一昨年も、俺は貴方一色で。
去年も、俺は貴方に夢中で。
今年も勿論、俺は貴方の虜です。
いくら好きを言葉にしても足りなくて。
いくら愛を伝えても足りなくて。
何度も何度も惚れて。
何度でも貴方を好きになる。
すごくすごく好きな人。
とてもとても愛しい人。
「シンタロー様、かまってください」
目の前の愛しの恋人へそう声を掛けた。
俺は床に寝そべって、シンタロー様は床にじかに座って。
はぁ?と驚いたような声が返ってきた。
同じ台詞を繰り返す。
シンタロー様は俺を見て、眉を寄せている。
まぁ、そうかもしれないけど。
「だって、俺がここに居るのに。何で本を読んでるんですか?」
自分でも分かったが、頬が膨らんだ。
シンタロー様は頭を押さえるように手を当てる。
俺はソレをじっと見てる。
シンタロー様がチラリと俺に視線を向ける。
「かまってください」
シンタロー様の足に手を伸ばして。
ちょいちょいとズボンを引っ張る。
シンタロー様はその様子を見て苦笑。
「…お前は犬か」
シンタロー様が本をテーブルに置く。
その手が俺の手を握ってくれる。
それだけでも嬉しいのに。
よしよしと頭をなでられた。
ほえ?間抜けな声を出しながらその顔を見る。
やわらかく微笑むシンタロー様。
…俺、またやられた。
惚れた。
恋をした。
シンタロー様が相手だと何度でも恋ができる。
「シンタロー様v」
嬉しくって笑いながら。
シンタロー様の腰に抱きつく。
ロッド!とシンタロー様が俺の名前を呼びながらシャツの襟を掴んでくる。
引っ張られるけど絶対離さない。
「かまってくれんですよねv」
もう尋ねない。
断らせる気がないから。
絶対かまってもらう。
しょうがないなぁ・・・。とつぶやくシンタロー様。
「本当に、犬みたいだな、お前」
そうですか?と顔を上げる。
そうですよ。とシンタロー様は笑う。
その顔が本当に優しげで、暖かくて、可愛くて、綺麗で、えーっと、あとはぁ。
ペシと顔を叩かれる。
「とりあえず、この体勢やめねぇ?」
苦笑を浮かべながらシンタロー様は言う。
その顔も大好きv
シンタロー様が好き。
笑うって一言で言ってもいろんな顔を見せてくれて。
その一つ一つが愛しくて。
一つ見るたびにまた惚れ直して。
もう貴方の事以外考えらんねぇっす。
「大好きです、シンタロー様v」
話の流れは完全に無視。
体勢をやめないかと言われた事は完璧に無視。
やめる気ないもん。
この体勢かなり良い。
シンタロー様近いし。
またほっとかれる恐れないし。
キョトンとしたシンタロー様が可愛い。
「…知ってるし」
今度は俺がキョトン顔。
シンタロー様が顔を赤くして、それでも俺を見て笑ってくれてる。
あぁ、もう、愛しいなぁ…。
あぁ、言葉にしたりない。
すげー、…ちゅーしたい。
「シンタロー様…」
ん?っと俺の髪に触れながらシンタロー様は首をかしげる。
よいしょ。と体を起こして、シンタロー様の後頭部に手を回して引き寄せる。
ちゅっと口付けて手を離す。
自由になったシンタロー様はかがみ気味な体勢のまま固まっている。
俺はしばらくその姿、っつーか、眼を見ていた。
黒くて、綺麗な瞳。
今は多少驚きで大きくなってる。
「愛してますよ、シンタロー様」
にぃぃこりと笑う。
赤い顔をしたシンタロー様が頭を叩いてくる。
ぺしぺしぺしぺし
何度か繰り返すシンタロー様に苦笑する。
痛いですよ。と手を掴む。
「…馬鹿、馬鹿、…エロ、エロロッド、エロッド」
エロッド!?
思わず驚いて声に出す。
シンタロー様が、微かに頬を染めたまま、にこりと笑う。
…だめだ。
俺、シンタロー様には…勝てないや。
顔を伏せて、シンタロー様の腰にぎゅっと抱きつく。
多分、俺の顔はすっごい笑顔。
嬉しくて嬉しくて。
愛しくて愛しくて。
シンタロー様の手が、俺の頭に触れる。
「ロッド、今年もよろしく」
そう、言ってくれた。
俺は顔を上げる。
優しく微笑むシンタロー様に、俺も最高の笑顔を浮かべて、
「俺のほうこそ。…離してなんて、あげないんですからね」
シンタロー様の事が、愛しくて愛しくて。
今年も俺は、シンタロー様を思ってばかりで。
きっと、今年もシンタロー様に恋をしっぱなしで。
何度でも、きっと恋に落ちて。
何度も、貴方に惚れるんだ。
一昨年よりも、去年よりも。
もっともっと、ずっとずっと。
今年の貴方が愛しくて。
俺は、ずっとずっと、貴方の虜で。
貴方が俺から離れていっても、俺はまた近づいて。
貴方から離れてなんてあげない。
貴方だけが愛しくて。
愛しの愛しの、シンタロー様v
END
はーい。
新年初めの掲載。
2006年初駄文は、ロドシンになりましたねぇ。
大好きですからね、ロドシン。
おちゃらけているロッドが好きなんです。
書けない傾向にあるんですけどね…(涙)。
コレは、書けてるんでしょうか…。
今年も『光の闇』よろしくお願いします。
06.1/1
去年も、俺は貴方に夢中で。
今年も勿論、俺は貴方の虜です。
いくら好きを言葉にしても足りなくて。
いくら愛を伝えても足りなくて。
何度も何度も惚れて。
何度でも貴方を好きになる。
すごくすごく好きな人。
とてもとても愛しい人。
「シンタロー様、かまってください」
目の前の愛しの恋人へそう声を掛けた。
俺は床に寝そべって、シンタロー様は床にじかに座って。
はぁ?と驚いたような声が返ってきた。
同じ台詞を繰り返す。
シンタロー様は俺を見て、眉を寄せている。
まぁ、そうかもしれないけど。
「だって、俺がここに居るのに。何で本を読んでるんですか?」
自分でも分かったが、頬が膨らんだ。
シンタロー様は頭を押さえるように手を当てる。
俺はソレをじっと見てる。
シンタロー様がチラリと俺に視線を向ける。
「かまってください」
シンタロー様の足に手を伸ばして。
ちょいちょいとズボンを引っ張る。
シンタロー様はその様子を見て苦笑。
「…お前は犬か」
シンタロー様が本をテーブルに置く。
その手が俺の手を握ってくれる。
それだけでも嬉しいのに。
よしよしと頭をなでられた。
ほえ?間抜けな声を出しながらその顔を見る。
やわらかく微笑むシンタロー様。
…俺、またやられた。
惚れた。
恋をした。
シンタロー様が相手だと何度でも恋ができる。
「シンタロー様v」
嬉しくって笑いながら。
シンタロー様の腰に抱きつく。
ロッド!とシンタロー様が俺の名前を呼びながらシャツの襟を掴んでくる。
引っ張られるけど絶対離さない。
「かまってくれんですよねv」
もう尋ねない。
断らせる気がないから。
絶対かまってもらう。
しょうがないなぁ・・・。とつぶやくシンタロー様。
「本当に、犬みたいだな、お前」
そうですか?と顔を上げる。
そうですよ。とシンタロー様は笑う。
その顔が本当に優しげで、暖かくて、可愛くて、綺麗で、えーっと、あとはぁ。
ペシと顔を叩かれる。
「とりあえず、この体勢やめねぇ?」
苦笑を浮かべながらシンタロー様は言う。
その顔も大好きv
シンタロー様が好き。
笑うって一言で言ってもいろんな顔を見せてくれて。
その一つ一つが愛しくて。
一つ見るたびにまた惚れ直して。
もう貴方の事以外考えらんねぇっす。
「大好きです、シンタロー様v」
話の流れは完全に無視。
体勢をやめないかと言われた事は完璧に無視。
やめる気ないもん。
この体勢かなり良い。
シンタロー様近いし。
またほっとかれる恐れないし。
キョトンとしたシンタロー様が可愛い。
「…知ってるし」
今度は俺がキョトン顔。
シンタロー様が顔を赤くして、それでも俺を見て笑ってくれてる。
あぁ、もう、愛しいなぁ…。
あぁ、言葉にしたりない。
すげー、…ちゅーしたい。
「シンタロー様…」
ん?っと俺の髪に触れながらシンタロー様は首をかしげる。
よいしょ。と体を起こして、シンタロー様の後頭部に手を回して引き寄せる。
ちゅっと口付けて手を離す。
自由になったシンタロー様はかがみ気味な体勢のまま固まっている。
俺はしばらくその姿、っつーか、眼を見ていた。
黒くて、綺麗な瞳。
今は多少驚きで大きくなってる。
「愛してますよ、シンタロー様」
にぃぃこりと笑う。
赤い顔をしたシンタロー様が頭を叩いてくる。
ぺしぺしぺしぺし
何度か繰り返すシンタロー様に苦笑する。
痛いですよ。と手を掴む。
「…馬鹿、馬鹿、…エロ、エロロッド、エロッド」
エロッド!?
思わず驚いて声に出す。
シンタロー様が、微かに頬を染めたまま、にこりと笑う。
…だめだ。
俺、シンタロー様には…勝てないや。
顔を伏せて、シンタロー様の腰にぎゅっと抱きつく。
多分、俺の顔はすっごい笑顔。
嬉しくて嬉しくて。
愛しくて愛しくて。
シンタロー様の手が、俺の頭に触れる。
「ロッド、今年もよろしく」
そう、言ってくれた。
俺は顔を上げる。
優しく微笑むシンタロー様に、俺も最高の笑顔を浮かべて、
「俺のほうこそ。…離してなんて、あげないんですからね」
シンタロー様の事が、愛しくて愛しくて。
今年も俺は、シンタロー様を思ってばかりで。
きっと、今年もシンタロー様に恋をしっぱなしで。
何度でも、きっと恋に落ちて。
何度も、貴方に惚れるんだ。
一昨年よりも、去年よりも。
もっともっと、ずっとずっと。
今年の貴方が愛しくて。
俺は、ずっとずっと、貴方の虜で。
貴方が俺から離れていっても、俺はまた近づいて。
貴方から離れてなんてあげない。
貴方だけが愛しくて。
愛しの愛しの、シンタロー様v
END
はーい。
新年初めの掲載。
2006年初駄文は、ロドシンになりましたねぇ。
大好きですからね、ロドシン。
おちゃらけているロッドが好きなんです。
書けない傾向にあるんですけどね…(涙)。
コレは、書けてるんでしょうか…。
今年も『光の闇』よろしくお願いします。
06.1/1
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