リビングにて見事に襲われている甥と問題児の叔父との間で押し問答が繰り返されてかなりの時間が経つ。そろそろ誰かが気付いてもよさそうなくらい時は流れているのだが、運が良いのか悪いのか、誰もこの近くを通らないようであった。
シンタローがどれだけ暴れようともハーレムはビクともしない。どうやらこの叔父と甥とではその辺りの年季が色々と違うようである。特に遊んできた年数が、だ。
「オラ、いい加減ちったぁー大人しくしろよ。借金分、体で返してやっからよ」
「か…体ッ?!いらねェーーーッ!!」
「お?何だチャラでいいのか?悪いねぇ、シンタロー」
「違ェーーーッ!!」
当たり前だがシンタローは暴れる。襲われつつも酷く抵抗して暴れるものだから、相乗効果で着衣の乱れが酷くなっていた。上半身は辛うじて腕に洋服が引っかかっている程度で裸に近く、ズボンのベルトは当の昔に引き抜かれていて今にも脱がされそうな状態にある。
「オッサン!!退けッ!!いい加減諦めろ!!借金は金で返せッ!!」
「ンだよ…高ェんだぞ俺は。それに諦めんのは無理な相談だろォ?オメェ凄い格好してんぞ」
胸元をとんとんとつつきながらニヤニヤしたハーレムに上から覗かれて、シンタローは乱れに乱れた自分の状態に初めて気付いた。そして又無謀にも暴れ出したのだが、ハーレムは甥の攻撃を巧みに交わして獲物を自分の下から逃がさないようにしている。
シンタローは自分を組み敷く叔父を眼魔砲で吹き飛ばそうとしたのだが、ハーレムは光が集束する前にその腕を掴むと床に押し付けた。攻撃が失敗に終わるとシンタローが罵声と共に鋭い視線で睨み付けるがハーレムはニヤニヤしたままだ。そして何を思い立ったのかシンタローの耳元に唇を寄せると「そんなに暴れると本気になんだろーが」と、わざと低い声で囁いた。そのまま耳朶を甘く噛み、唇を首筋へ移動させゆっくりと口付けながら下へ降りていく。服など着ていないも同然の上半身を片方の手でまさぐりながら更に舌を這わせると、シンタローの体が震えた。
「や…ヤメロって…ッ」
甥の訴えなど聞く耳持たず、この上なく楽しそうなとんでもない叔父の餌食になるまで後少しとなってしまった現状を、どうすれば打破出来るのかと考えたシンタローだが、自分に乗り上がったハーレムの動きが思考回路の正常動作の邪魔をする。
体の上をハーレムの指が滑るようになぞっていき、思わず吐息を洩らしてしまったシンタローは怒鳴り声を上げるよりも唇を噛み締めた。その反応に満足したハーレムは慣れた手つきでズボンに手をかける。それに慌てて叔父をはね除けようとしたシンタローだが、やはりビクともせず「まぁ任せとけって」とご機嫌状態のハーレムを涙目で睨み付けた───が、効果はない。
「やだ…ハーレム…ッ…止め……ヤ…ッ……ンっ…ぅ………キンタローーーッ」
今までシンタローの訴えに一切耳を貸さなかったハーレムだが、これには動きが止まった。
当の本人もまさかキンタローの名前を叫んでしまうとは思わなかったので見事に固まる。
「………お前さぁ、コノ状況でその名前を叫んじまったら萎えンだろーが」
それでもシンタローの上から退く気はないらしいハーレムなのだが、げんなりした様子で見下ろしてきた。だがそれも一瞬で直ぐにまたニヤリと笑うと「でもまぁ、愛しちゃってるってわけだよなぁ…アイツをよ」と止めを刺した。
出来ればそこは流してくれと思ったシンタローだが、助けを求めて半身の名前を叫んでしまったことがこの上なく恥ずかしくて、暫く口をきくことが出来なかった。
シンタローがどれだけ暴れようともハーレムはビクともしない。どうやらこの叔父と甥とではその辺りの年季が色々と違うようである。特に遊んできた年数が、だ。
「オラ、いい加減ちったぁー大人しくしろよ。借金分、体で返してやっからよ」
「か…体ッ?!いらねェーーーッ!!」
「お?何だチャラでいいのか?悪いねぇ、シンタロー」
「違ェーーーッ!!」
当たり前だがシンタローは暴れる。襲われつつも酷く抵抗して暴れるものだから、相乗効果で着衣の乱れが酷くなっていた。上半身は辛うじて腕に洋服が引っかかっている程度で裸に近く、ズボンのベルトは当の昔に引き抜かれていて今にも脱がされそうな状態にある。
「オッサン!!退けッ!!いい加減諦めろ!!借金は金で返せッ!!」
「ンだよ…高ェんだぞ俺は。それに諦めんのは無理な相談だろォ?オメェ凄い格好してんぞ」
胸元をとんとんとつつきながらニヤニヤしたハーレムに上から覗かれて、シンタローは乱れに乱れた自分の状態に初めて気付いた。そして又無謀にも暴れ出したのだが、ハーレムは甥の攻撃を巧みに交わして獲物を自分の下から逃がさないようにしている。
シンタローは自分を組み敷く叔父を眼魔砲で吹き飛ばそうとしたのだが、ハーレムは光が集束する前にその腕を掴むと床に押し付けた。攻撃が失敗に終わるとシンタローが罵声と共に鋭い視線で睨み付けるがハーレムはニヤニヤしたままだ。そして何を思い立ったのかシンタローの耳元に唇を寄せると「そんなに暴れると本気になんだろーが」と、わざと低い声で囁いた。そのまま耳朶を甘く噛み、唇を首筋へ移動させゆっくりと口付けながら下へ降りていく。服など着ていないも同然の上半身を片方の手でまさぐりながら更に舌を這わせると、シンタローの体が震えた。
「や…ヤメロって…ッ」
甥の訴えなど聞く耳持たず、この上なく楽しそうなとんでもない叔父の餌食になるまで後少しとなってしまった現状を、どうすれば打破出来るのかと考えたシンタローだが、自分に乗り上がったハーレムの動きが思考回路の正常動作の邪魔をする。
体の上をハーレムの指が滑るようになぞっていき、思わず吐息を洩らしてしまったシンタローは怒鳴り声を上げるよりも唇を噛み締めた。その反応に満足したハーレムは慣れた手つきでズボンに手をかける。それに慌てて叔父をはね除けようとしたシンタローだが、やはりビクともせず「まぁ任せとけって」とご機嫌状態のハーレムを涙目で睨み付けた───が、効果はない。
「やだ…ハーレム…ッ…止め……ヤ…ッ……ンっ…ぅ………キンタローーーッ」
今までシンタローの訴えに一切耳を貸さなかったハーレムだが、これには動きが止まった。
当の本人もまさかキンタローの名前を叫んでしまうとは思わなかったので見事に固まる。
「………お前さぁ、コノ状況でその名前を叫んじまったら萎えンだろーが」
それでもシンタローの上から退く気はないらしいハーレムなのだが、げんなりした様子で見下ろしてきた。だがそれも一瞬で直ぐにまたニヤリと笑うと「でもまぁ、愛しちゃってるってわけだよなぁ…アイツをよ」と止めを刺した。
出来ればそこは流してくれと思ったシンタローだが、助けを求めて半身の名前を叫んでしまったことがこの上なく恥ずかしくて、暫く口をきくことが出来なかった。
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