「シンちゃん」
親父の優しい声が聞こえる。
あの五月蝿かった日々は、突然終わりを迎えてしまった。
心の中に、大きな穴を感じながら俺は、久しぶりに親父と交わした情交のせいでギシギシ痛む体に鞭を打ちながら起き上がった。
「朝飯…」
「パパが作っておいたよ」
俺の部屋…いや、俺が親父のベッドに寝ていたんだ。
「なんだい?」
じっと親父の顔を見れば、一年前と違ってはっきりと俺の目に映る。
そう、一年前は何かフィルターのようなものがかかって見にくかった。
今ははっきりと見えるのは、これもすべてパプワのお陰なんだと実感した。
あいつは、俺に色々なものをくれた。
俺は、あいつに何をして上げられたのだろう。
もし、次に会うことができるのなら、俺はお前に何かをしよう。
「シンちゃん、パパと二人きりのときはパプワ君のことを考えないって、約束でしょ?」
「あ、ん、わりぃ」
だって仕方ないだろう。
もう、あの日常は戻ってこないのだから。
終わり
反省
シンちゃん、パパと一緒にいるときにほかの男のことを考えるなんて・・・、あとでひどい目にあうぞ!
俺にとって親父という存在はかなり、大きな存在であって、叶うはずなんてないものなんだと自分に言い聞かせていた。
それは、あの秘石眼の力ではなく存在自体が大きなものであったから、そして俺の憧れであり、尊敬する人だったから。
口では、サービスおじさんが一番だって言っていたけど、恥ずかしくていえなかったけど、本当はあんたが一番だ。
気づかれたくないからって、あんたに反抗ばかりしていた。
そうしないと、格好悪いって思っていた。
だけど、そんな自分が一番格好悪いってわかった。
だから正直になろう。
あんたにこの気持ちを伝えるために。
大好きだと、伝えるために。
終わり
反省
シンちゃんの独り言。
文章は相変わらず下手。
親父の髪は、キラキラ光って綺麗だと、俺は思う。
太陽の光って言ったら、なんか嘘臭いかもしれないが、それくらい綺麗で…眩しかった。
ふと、自分の髪を見れば暗闇のような暗さに、つい苦笑が漏れてしまう。
あれだけ、必死になって望んでいた光も、他人の俺にはどうあがいても手の届かない光だった。
光が欲しかった。
今でも欲しくて、
だから、親父を…
誘ってみた。
「親父、俺のことスキ?」
「何を言っているんだい?当たり前だよ。パパはシンちゃんのこと、大好きだよッ!!」
ほら、これを見てよと言わんばかりに、俺の人形を山のようにどこからともなく出してくる。
「じゃ、俺とセックスしよう?」
「ぇ?」
「親父のスペルマを、俺のケツの穴ん中にいっぱい注ぎこんでくれよ」
ああ、鳩が豆鉄砲食らったような顔して…そんなに、イヤなのか?
「シンちゃん、冗談きつ…」
「んなら、キンタローとでもしてく―」
離れようとしたとき、腕を掴まれた。
「いかせないよ」
あの青い瞳が、俺を捕らえた。
「気が済んだかい?」
お腹が熱くて、少し満たされた感覚が胸にしみわたる。
「ぁっ……熱い…親父の…父さんのいっぱい…で、熱い」
「ああ、こんなにパパのを溢れさせて…。シンちゃんの太ももが、パパのでいやらしく濡れているよ。もしかして、まだ足りないのかな?わざと、誘っているでしょ?」
けど、
「ん…もっと、中にちょうだい。父さんのスペルマ、熱くて美味しい」
まだ、足りない。
少しでもあんたの光を手に入れたくて、これで満たされることができるのなら…
俺は、あんたを誘惑する。
終わり
反省
何が反省って?
そりゃ、Hシーンを入れていないから!
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