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七色の音階

蝶々とまれ＜マジ←シン＞
縺れる微熱、溺れる思考　続き

でも、そんなこと言ってもさ

あんたが他のやつのこと気に入ってるのイヤだって思う、認めたくない自分もいるんだ
あんたがオレの知らない所で、わけわかんないサイン会なんてやったりさ
オレの知ってるやつと、なんかオレがわからない様なこと話してたりとかさ、

なんだよアンタ、オレしか好きなんじゃねぇのかよ

って、

でも、
でもさ、
さっき思ったことだってホントなんだ

好きなものが増えるといい
時間が出来たアイツの新しい生活が穏やかなものだといい、
優しいものだといい
今まで忙しかったアンタの生活まで
愛しいものだったなんて、言えるほどに
なあ、気付けよ
こんなにもあんたの周りには、いろんなものが溢れてるってこと、
あんたの好きなものが、こんなにも優しいものが、周りにあるってこと、

あんた、実はそういうの好きだろ、

なんにも変わらない、
家族とか、
家とか、
毎日当たり前に思えるものとか、

なあ、気付けよ
あんたの欲しいもの、こんなにも周りに溢れてるってこと


なあ、
気付けよ、

そんなあんたのこと、どうしようもないほど好きなオレがいるってこと

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一番、ただ普通のなんのへんてつもない"家庭"を望んでたのは、シンちゃんのようで、実はマジックだと思います。









一つの傘に二人







タカラモノ＜マジ→シン＞

シンちゃんかわいい　って言ったら
いくつだと思ってんだ馬鹿　って叱られた。
先のことは分からないけど、シンちゃんがいくつになってもきっと私はそう思ってるよ

って言ったら、
また　馬鹿じゃねぇの　って言われた。

それじゃあさ、馬鹿になるくらいお前のことが好きってことで、ね？

そう言ったら、もっと馬鹿馬鹿言われたので、

なんだかそんなに言われると、
パパがシンちゃんのことすごい好きなのがシンちゃんに解ってもらってるみたいで嬉しいなあ
って言ったら、

今度は黙って殴られました、


大好き





地平線上、閃く軌跡


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