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ks
キンシン祭り!!  
KILL LOVE 記念SS    *10月11日にworks部屋に移動しました。



ボクの大好きな従兄弟たち 1




「えっ!ボクも一緒に行ってもいいの?」
グンマがあまりにも驚いた顔をするので、シンタローは返って驚いて呆れてしまった。
「なんで?グンマも温泉行きたいって言ってたじゃん」


帰宅したばかりで総帥服のままたったシンタローは、ポケットに手を突っ込んだまま少し首を傾げて不思議そうにしている。
シンタローはキンタローと昼間話していたときに、偶然温泉の話になった。
キンタローが日本の温泉宿に是非行ってみたいというので、3人でじゃあ行こうという話になり、帰宅してすぐグンマに提案したのであるが。
グンマはぽかーんと口まで開けて驚いている。
一緒に帰ってきたキンタローもグンマが驚いたことが意外だったようだが、黙って2人のやり取りを聞いていた。


「ううん。すっごく嬉しい!3人で温泉~!やった!」
しかしすぐにグンマは従兄弟同士3人で日本の景勝地にある温泉宿に行ける喜びが全身を支配したようだった。
わーいわーいと言って、まるで子供のようにぴょんぴょん飛び跳ねている。
「そこまで喜ぶことかよ・・・」
と、シンタローはわが従兄弟ながら子どもっぽい、と呆れ顔だ。
いつもは気難しそうな表情のキンタローも思わず笑みをこぼした。



***************




2週間後。
日本支部に寄る用事があったシンタローは、2人の従兄弟を伴って海辺に面した景勝地の高級温泉宿に休暇を過ごしに出かけた。
父親のマジックは別の用事で本部を離れるわけにはいかなかったので、若い従兄弟3人組だけの旅行となった。
と言っても運転手や側近は護衛のためついてきたが、部屋は部下と別々なのでプライベート旅行と言っても良いだろう。


「わあ、広ーい!」
女将に案内されて入った和室は、2間続きのかなり広い部屋だった。
窓の外には、なんと広大な美しい太平洋に向かって開放された露天風呂があった。
「うわ、ホントに開放的な風呂!気持ちよさそう~」グンマと共に一足先に入ったシンタローが、早速ベランダのように張り出した部屋つきの貸切露天風呂を見て興奮している。
2人のはしゃいだ様子に呆れつつも、部屋に入ろうとしてごち、と鴨居に頭をぶつけたキンタローは、自分と同じくらいの背丈のシンタローが無意識にかがんで入ったことを思い出して1人こっそり苦笑した。


さすがに女将が風呂や食事の時間などの説明をし始めると、2人とも露天風呂から戻ってきてきちんと話を聞いた。
「ありがとう。3日間よろしく」
シンタローが最高の笑顔で礼を言うと、長身の彼を見上げていた女将の頬がこころなしか赤くなった。
女将は最初に玄関まで迎えの挨拶に来た時、あまりにも見目の良すぎる3人組に見とれていたが、他の従業員の目が硬直したように3人に釘付けになっているのに気づき、すぐ気丈にも立ち直って賓客の案内をし始めたのだった。
(さすがシンちゃんだよね~。女将さんも目がハートになってる)
グンマはそんなかっこいい従兄弟たちが誇らしくて、内心うれしかった。


頬を染めた女将が部屋を去ると、「さっそく風呂入ろうかな~」と脱ぎ始めているシンタロー。
グンマはまだ着いたばかりなのにシンタローが本当に脱ごうとしているのに驚く。
「えっもう入るの??」
慌ててキンタローを見遣ると、彼もシャツのボタンを外しにかかっている。
「何回でも入る!夜は大浴場にも行く!」
シンタローは押入れから浴衣とタオルを取ると、キンタローにも渡した。
2人が入るなら自分も、と思いグンマもすぐ脱いだ。
正直言ってグンマは裸体を見られるのが恥ずかしかったが、2人は平然としている。
男同士だし、従兄弟同士だからだろうか。


外に出ると、秋口のため少しひんやりした。
思わず自分の体を抱きしめてしまう。
海から来る風が潮のにおいを運んでくる。
「うわー気持ちいい・・・」
シンタローが海に向かって伸びをしていた。
キンタローもやってくると、竹で出来たベンチに浴衣などを置いて先に湯に入った。
グンマも大の男3人、それもそのうち2人が190cm超だが余裕で入ることができる、部屋つきの風呂にしてはかなり大きな石の露天風呂に身を沈めると、その温かな湯に押し出されるようにふうーっと深いため息が出た。


シンタローは器用に長い髪をくるりとアップにすると海に近いほうに入り、へりに腕を上げて海を眺めていた。
太平洋は秋の陽の光を受けて穏やかな銀色に輝いていた。
空は秋らしくどこまでも高く、時折薄いうろこ状の雲が見えるくらいで、とても澄んでいた。
キンタローはシンタローの側に近づくと、海を見ながら温泉なんて不思議だな、と話しかけていた。
そうだよなー。すげえ気持ちいい。
シンタローも楽しそうに応えている。
確かに、潮騒を聞きながら掛け流しの源泉100%の風呂に入ることが出来るなんて、贅沢で気持ち良いことこの上がない。


シンタローとキンタローの広い背中を見ながら、グンマは2人についてきて本当に良かったと思う。
実はグンマは旅行を提案されたとき、温泉旅行なんてシンタローとキンタローの2人だけで行きたいのではないかと思ったので、自分を誘ってくれたことが意外で意外で仕方がなかった。
2人の従兄弟は、どうやらお互いに特別な感情を持っているらしかったから。
始めはあんなにキンタローがシンタローに噛み付いていたのに、徐々に競うように総帥と科学者として伸びていったからなのか、お互いをよきライバル、そしてお互いの能力を認め合い肩を預ける間柄になっていた。
また、2人がどこまで行っているかは不明だったが、非常に親密な関係になっていることにグンマも気づいていた。
2人はグンマには気づかれていないと思っているかもしれないが―。


しばらくすると、グンマは自分の白い肌がもうすっかり赤くなってしまっているのに気がついた。
普段湯船につかったりしないので、あまり長く入るのは得意ではないし、それに―。
「ボク、のぼせそうだから先に上がるね。少し涼みにお庭の散歩に行ってくる」
「おう」
シンタローもわずかに上気していたが、にっと笑ってグンマが部屋に入るのを見送った。
グンマは浴衣の帯を結びながら露天風呂に続く窓を振り返ると、相変わらず湯につかりながら海を眺めている2人がいた。
(こういうときは2人にしてあげたほうがいいよね)
羽織を纏い部屋を出ると、旅館を探検しながら、庭園を歩いた。
旅館は海の反対側には山が迫っており、頂上の方は赤く色づきはじめていた。
雲を頂いた雄大な美しい山々に囲まれ、海も眺めることができるこの旅館は最高の立地だった。
庭の池には無数の美しい錦鯉が優雅に泳いでおり、見たこともないような大きさの鯉もいた。
眺めていたら、着物をきた従業員の男性が鯉の餌をくれたので、礼を言って餌をまくと、黒い鯉がまっさきに飛んできてぱくりと大きな口で餌を食べた。
池のそばに茶屋風の和菓子を出してくれるところがあったので、しばらく座って抹茶と和菓子と鯉を楽しんだ。




キンシン祭り!!  
KILL LOVE 記念SS    *10月11日にはworks部屋に移動しました。



ボクの大好きな従兄弟たち 2




陽も傾いてきたので部屋に戻ると、もう少しすると夕食が運ばれてくるということだった。
2人とも湯上りにふさわしく浴衣と羽織姿で、シンタローは軽くアップにした黒髪の後れ毛が少し色っぽかった。
2人の様子をそれとなく伺うと、何も変わった様子はない。
ちょっとがっかりしたグンマは、ドアのノックの音に気を取り直した。
何人かの仲居が、次々と豪華な料理を運んできた。
大きなテーブルいっぱいに料理が置かれ、また中央には巨大な鯛の上に色とりどりの刺身が載った船盛が置かれる。
シンタローが皆の分ビールを注ぐと、「乾杯!」と言って杯を掲げた。


夕食はもう豪勢で素晴らしかった。
近海で獲れたという新鮮な海の幸や、山も近いこともあって豊富な山の幸が素材の味を殺すことなく調理され、美しく盛り付けられていた。
シンタローとキンタローは、一杯目のビールが終わると、すぐ冷酒の徳利を傾け始めた。
グンマは日本酒は得意ではなかったので、ビールをおかわりした。
「おいしいね~」
グンマは頬を真っ赤にしながら、にこにこと笑う。
シンタローとグンマが馬鹿話をしたり、キンタローをシンタローがからかってやり返されたり。
キンタローがグンマの発明をほめると、シンタローがデザインを笑ってグンマが怒る。
酒の勢いもあって笑いが止まらない。


グンマはだいぶ酔ってきて、なんだか自分が昼間2人に気を遣っていたのがばかばかしくなってきた。
こうしてグンマだけが気を遣っているのは不公平ではないか。
2人が関係をおおっぴらにしてくれれば、こちらだって態度のとり方を決めることが出来る。
2人を観察しているのも、疲れたし、もどかしい。
キンタローもシンタローも、だいぶ酒を飲んでいて特にシンタローは頬を朱に染めている。
キンタローはもともと酒が強いこともあって、あまり顔には表れないがそれでもいつもより饒舌だった。
皆酔ってるし、まあいいか、と意を決すると、「ねえ」と2人に声をかける。


「ん?」
と同時に振り返ったシンタローとキンタロー。
いつも息がぴったりだ。
「シンちゃんとキンちゃんってつきあってるの?」
できるだけ可愛らしく、聞いてみた。


「はあ!?」
あからさまに真っ赤になって、怒ったようにわめき出したのはシンタローだった。
キンタローはというと、頭が真っ白になったという感じで猪口を持ったまま硬直している。
「ん、なわけあるかっ!?なんでそうなるんだよっ!」
後れ毛を振り乱して、うなじまで真っ赤にして怒ったシンタローはグンマに手元にあったお絞りを投げつけた。
「ええっ違うの?だって仲良いから・・・」
お絞りが顔にもろにぶつかった。
グンマが意外そうに言うと、シンタローが膝立ちになってグンマをはたこうとしてきた。
「あーのーなあ!仕事で一緒にいるんだろうが!」
酔っているので手元が狂っているらしく、グンマでも簡単にその手を避けることができた。
まあまあ、とシンタローの猪口に酒を注ぎながら、グンマも微笑む。
「いいじゃん。ボクに隠さなくったってさー。ボク応援するよ?」
あくまでも聞き出そうと食い下がるグンマに、シンタローはぐいっと酒を飲んでから飛び掛った。
この、と技を掛けてこようとするシンタローに対し、きゃあきゃあとじゃれているようなグンマ。
まるで子どもの遊びだった。
しかし、今まで硬直していた男が、ここで立ち上がった。


「いや」
硬質で低音な声が静かに発せられると、ヘッドロックをかけていたシンタローとかけられていたグンマは声の主を振り返った。
ゆらりと、長身の金髪碧眼の男が近づいてくる。
ただならぬ雰囲気に2人が身を離すと、「どーしたんだ、キンタロー」と、シンタローが心配そうに見上げた。
キンタローがシンタローの話を否定した?
ということは、実は2人はつきあっている?
グンマの胸が高鳴る。
シンタローの側に立ち膝をしたキンタローが、何を言うのかと思ってグンマは固唾を呑んで見守った。
「オレはシンタローが好きだぞ」


「え・・・?」
シンタロー、グンマ、2人の声が重なる。
シンタローは信じられないといった放心した顔でキンタローを見上げている。
グンマは、驚きながらも、2人に気づかれないように少しづつ後ずさって距離をとった。
(そうか、まだ付き合ってはなかったんだな)
今まさにこの瞬間に立ち会ってしまったことに興奮を禁じえずにいると、キンタローがシンタローの頬に手を添えた。
そして。



キンシン祭り!!  
KILL LOVE 記念SS    *10月11日にはworks部屋に移動しました。



ボクの大好きな従兄弟たち 3




(わーっ!!キンちゃん!大胆過ぎ!!)
グンマは思わず顔を両手で覆うが、つい指の間から2人の様子を見てしまう。


「ん・・・っ!や・・・」
シンタローは驚いて逃れようとするが、キンタローは彼の後頭部に手を回し、またしっかりと抱きしめてしまって離さない。
「ぁ・・・ふ」
しばらくして、抵抗が弱まり、漏れる吐息が甘いものとなっていく。
(う・・・。シンちゃん、色っぽい・・・)
頬や少しはだけた浴衣の隙から見える胸元が桜色に染まっている。
小さい頃から見てきた従兄弟なのに、どきどきしてしまう。
(キンちゃん、キス上手いからなあ・・・)
なんでそんなこと知ってるかって?
ナイショ。


ようやくキンタローはシンタローを離すと、黒い前髪をかきあげてやった。
シンタローはすぐに恥ずかしそうにキンタローを非難するような目をした。
「お前はオレをどう思っている?」
キンタローには、グンマのことはおよそ眼中にないかもしれない。
真っ直ぐにその青い目でシンタローの黒い目を見つめるキンタロー。
生真面目な性格の彼が、冗談を言っているようには思えなかった。


「お前、酔ってんのか・・・?」
シンタローが半信半疑といった顔で困惑しながら尋ねる。
キンタローは青い目を少し見開くと、髪をかきあげて静かにため息をついた。
「酔っていないと言えば嘘になる。相当量の酒を飲んで少し頭もボーっとする。・・・でも前からお前が好きなのは本当だ。酒の力を借りていると思ってくれても構わない」
シンタローはその答えに、ようやく頭のてっぺんまで茹蛸のように真っ赤になった。
「オ、オレは・・」
シンタローは戸惑ったようにうつむく。
グンマからは表情は良く見えなかったが、心臓がどきどきしつつもグンマはなるべく気配を消した。
自分のせいでこの雰囲気をぶち壊したくはない。
「オレも、お前のこと、好きなんだと・・・思う。今わかった」


(やったね!!)
グンマは心の中でガッツポーズを作った。
キンタローは、ふわりと笑った。
「オレはお前の全てを支えて生きて行きたい。オレの一生は、これからもお前に捧げる」
「・・・」
見つめ合う2人の視界には、恐らくグンマは入っていない。
キンタローはさらに続けた。
「お前と分離してよかったと思ってる。こうして、抱きしめることができる」
腰が抜けたようになっているシンタローを、キンタローは力強く抱きしめた。


「おめでとうっ!!シンちゃん!キンちゃん!超お似合い~」
グンマはいよいよ自分はどうしようかと思っていたが、下手に気まずい思いをさせるのは嫌だったので、わざと明るく振舞った。
「乾杯しようっ!」
ビールの栓を開けて、2人にグラスを持たせるとなみなみと注いでやる。
嬉しくて仕方がなかった。
「グ、グンマ・・・」
恥ずかしい場面を見られてしまったとシンタローは青くなったが、キンタローはいたって平然としていた。
「はい、かんぱーい!」
グンマもキンタローもぐいっとビールを飲んだが、シンタローは固まっていた。
「もう、シンちゃん!いいじゃん。ボクだって、大好きなシンちゃんをどこの馬の骨とも知らない男になんかあげられないんだから。その点、キンちゃんだったら文句無く合格!お嫁に行って良いよ。って言っても家変わらないけどネ~」
「なんでオレが嫁なんだ・・・」
シンタローはがっくりとうなだれた。


そしてグンマはいそいそとフロントに内線電話をかけると、
「あ、すみませーん。ボクいびきがうるさいから他の部屋に寝たいんだけど、いいですか?はいお願いします」
と勝手にもう一部屋とってしまった。
「おいグン・・・」
シンタローが驚くが、グンマはシンタローの肩を叩いて笑う。
「いーの。ボクお邪魔虫になりたくないし。・・・それに」
「・・・それに?」
シンタローがきょとんと首をかしげた。
「ボク、キンちゃんとシンちゃんと一緒に旅行に来れただけですごいうれしいからいいの。だから、その、シンちゃん、キンちゃん、これからも時々は誘ってね。絶対邪魔しないから」
にこっと笑ったグンマに、シンタローは照れくさそうに笑った。
「・・・・おぅ」
「ああ」
キンタローも笑った。
「2人とも大好きだよ~。じゃ、ボクもう寝るからね」
従業員の男性が来たので、しばしのお別れと祝福の意味をこめて、グンマは1人ずつに抱きついてキスする。
そして荷物を持ってもらって部屋を去っていった。


シンタローは急に静かになった部屋で、ぽりぽりと頭を掻いた。
「あー・・・、オレたちももう寝るか・・・?」
隣の部屋にもう布団は3組敷いてあった。
「そうだな。これだけ酔っていると大浴場に行くのは危ない。明日にしよう」
キンタローは食事を下げるようにフロントに電話をすると、襖を開けた。
すぐに仲居らが来て、綺麗に後片付けがされた。
シンタローは自分が寝るかと言い出したにも関わらず、窓辺の椅子に座って暗い海を眺めていた。
背もたれの後ろに立つと、かがんで項にキスをした。
「う・・・。止めろ。ヘンな気になる」
「オレとしては歓迎だが?」
いつもの気難しそうな顔とも、また、さっきまでグンマといたときの顔とも違う、艶のある表情にどきりとする。


(オレってキンタローのこと好きだったんだ・・・)
結局おとなしく布団に入ったキンタローに妙な警戒心を抱きながらも、シンタローは自分の気持ちを再確認してまた赤くなった。
実は時々、キンタローに見とれていた。
キンタローは男の自分から見てもかなりの美形で男前だと思うし、いつも紳士的に振舞っているが、スーツの下に隠れた抑えた狂暴性がスリリングだった。
自分の気持ちを知って、戸惑う。
しかし、決して嫌な気持ちではなかった。


とりあえず一個あけて寝ろ、と言うと、3つあった布団の真ん中をおとなしくあけて寝てくれた。
それが残念なような、安心したような。
不思議で複雑な思いを抱えつつ、シンタローは今夜はよく眠れそうに無かった。


end


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