはもう、苦しい位に張り詰めていた。
こんな、恥ずかしい真似をさせられているのに。
シンタローの下半身は未だ下着を身に着けたままだ。
その状態で、マジックは己の身体をしゃがみ込ませ彼の尻に顔を埋めた。
薄い布地の上から、自分を受け入れてくれる場所へと舌を這わせる。
前に与える刺激も忘れずに、そこを強く吸っては舌でねぶり
下着の隙間から指を入れて中を掻き回した。
シンタローがシャツだけを纏いながら机に顔を押し付けて喘いでいる様子は
実に扇情的だ。
唾液と体液で濡れてしまったものを丁寧に脱がして、充分な程慣らした内部へ
マジックは己の怒張を押し挿れる。
あぁ――――・・・ッ!と、シンタローの悲鳴が部屋中に響いた。
「あ、っは・・・ぃや・・・ぁ・・・、・・・ッん、ん・・・!」
甘い声が上がると、彼の腰を掴んでいるマジックの手に力がこもる。
襞を抉るそれは、中よりも更に熱くて、深く深く奥へ入っていく。
繋がった部分が、重なった部分が、全てが熱くてたまらない。
狭い中を、肉の塊でいっぱいに広げさせられて、先端が内壁に擦れる度に喉が啼く。
いっそこのまま融けてしまえたら良いのに。
「はぁ・・ん・・・・あ、はぅ・・・ッ」
身体を大きく揺さぶられて、そうされながら自身を強く扱かれて
強すぎる快楽に狂いそうになる。
シンタローは夢中で机にかかっているテーブルクロスを握り締めた。
流麗な眉に皺を立てて額に汗を滲ませている。
口をついて出るのは喘ぎばかりで文句の一つを吐こうにも上手く台詞を綴る事ができない。
シンタローの項には、昨夜つけられたばかりの紅い跡がまだ残っていた。
過敏になっているその肌にマジックは自分がつけた跡をねっとりと舌で舐め上げる。
そして、また濃淡の差をつけた所有の印を幾つも残していく。
刺すような焦れた痛み。
だが、それさえも気持ち良くて。・・・感じてしまう。
後で一緒にお風呂に入ろうよ、とマジックは言う。
返事をする余裕など、シンタローにはなかった。
「あ、あッ・・・はぁ・・・あ・・・ッ!」
前立腺を突かれて精液が机に勢い良く飛び、一歩遅れてマジックも、
シンタローの中へ激しく出しきった。
「だから・・・こういう事になるから・・・・所構わず盛るんじゃねぇよ・・・ッ」
行為の末の部屋の成れの果てを眺めつつ、怒りを含ませた声でシンタローはそう告げた。
床や、机を綺麗に洗浄しなくてはならない。
しかし、その前にこの身体をどうにかしなければ。
マジックはシンタローを抱き寄せた。
「じゃあ、お風呂に入ろうか!二人で!」
男の腹に肘を食らわせると、シンタローは己の脱いだものを抱えて脱衣所へ向かった。
後ろにマジックを残したまま。
今日はグンマもキンタローも朝から研究の材料の買出しに出ていて今この家にいるのは、
マジックとシンタローの二人だけだ。
昼食後、シンタローがダイニングテーブルで新聞を広げているところに
マジックが擦り寄って来た。
鬱陶しい、と言うのも最早面倒くさい。
暫く好きなようにさせているとマジックの手が太ももの上に置かれる。
睨み付けると‘キスがしたい’と言われた。
当然拒否する。
しかし何度も強請られ続けて、いい加減怒りも限界に達しそうだった。
キスしてやれば、満足か。
シンタローの言葉に、マジックはにっこり微笑んで頷いた。
『キスだけ』
なんて言われて、本当にそれだけですんだ事はほとんど無い。
解かっているのに結局許してしまう自分がシンタローは嫌だった。
息をするのも忘れそうになるくらいの優しいキスに胸が詰まる。
抱き締められると、マジックのつけている香りがそのまま自分に染み込んでいく気がした。
ぎゅう、と心が痛くなる。
音を漏らしながら、合わせた唇と唇の隙間から赤い舌がちらりと覗く。
男からの甘ったるいキスからやっと解放されても、
大きな掌で、揉むように脇腹を辿られるとそれだけで腹の奥が疼いてしまって
‘やめろよ’と言ってもしつこく首元に接吻を繰り返され、
近い息づかいにぞくぞくと全身に痺れが走る。
一度快感に触れてしまうと、身体はその先にある目まぐるしい悦びを覚えているから
もっともっとと、欲張りになってしまう。
シンタローは今にも暴れだしそうな熱を必死に押し殺していた。
マジックは青い双眼でその様子を見つめながら、唾液で濡れた唇を笑みで歪ませる。
クチは素直じゃないくせに、身体は素直だね。
・・・ご褒美を、あげよう。
穿いている物の上から既に勃起してしまっている処へ手を当てられる。
今まで幾度も与えられた羞恥と興奮が電流のように身体中を駆け巡った。
「机に手をついてうつ伏せになって」
マジックは高く上げた形になっているシンタローの腰を辿ると、
ベルトを緩ませ勢い良く下穿きを残したままズボンを引きずり下ろす。
シンタローのものはもう、苦しい位に張り詰めていた。
こんな、恥ずかしい真似をさせられているのに。
シンタローの下半身は未だ下着を身に着けたままだ。
その状態で、マジックは己の身体をしゃがみ込ませ彼の尻に顔を埋めた。
薄い布地の上から、自分を受け入れてくれる場所へと舌を這わせる。
前に与える刺激も忘れずに、そこを強く吸っては舌でねぶり
下着の隙間から指を入れて中を掻き回した。
シンタローがシャツだけを纏いながら机に顔を押し付けて喘いでいる様子は
実に扇情的だ。
唾液と体液で濡れてしまったものを丁寧に脱がして、充分な程慣らした内部へ
マジックは己の怒張を押し挿れる。
あぁ――――・・・ッ!と、シンタローの悲鳴が部屋中に響いた。
「あ、っは・・・ぃや・・・ぁ・・・、・・・ッん、ん・・・!」
甘い声が上がると、彼の腰を掴んでいるマジックの手に力がこもる。
襞を抉るそれは、中よりも更に熱くて、深く深く奥へ入っていく。
繋がった部分が、重なった部分が、全てが熱くてたまらない。
狭い中を、肉の塊でいっぱいに広げさせられて、先端が内壁に擦れる度に喉が啼く。
いっそこのまま融けてしまえたら良いのに。
「はぁ・・ん・・・・あ、はぅ・・・ッ」
身体を大きく揺さぶられて、そうされながら自身を強く扱かれて
強すぎる快楽に狂いそうになる。
シンタローは夢中で机にかかっているテーブルクロスを握り締めた。
流麗な眉に皺を立てて額に汗を滲ませている。
口をついて出るのは喘ぎばかりで文句の一つを吐こうにも上手く台詞を綴る事ができない。
シンタローの項には、昨夜つけられたばかりの紅い跡がまだ残っていた。
過敏になっているその肌にマジックは自分がつけた跡をねっとりと舌で舐め上げる。
そして、また濃淡の差をつけた所有の印を幾つも残していく。
刺すような焦れた痛み。
だが、それさえも気持ち良くて。・・・感じてしまう。
後で一緒にお風呂に入ろうよ、とマジックは言う。
返事をする余裕など、シンタローにはなかった。
「あ、あッ・・・はぁ・・・あ・・・ッ!」
前立腺を突かれて精液が机に勢い良く飛び、一歩遅れてマジックも、
シンタローの中へ激しく出しきった。
「だから・・・こういう事になるから・・・・所構わず盛るんじゃねぇよ・・・ッ」
行為の末の部屋の成れの果てを眺めつつ、怒りを含ませた声でシンタローはそう告げた。
床や、机を綺麗に洗浄しなくてはならない。
しかし、その前にこの身体をどうにかしなければ。
マジックはシンタローを抱き寄せた。
「じゃあ、お風呂に入ろうか!二人で!」
男の腹に肘を食らわせると、シンタローは己の脱いだものを抱えて脱衣所へ向かった。
後ろにマジックを残したまま。
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