あんさんのこと、ほんまに好きなんや。
それが「友情」やなくて「恋情」であるってことが、あんさんにとってはえろう重大問題みたいどすなぁ…。
せやけど一般常識に囚われるなんて、シンタローはんらしくないと思いまへんか?
あぁそない困った顔せんといて。
かいらしい顔が歪むんは、見とぉないんどす。
それに…あんさんにそない顔させとんのが、わてや思うと切ないんどす。
あんさんが良く言うような男同士とか、上司や部下だとか?
そないな些細なこと、わてにはなんの障害にもなりまへんのや。
大昔の聖書にあるやろ?
「女を愛すように男を愛すな」と。
あれって、逆ですわ。
そない大昔の神さんの時代にかて、同性を愛する輩がおったってことでっしゃろ?
禁止せなあかん位に。
ちゅーことは、同性同士の恋愛かて人間の遺伝子に書き込まれているってことになりまへんか?
ならわてらにはなんの障害もありませんわ。
遺伝子に刻まれた「あんさんを愛する」という指令に素直に従えばいいだけどすから。
そろそろ…顔、あげてくれまへんか?
わろて欲しいんどす。
いつもの太陽みたいに。
怒ってくれてもええどす。
殴ってくれても。
何してくれてもええんどす。
わてのこと、あんさんの好きにしてほしいんどす。
…
せやから、わてのこと信じてください。
ほんまに…ほんまに好きなんどす。
答えてください。
わてのこと好きでっしゃろ?
シンタローはんが、わてのこといくら邪険にしたかて、認められない心の奥の奥の奥には、わてへの気持ちが隠されているって知っています。
でもそれを素直に出すことが出来ないのも分かっています。
せやからわては笑います。
シンタローはんがわてにわろてくれるように。
優しゅう笑います。
臆病な子ぉが、初めて一人で歩き出すのを見守るおかあはんのような気持ちで。
なんや、いつもと立場が逆どすなぁ…。
シンタローはん、眉間に皺よってますわ。
へぇ、臆病なのはわての専売特許なのは知ってます。
せやけど、恋っていうのはすごいものなんどすえ?
臆病者をえらい自信家にしてくれるんですわ。
待つのには慣れとりますさかい、ゆっくり考えておくれやす。
せやけど…あんまり待たせすぎると、わてかて不安になってまうてこと覚えてておくれやす。
臆病になってるあんさんの手ぇ引っ張って、わての腕ん中閉じ込めてまうかもしんまへんなぁ。
小鳥のように震えるあんさんを、きゅう…って抱きしめて、あんさんがなぁんにも考えられないように、むつかしいことばっかり考えてまうオツムん中、からっぽになるまで抱っこしてまうかもしれませんで?
そないしたら、あんさんはわてのことだけ考えてくれますやろ?
覚えててください。
わての腕んなかだけや、あんさんがゼロになれんのは。
わてだけが、ゼロんなって赤さんのようになったシンタローはんを守ってあげられるんや。
だから、あぁ…だから、はよ来てください。
それが「友情」やなくて「恋情」であるってことが、あんさんにとってはえろう重大問題みたいどすなぁ…。
せやけど一般常識に囚われるなんて、シンタローはんらしくないと思いまへんか?
あぁそない困った顔せんといて。
かいらしい顔が歪むんは、見とぉないんどす。
それに…あんさんにそない顔させとんのが、わてや思うと切ないんどす。
あんさんが良く言うような男同士とか、上司や部下だとか?
そないな些細なこと、わてにはなんの障害にもなりまへんのや。
大昔の聖書にあるやろ?
「女を愛すように男を愛すな」と。
あれって、逆ですわ。
そない大昔の神さんの時代にかて、同性を愛する輩がおったってことでっしゃろ?
禁止せなあかん位に。
ちゅーことは、同性同士の恋愛かて人間の遺伝子に書き込まれているってことになりまへんか?
ならわてらにはなんの障害もありませんわ。
遺伝子に刻まれた「あんさんを愛する」という指令に素直に従えばいいだけどすから。
そろそろ…顔、あげてくれまへんか?
わろて欲しいんどす。
いつもの太陽みたいに。
怒ってくれてもええどす。
殴ってくれても。
何してくれてもええんどす。
わてのこと、あんさんの好きにしてほしいんどす。
…
せやから、わてのこと信じてください。
ほんまに…ほんまに好きなんどす。
答えてください。
わてのこと好きでっしゃろ?
シンタローはんが、わてのこといくら邪険にしたかて、認められない心の奥の奥の奥には、わてへの気持ちが隠されているって知っています。
でもそれを素直に出すことが出来ないのも分かっています。
せやからわては笑います。
シンタローはんがわてにわろてくれるように。
優しゅう笑います。
臆病な子ぉが、初めて一人で歩き出すのを見守るおかあはんのような気持ちで。
なんや、いつもと立場が逆どすなぁ…。
シンタローはん、眉間に皺よってますわ。
へぇ、臆病なのはわての専売特許なのは知ってます。
せやけど、恋っていうのはすごいものなんどすえ?
臆病者をえらい自信家にしてくれるんですわ。
待つのには慣れとりますさかい、ゆっくり考えておくれやす。
せやけど…あんまり待たせすぎると、わてかて不安になってまうてこと覚えてておくれやす。
臆病になってるあんさんの手ぇ引っ張って、わての腕ん中閉じ込めてまうかもしんまへんなぁ。
小鳥のように震えるあんさんを、きゅう…って抱きしめて、あんさんがなぁんにも考えられないように、むつかしいことばっかり考えてまうオツムん中、からっぽになるまで抱っこしてまうかもしれませんで?
そないしたら、あんさんはわてのことだけ考えてくれますやろ?
覚えててください。
わての腕んなかだけや、あんさんがゼロになれんのは。
わてだけが、ゼロんなって赤さんのようになったシンタローはんを守ってあげられるんや。
だから、あぁ…だから、はよ来てください。
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